「種類が多くてどれを選んだらいいか分からない…」
「成分バランスが良いキャットフードはどれ?」
こんな悩みをお持ちではありませんか?
この記事では、300種類以上のキャットフードを調べた中から、上位だった約40品を各社の公式サイトの数字で確かめ直し、原材料と成分の12項目・100点満点で採点して並べています。
採点の基準と、キャットフードの選び方もあわせてまとめました。
このランキングの数字は、2026年9月30日に各社の公式サイト(日本の販売元・輸入元のサイトを含む)で確かめた原材料と成分です。数字は変わることがあるので、買う前に公式サイトでも確かめてください。
- 300種類以上を調べ、上位の約40品を公式の数字で採点し直した
- 独自基準「6つの原材料評価」は"書き方の具体さ"と"添加物"で採点(50点)
- 独自基準「6つの成分値評価」は"猫の栄養学"をもとに採点(50点)
- おすすめランキングの成分値比較は「DM(乾物量)」で実施
- 実際に食べてみた結果、肉系は「味しっかりでにおい強め」、魚介系は「あっさりにおい薄目」な傾向
- 原材料と成分で採点したキャットフードランキング【Sランク】
- 意外と知らない⁉ 本当に良いキャットフードの選び方
- 安易に「グレインフリー」というキーワードで決めない
- 子猫やシニア猫に合わせたキャットフード選び
- キャットフードを選ぶ時の注意点
- 原材料と成分で採点したキャットフードランキング【Aランク】
- ランキングに入っているブランドを公式サイトで確認する
- キャットフードおすすめランキングに関するよくある質問
- 【原材料】キャットフードランキングの評価基準(50点)
- 【成分値】キャットフードランキングの評価基準(50点)
300種類以上を調べ、上位の約40品を公式の数字で採点し直した
検索されることの多いキャットフードを中心に300種類以上の原材料と成分を調べ、採点の基準を作りました。そのうえで、上位だった約40品を2026年9月30日に各社の公式サイトで確かめ直し、このページの点数を付け直しています。
飲まず食わず、不眠不休……ではなく、しっかりと食べて寝ながら半年かけておすすめランキングを作成しました!
↓実際に調査している際の状況と、作成した画像の一部です。

本当に手間がかかりましたが、自分なりに満足のいく内容のおすすめランキングができたと思っています。
今回、おすすめランキングの作成に使用した、独自基準はこちらです。
日本の飼い猫の多くは室内で暮らしているため、運動量が限られる室内飼いに合わせて上限の数字を決めています。
※参考:令和4年全国犬猫飼育実態調査
具体的には「5つの原材料評価」と「6つの成分値評価」の2つで評価しています
公式サイトで見つからなかった3品(銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚クリーム毛玉ケア、ハッピーキャット ローファット、ソリッドゴールド インドアキャット)は、ランキングから外しています。
独自基準「6つの原材料評価」は"書き方の具体さ"と"添加物"で採点(50点)
原材料は、袋の裏の原材料欄を見て次の6つの点で採点しています。
原材料欄は、使った量の多い順に上から書かれているよ

① 主原料の状態をチェック!

1番目と2番目の原材料に、生・乾燥などの状態と「%」まで書かれていれば、何がどれだけ入っているかを袋の裏で確かめられます。状態と%の両方があればA(10点)、チキン・サーモンなど種類の名前までならB(5点)です。
② 動物性タンパク質が中心

猫は肉食動物なので、1番目と2番目が肉や魚かを見ています。両方とも肉や魚ならA(10点)、片方だけならB(5点)です。
タンパク質量を比較したい場合は「343商品のタンパク質量を比較!どのキャットフードが多い少ない?」をご覧ください。
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343商品のタンパク質量を比較!どのキャットフードが多い少ない?
続きを見る
③ 配合量(%)の書き方

%まで書かれていると、原材料の量を読み手が自分で確かめられます。この項目は①の中で採点しています。
④〜⑥ 添加物と原材料名の具体さ
原材料名の具体さ(10点)
⇒1〜5番目の原材料に「〇〇ミール」「〇〇類」「副産物」のように、名前から中身の部位が分からないものがないかを見ています。括弧の中に中身が全部書かれている場合は、その中身で判断しています。
着色料(5点)
⇒原材料欄に着色料がなければA(5点)、カラメル色素や野菜色素など天然由来のものだけならB(2点)です。猫は赤色を見分けにくいとされていて、色は主に人の目に向けたものです。
香料(5点)
⇒香料がなければA(5点)、天然風味料など天然のものだけならB(2点)です。
酸化防止剤(10点)
⇒原材料欄に酸化防止剤の名前がなければA(10点)、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物など天然のものだけならB(8点)、合成のものがあればC(0点)です。BHA・BHT・エトキシキンは、ペットフード安全法で猫用の合計の上限が150μg/gと決められています。
独自基準「6つの成分値評価」は"猫の栄養学"をもとに採点(50点)
6つの成分評価は、「猫の栄養学」を中心に、海外のものも含む論文や文献をもとに決めています。
海外の文章を調べるのに苦労しました…

この表を使って、全300種類についてまとめました。
PFCスコアで成分値を評価

PFCスコアとは、猫に必要な三大栄養素の「P=タンパク質」「F=脂質(脂肪)」「C=炭水化物」がどのくらいの値で配合されているかを評価する指標です。
PFCとは?
- P:Protein タンパク質
- F:Fat 脂質(脂肪)
- C:Carbohydrate 炭水化物
P・F・Cそれぞれを、水分を除いた値(DM)でA・B・Cに分けています。
具体的な評価基準は、
- P タンパク質(DM)
- A評価:36.1~40%
- B評価:31.1~36%
- C評価:26%~31%
- F 脂質(DM)
- A評価:18.1~20%
- B評価:13.1~18%
- C評価:9~13%
- C 炭水化物
- A評価:~19%以下
- B評価:19.1~34.9%
- C評価:35%~以上
6つの成分値評価はこちら。
| 評価項目 | 配点 |
|---|---|
| たんぱく質(DM) | 36.1〜40%:10点/31.1〜36%:6点/26〜31%か40%超:3点 |
| 脂質(DM) | 18.1〜20%:10点/13.1〜18%:6点/9〜13%か20%超:3点 |
| カルシウムとリン | カルシウム÷リンが1.0〜1.5:8点/それ以外:0点/表示なし:4点 |
| マグネシウム | 0.10%以下:8点/0.11%以上:0点/表示なし:4点 |
| 炭水化物(DM) | 19%以下:10点/19.1〜34.9%:5点/35%以上:0点 |
| オメガ脂肪酸 | オメガ6がオメガ3以上:4点/オメガ3のほうが多い:0点/表示なし:2点 |
参考論文・文献抜粋
【論文】給餌方法な らびに食餌中蛋白質含量がネコの排尿頻度および尿pHの 日内変動に及ぼす影響
【Youtube】How Cats See The World
【環境省】ペットフード安全法基準規格等 [動物の愛護と適切な管理] (env.go.jp)
【環境省・農林水産省】資料1 愛がん動物用飼料の基準・規格案 (env.go.jp)
【論文】ネコにおける高蛋白食給与が尿中ストルバイト結晶数ならびに尿不溶性有機成分濃度に及ぼす影響
【論文】ドライキャットフードの粗蛋白質ならびに炭水化物含量が成ネコにおける見かけの消化率に及ぼす影響
【森永製菓株式会社】エネルギー産生栄養素とは?エネルギー産生栄養素の基本、理想のバランスなどを分かりやすく解説 (morinaga.co.jp)
【論文】食餌の水分含量および脂肪含量がネコの尿量に及ぼす影響
【論文】ペットフードで使用される主なカルシウム、リン、マグネシウム源原料(前編)
【論文】成ネコに対する炭水化物給与の是非:ストルバイト形成能とミネラル栄養
【サイト】ペットフードにおける炭水化物の算出方法(konaka-ah.com)
【栄養基準】2016 AAFCO Midyear Meeting Committee Reports
・・・など。
実際には、もっと多くの論文を調査しています。各記事の中にある参考文献などもその一部なので、記事を読みながら参考にしてください。
さらに、おすすめランキングを作成するにあたって、原材料・成分値以外にも注意した点について解説していきます。
正確に比較するためには、いろんな要素を考慮する必要があるんだ
おすすめランキングの成分値比較は「DM(乾物量)」で実施
成分値を比較するためには、水分量を抜いた「DM(dry matter)乾物量ベース」で比較する必要があります。
水分量が6%違うと、成分値が3%も違ってくる
↓図解の説明はこちら(分かり易くドライとウェットの比較も)。

水分量を含んだ〇〇以上などの数値で比較すると、キャットフードの種類によって水分量が違うため、タンパク質や脂肪量が正確に比較できません。
有名なキャットフードでも水分の数字はそろっていません。公式の保証成分では、ピュリナ ワンは水分12%以下、ロイヤルカナンの多くは6.5%以下、モグニャンは5%以下です。
意外と身近にある商品も、水分量の違いに注意
身近なキャットフードにも水分量が違う商品があり、それらの成分を正確に比較するには「DM(乾物量)」での比較が必須です。
このおすすめキャットフードランキングでもDM(乾物量)で比較しています。
実際に食べてみた結果、肉系は「味しっかりでにおい強め」、魚介系は「あっさりにおい薄目」な傾向

実際に食べてみての全体的を通しての感想は、おやつでもなく主食でもなく、ビールのつまみに合いそうなスナックといった印象です。
チキン味などの肉類は、においを強めで味もしっかりと感じることが多かったです。
逆にサーモンなどの魚介系が主原料の場合は、においが薄めの商品が多く、また味付けもあっさりと感じました。
種類ごとに、特徴の傾向があることが判明…
においが強めで味付けが濃いキャットフードを好んでいる猫ちゃんには、チキンを始めとする肉系のキャットフードを選択すると喜んで食べてくれるかもしれません。
味にはあまり興味がなく、食感や塩味を気にする場合には、キブルの大きめの商品や魚介系を選択がおすすめです。
原材料と成分で採点したキャットフードランキング【Sランク】
85点以上のSランクは8品でした。同じ点数のときは五十音順に並べています。点数の内訳と、どこで点を落としたかも書いています。
| 点数 | 商品 | 原材料 | 成分 |
|---|---|---|---|
| 91点 | カナガンキャットフード チキン | 50点 | 41点 |
| 91点 | グランツ チキン&サーモン | 50点 | 41点 |
| 89点 | エリザベスキャットフード サーモン | 48点 | 41点 |
| 87点 | オリジン フィット&トリムキャット | 48点 | 39点 |
| 87点 | カナガンデンタルキャットフード | 50点 | 37点 |
| 86点 | アカナ グラスランドキャット | 48点 | 38点 |
| 86点 | アカナ ワイルドプレイリーキャットレシピ | 48点 | 38点 |
| 86点 | ロニーキャットフード チキン | 48点 | 38点 |
S ランク 91点
レティシアン
カナガンキャットフード
チキン


PFCスコア
- P:A評価
- F:A評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):37%
- 脂質(DM):18.2%
- 炭水化物(DM):29.7%
- エネルギー:405kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 50点/成分 41点
原材料の1番目は乾燥チキン35.5%、2番目はチキン生肉25%で、原材料の6項目はすべて満点でした。
点を落としたのは、炭水化物(水分を除いて約29.7%)がBだったことと、マグネシウムの数字が公式サイトに書かれていないことです。
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S ランク 91点
GRANDS
グランツキャットフード
チキン&サーモン


PFCスコア
- P:A評価
- F:B評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):38.3%
- 脂質(DM):17.8%
- 炭水化物(DM):28.9%
- エネルギー:367kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 50点/成分 41点
原材料は脱水チキン24.5%、フレッシュチキン15.0%、脱水サーモン14.0%と、先頭から割合が書かれています。原材料の6項目はすべて満点でした。
点を落としたのは、脂質(水分を除いて約17.8%)と炭水化物(約28.9%)がBだったところです。カルシウム・リン・マグネシウム・オメガ脂肪酸は、公式の一覧に数字が載っていて満点でした。
実際に食べてみた感想は、粒が小さめで食感も軽く、食べやすい印象でした。味もそれほど塩味を感じず、あっさりとした仕上がりです。
袋は500gで、公式サイトの初回は500gの袋と他の味のサンプルが届きます。
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S ランク 89点
マッサンペットフーズ(ヒューマル)
エリザベスキャットフード
サーモン

PFCスコア
- P:A評価
- F:B評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):39.6%
- 脂質(DM):17.6%
- 炭水化物(DM):29.1%
- エネルギー:381kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 48点/成分 41点
原材料は「魚類(生サーモン16%、脱水サーモン12%、脱水ニシン12%…)」から始まり、そのあとに肉類(脱水鶏肉15%…)が続きます。
点を落としたのは、酸化防止剤が天然のもの(公式のよくある質問で「自然由来のクエン酸、ビタミンE」)でB、脂質と炭水化物がBだったところです。
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S ランク 87点
チャンピオンペットフーズ(日本の販売元:AFJ)
オリジン
フィット&トリムキャット
PFCスコア
- P:C評価
- F:B評価
- C:A評価
分析データ
- タンパク質(DM):46.7%
- 脂質(DM):16.7%
- 炭水化物(DM):18.9%
- エネルギー:371kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 48点/成分 39点
原材料は新鮮鶏肉20%、新鮮鶏内臓(レバー、心臓)11%から始まり、公式の商品ページには動物原材料の割合も書かれています。
炭水化物は水分を除いて約18.9%で、このランキングでいちばん少ない組でした。点を落としたのは、たんぱく質が約46.7%と基準の40%を超えたことと、酸化防止剤が天然のものでBだったところです。
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S ランク 87点
レティシアン
カナガンデンタルキャットフード

PFCスコア
- P:B評価
- F:A評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):35.2%
- 脂質(DM):19.7%
- 炭水化物(DM):30.7%
- エネルギー:407kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 50点/成分 37点
原材料はターキー生肉36.8%、乾燥チキン15.2%から始まり、原材料の6項目はすべて満点でした。
点を落としたのは、たんぱく質(水分を除いて約35.2%)と炭水化物がBだったことと、マグネシウムの数字が公式サイトに書かれていないことです。
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S ランク 86点
チャンピオンペットフーズ(日本の販売元:AFJ)
アカナ
グラスランドキャット
PFCスコア
- P:C評価
- F:A評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):41.1%
- 脂質(DM):20%
- 炭水化物(DM):25.6%
- エネルギー:393kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 48点/成分 38点
原材料は生鴨肉12%、新鮮鶏肉11%から始まり、新鮮卵、乾燥鶏肉、乾燥七面鳥肉と動物性の原料が続きます。
点を落としたのは、たんぱく質が約41.1%と基準の40%を超えたこと、酸化防止剤が天然のものでBだったこと、炭水化物がBだったところです。
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S ランク 86点
チャンピオンペットフーズ(日本の販売元:AFJ)
アカナ
ワイルドプレイリーキャットレシピ
PFCスコア
- P:C評価
- F:A評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):41.1%
- 脂質(DM):20%
- 炭水化物(DM):25.6%
- エネルギー:393kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 48点/成分 38点
原材料は新鮮鶏肉11%、生七面鳥肉10%から始まり、新鮮鶏内臓、乾燥鶏肉と続きます。たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分の数字は、グラスランドキャットと同じでした。
点を落としたところもグラスランドキャットと同じで、たんぱく質が40%を超えたこと、酸化防止剤が天然のもの、炭水化物がBだったところです。
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S ランク 86点
マッサンペットフーズ(ヒューマル)
ロニーキャットフード
チキン


PFCスコア
- P:A評価
- F:C評価
- C:B評価
分析データ
- タンパク質(DM):39.6%
- 脂質(DM):22%
- 炭水化物(DM):25.8%
- エネルギー:410kcal/100g
- 点数の内訳:原材料 48点/成分 38点
原材料は「肉類(脱水鶏肉29%、鶏生肉20%、鶏タンパク質9%、鶏脂8%)」から始まります。公式サイトには、カルシウム1.0%・リン0.8%・マグネシウム0.1%の数字も載っています。
点を落としたのは、脂質が水分を除いて約22.0%と基準の20%を超えたこと、酸化防止剤が天然のものでB、炭水化物がBだったところです。
食べてみた感想は、少しにおいがきつめかもしれません。食感もしっかりしていて、固めの粒が好きな猫ちゃんには向いていそうな作りでした。
詳しく見る
意外と知らない⁉ 本当に良いキャットフードの選び方

ここでは、キャットフード選びの基本となる知識を紹介していきます。
「もう知っているよー」という方は、読み飛ばしてください。もし興味があれば振り返りも含めて、再度基本的なキャットフードの選び方について学んでいきましょう。
意外と知らない、分析試験と給与試験についても解説

キャットフードの種類には目的別に4種類、タイプ別に4種類あり、大きく分けて8タイプもの種類が存在。
しかも原材料の書き方や中身は製品によって大きく違うので、選ぶときは袋の裏を読む知識が役に立ちます。
初めての方は、愛猫のためにも勉強していこう
メインのごはんを探している場合は「総合栄養食」

毎日のメインの食事として与えるキャットフードを探している場合は、「総合栄養食」と表示されているキャットフードを選ぶようにしましょう。
総合栄養食と表示されているキャットフードは、ペットフード公正取引協議会が定める試験の結果に基づき、特定の成長段階の猫が健康を維持することが可能であると証明されています。
総合栄養食を選んでおけば、まずはOK!
分かりやすく言うと、総合栄養食と表示されているキャットフードは「そのフードと水だけ」で猫の健康を維持できるということです。
総合栄養食の判定をしている検査は「分析試験」と「給与試験」
総合栄養食の証明を行っている検査には「分析試験」と「給与試験」があります。
分析試験はAAFCOの基準に該当しているかを、成分分析によって行い、分析費用は掛かりますが比較的簡単に行うことができるのが特徴です。
一方で給与試験は準備に時間がかかり試験期間も長いため、あまり実施しているメーカーが少ないのが現状です。しかしその証明性は高いと言われています。
なぜかというと、AAFCOが独自に定めているAAFCO給与プロトコール(給与試験)にクリアしていれば、AAFCOの栄養基準をクリアしているかは問わないとされていて、「分析試験 < 給与試験」であることが分かります。
給与試験で確かめたと書かれている製品は多くありませんが、見つけたら選ぶときの目安の一つになります。
タイプ別の種類は主に「ドライかウェット」
キャットフードの形状別のタイプには、「ドライ・ウェット・ソフトドライ・セミモイスト」の、4つのタイプがあります。
しかし、ソフトドライやセミモイストに使われることのあるプロピレングリコールは、ペットフード安全法の基準で猫用には使えません。
そのため現実的にはあまり出回っていないので、選択をするとすれば「ドライかウェット」の2択になるでしょう。
ドライは傷みにくい、ウェットは嗜好性アップ

↓主な特徴をまとめた内容がこちら。
| 種類 | 水分量 | 価格 | 種類 |
|---|---|---|---|
| ドライ | ~12%以下程度 | 安め | 非常に多い |
| ウェット | 70%~95%程度 | 高め | 多い |
| ソフトドライ | 25%~35%程度 | 普通 | 少ない |
| セミモイスト | 〃 | 〃 | 〃 |
ドライフードの特徴
水分量が12%以下程度の固形状になったキャットフードのことを言います。
水分量が少ないため保存性に優れ、ウェットタイプに比べてコスパにも優れていますが、風味はウェットタイプには劣るため、目的に応じて使い分けることが重要です。
ウェットフードの特徴
水分が70%~95%程度あり、アルミやレトルトパウチの包装されているキャットフードです。
水分量がとても高いため、水分補給も同時に行えますが、ドライタイプに比べて高価格な商品が多く、維持費が多くかかる傾向にあります。
ドライフードとウェットフード、それぞれメリットデメリットがあるので、それぞれの特徴をよく理解して選ぶようにしましょう。
愛猫の好みも大切にしてくださいね
キャットフードの詳しい種類と選び方
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知らないと…健康リスクが高くなるキャットフードの特徴と種類の選び方
続きを見る
不使用を選べばより安心だけど注意点もある
不使用と書かれていると、「安心だね」と安易に思ってしまいがちですが、グレインフリーと同様に、しっかりと添加物の内容を確認する必要があります。
確認をしないと、「不使用なのに添加物が入ってる…」なんてことになりかねません。
「不使用=完全不使用」ではない点に注意!
「不使用」という表記だけに惑わされないようにしてください。

キャットフードの種類は様々ありますが、「香料不使用」、「着色料不使用」などの猫の体への影響が気になる添加物を、使用していない商品があります。
ただ不使用キャットフードにも表示に関する注意点があり、不使用と表示されていたので安心していたら、香料や着色料が使用されていたなんてことになってしまうかもしれません。
「不使用」の表示だけで決めず、原材料欄で中身を確かめてから選びましょう。
正しい知識を持って不使用キャットフードを選択していきましょう。
知らなかったでは済まない…、愛猫のために確認しよう
不使用キャットフードはこちらの記事で解説しています。
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【意外と知らない不使用の真実…】不使用キャットフードの選び方とメリットデメリット
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安易に「グレインフリー」というキーワードで決めない
最近は「グレインフリー」という言葉をよく耳にしますが、グレインフリーは穀物を使っていないという意味で、それだけで中身の良し悪しは決まりません。
言葉だけで選ばず、原材料欄を確かめよう

グレインフリーは「穀物不使用」という事実を表す言葉で、人の食べ物でいえば「卵不使用」や「大豆不使用」と同じです。
実は、グレインフリー自体はただの「穀物が不使用」という事実であり、人の食物で例えると「卵は不使用」や「大豆不使用」などがあげられます。
愛猫に合った種類を選ぶことが大切です
グレインフリーの製品は、穀物の代わりに肉や魚、豆やいもが多く使われる傾向があります。
そのため、グレインフリーかどうかより、原材料の1番目と2番目を見るほうが確かです。
子猫やシニア猫に合わせたキャットフード選び

キャットフードを選ぶ時、何となく選んでいませんか?
実は、猫は「年齢によって必要な栄養素が違う」ということをご存じでしょうか。
子猫は成長のために多くのエネルギーが必要で、シニア猫は年齢に合わせた量に切り替えていく時期です。
人間と同じで、年相応の栄養素があるんだね
そして年齢別に売られているキャットフードは、ちゃんと年齢ごとに必要なエネルギー量と栄養素に調整されていて、年齢に合わせたものを与えなければなりません。
「大体でいいんでしょ」「食べればみんな一緒」こんな声が聞こえてきそうですが…。
確かに、食べればみんな一緒だし、成猫用フードをシニア猫が食べてからといって、何の問題も起きないことがほとんどでしょう。
しかしここで問題なのは、今日や明日のことではなく、一年後や二年後に愛猫の健康に変化が起きているかもしれないということです。
未来は、現在の行動の結果ということだね
持病がある猫のフードは、動物病院で相談して決めましょう。
やっぱり愛猫には、健康で長生きしてほしい、できるだけ長く一緒にいたいと思うのが当たり前でしょう。そしてそれに必要なことは、年齢に合ったキャットフードを選んであげるということです。
愛猫のためにも、しっかりとしたキャットフード選びをしていきましょう!
子猫には「子猫対応」のキャットフードを与える
子猫は体重あたりのエネルギーが成猫より多く必要です。そのため、子猫用や全年齢用の総合栄養食から選びましょう。
成猫用のキャットフードでは、子猫の成長に必要な量に足りないことがあります。
粒の大きさや固さも、子猫用は食べやすく作られているものが多くなっています。
成長盛りでたくさんの栄養量が必要なんだ
子猫用は、カルシウムやリンの量も成長期に合わせてあります。
こうした理由から、子猫には子猫対応のキャットフードを選びましょう。
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子猫用に違いがある?安全な子猫用キャットフードの選び方を紹介!
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高齢のシニア猫には「シニア対応」のキャットフード

シニア用キャットフードは、猫が年を重ねることで変化する栄養ニーズに特化して作られたキャットフードです。
年齢と共に代謝が低下し、若いころと同じ食事では栄養過多や消化不良が起こる可能性があります。
私も、若いころ食べれたものが…
エネルギー量が適度に抑えられ、消化しやすいタンパク質や脂肪の量が控えめで、ビタミンやミネラルも調整されているフードを選ぶ必要があります。
年齢とともに体の状態も変わるので、シニア用はエネルギーやミネラルの量を年齢に合わせてあります。
そのほかにも「全年齢対応」のキャットフードもあります。主にネットで購入できる高価なキャットフードに多い傾向ですが、栄養バランスなどが考慮されていて、シニア猫でも与えることができます。
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シニア猫に最適!高齢猫に評判のおすすめキャットフードと選び方
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キャットフードを選ぶ時の注意点

キャットフードを選ぶ時は、様々なことに注意を向けなければなりません。
原材料や添加物の書き方は製品ごとに違うので、袋の裏を読む習慣が役に立ちます。
食べてはいけないキャットフード
当サイトでは、名前がよく挙がるキャットフードの原材料欄を、公式の表示で1つずつ確かめています。
人間と猫とは違うんだね
猫は肉食動物なので、原材料の先頭に肉や魚があるかを見るのが第一歩です。
製品によっては、赤色102号などの合成着色料や、BHA・BHTなどの合成の酸化防止剤が原材料欄に書かれています。どれも法律の基準の中で使われているものですが、入っていない袋を選びたい場合は、原材料欄の後ろのほうを確かめましょう。
注意して成分表を見なきゃ…
⇒買わないほうがいいと言われるキャットフードの原材料欄を読む
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【2026年最新】食べてはいけないキャットフード実名18選|成分をチェックしたい飼い主さんへ
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穀物を避けたいときは「グレインフリー」
穀類を使っていないフードを選びたい場合は、グレインフリーのキャットフードが候補になります。アレルギーが疑われるときは、フードを替える前に動物病院で相談してください。
小麦やとうもろこし、米などの穀類を使っていないぶん、肉や魚、豆やいもの割合が多くなります。
穀類の代わりに肉類が多くなるんだね
グレインフリーでも、着色料や香料が入っているかどうかは製品ごとに違うので、原材料欄を確かめましょう。
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グレインフリーキャットフードとは?メリット・デメリットと選び方
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安さやコスパを重視するなら市販品という選択肢もある
市販品は、高価で良質な原材料を使用しているキャットフードにはかなわないかもしれませんが、「安さ」という最大の強みがあります。
ネット通販のプレミアムキャットフードに比べると、市販品は値段が手ごろで、近くの店で手に入れやすいのが強みです。
ただ、原材料の書き方は製品ごとに違うので、買う前に原材料欄を確かめておきましょう。
ちょっと不安だな~
市販品を購入するなら原材料と成分値をよく確認すること
市販品の中には、穀類が先頭に来る製品や、着色料が入っている製品もあります。
気になる点がある場合は、原材料と成分をよく確かめてから選びましょう。
よく確認して購入しなきゃね
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【252種を独自調査】安くて安全なキャットフードおすすめ8選【市販品】
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原材料と成分で採点したキャットフードランキング【Aランク】
70〜84点のAランクは21品でした。「主な減点」は、満点から大きく点を落とした項目です。
84点
ヒルズ サイエンス・ダイエット 減量サポート 1歳以上 チキン
1番目はトリ肉(チキン、ターキー)。主な減点:先頭の%表記。
81点
アランズナチュラルキャットフード チキン&ターキー
1番目はチキン&ターキー70%(乾燥チキン35%、ターキー生肉30%…)。
79点
アカナ バウンティフルキャッチキャット
1番目は生サーモン (18%)。主な減点:1〜5番目にミール。
79点
アカナ ホームステッドハーベスト
1番目は新鮮鶏肉 (17%)。主な減点:1〜5番目にミール。
79点
オリジン オリジナルキャット
1番目は新鮮鶏肉 (20%)。主な減点:たんぱく質の基準外。
79点
オリジン シックスフィッシュキャット
1番目は生の丸ごとイワシ (28%)。主な減点:たんぱく質の基準外。
79点
オリジン レジオナルレッドキャット
1番目は生牛肉 (13%)。主な減点:たんぱく質の基準外。
79点
ハッピーキャット スキン & コート
1番目は米。主な減点:先頭の%表記。
76点
アカナ パシフィカキャット
1番目は生の丸ごとニシン (16%)。主な減点:1〜5番目にミール、たんぱく質の基準外。
76点
アカナ ファーストフィーストキャット
1番目は新鮮鶏肉 (19%)。主な減点:1〜5番目にミール、たんぱく質の基準外。
76点
ピュリナ ワン 下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H.ケア チキン
1番目はチキン。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
75点
カナガンキャットフード サーモン
1番目は生サーモン 43.5%。主な減点:カルシウムとリンの比、オメガ3がオメガ6より多い。
74点
ハッピーキャット ストマック & インテスティン
1番目は米(33%)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
74点
ハッピーキャット ファーム ダック
1番目はポテト*。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
74点
ブラバンソンヌ 成猫用(オーシャンフィッシュ)
1番目は魚(サーモン タラ カレイ)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
73点
ピュリナ ワン 美味を求める成猫用 チキン
1番目はチキン。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
72点
アカナ インドアエントリー
1番目は新鮮鶏肉 (18%)。主な減点:1〜5番目にミール、たんぱく質の基準外。
72点
ブラバンソンヌ シニア猫用エイジングケア
1番目はチキン。主な減点:先頭の%表記。
71点
FINEPET'S 極(KIWAMI)キャットフード
1番目は魚類(イワシ又はニシン)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
71点
ピュリナ ワン 下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H.ケア サーモン&ツナ
1番目はフィッシュ(サーモン、ツナ)。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
70点
ブラバンソンヌ 消化器サポート 猫用オールステージ対応
1番目は白米。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
アランズナチュラルキャットフードは、原材料の6項目は満点でしたが、公式サイトにカルシウム・リン・マグネシウム・オメガ脂肪酸の数字が見当たらず、成分で点を落としました。
69点以下(Bランク)
69点以下のBランクは15品でした。
69点
ハッピーキャット ファーム ポルトリー
1番目はポルトリープロテイン*(24%)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
69点
犬猫生活 キャットフード 全年齢用(国産の生鶏肉)
1番目は生肉(鶏肉、牛肉…)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上、マグネシウム0.11%以上。
68点
ソリッドゴールド カッツフラッケン
1番目はラム。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上、マグネシウム0.11%以上。
68点
ピュリナ ワン 健康マルチケア 15歳以上 チキン
1番目はチキン。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記、たんぱく質の基準外。
68点
ピュリナ ワン 美味を求める成猫用 サーモン&ツナ
1番目はフィッシュ(サーモン、ツナ)。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
68点
銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚味クリーム 3種のお魚・鶏ささみアソート
1番目は肉類(チキンミール、ポークミール…)。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
68点
銀のスプーン 三ツ星グルメ お魚味クリーム 3種のまぐろ味アソート
1番目は肉類(チキンミール、ポークミール…)。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記。
66点
犬猫生活 キャットフード シニア
1番目は生肉(鶏肉、牛肉…)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上、マグネシウム0.11%以上。
65点
ハッピーキャット シニア アトランティック サーモン
1番目はポルトリープロテイン*(18%)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
65点
ハッピーキャット シニア ファーム ラム
1番目はポルトリープロテイン*(18%)。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上。
64点
ハッピーキャット アトランティック サーモン
1番目はポルトリープロテイン*。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記、炭水化物35%以上。
62点
ピュリナ ワン 優しく腎臓の健康サポート 11歳以上 チキン
1番目はチキン。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記、たんぱく質の基準外。
61点
ソリッドゴールド インディゴムーン
1番目はドライチキン。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記、たんぱく質の基準外。
59点
ハッピーキャット ステアライズド
1番目はポルトリープロテイン*。主な減点:1〜5番目にミール、先頭の%表記、たんぱく質の基準外。
56点
モグニャンキャットフード
1番目は白身魚65%。主な減点:先頭の%表記、炭水化物35%以上、たんぱく質の基準外。
ランキングに入っているブランドを公式サイトで確認する
Sランク・Aランクに複数の商品が入ったブランドと、Bランクのモグニャンの点数をまとめました。
アカナ/オリジン
ともにカナダのチャンピオンペットフーズのブランドで、日本の販売元は有限会社AFJです。Sランクにオリジン「フィット&トリムキャット」(87点)、アカナ「グラスランドキャット」「ワイルドプレイリーキャットレシピ」(86点)が入り、ほかの品もAランクでした。どの品も原材料の先頭2つに状態と割合が書かれています。
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ブラバンソンヌ
成猫用(オーシャンフィッシュ)が74点、シニア猫用エイジングケアが72点、消化器サポートが70点で、3品ともAランクでした。公式サイトにはカルシウム・リン・マグネシウム・オメガ脂肪酸の数字も載っています。
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モグニャン
原材料の1番目は白身魚65%で、水分は5%以下と低めです。このランキングでは56点(Bランク)でした。たんぱく質(水分を除いて約28.4%)と脂質が基準より少なく、炭水化物が約44.5%だったことが主な減点です。
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キャットフードおすすめランキングに関するよくある質問
点数はいつ時点のものですか?
2026年9月30日に各社の公式サイトで確かめた原材料と成分で採点しています。
リニューアルで数字が変わることがあるので、買う前に公式サイトでも確かめてください。
キャットフードを選ぶとき、まず何を見ればいい?
区分が「総合栄養食」かを見てから、原材料欄の1番目と2番目を見ます。
主食にするなら総合栄養食を選び、そのうえで着色料や合成の酸化防止剤の有無など、気になる点を原材料欄で確かめましょう。
猫の餌は何がいい?
総合栄養食で、原材料の先頭に肉や魚が書かれているキャットフードが一つの目安です。
このランキングでは、原材料と成分の12項目・100点満点で採点しています。どこで点を落としたかも書いているので、気になる項目で選んでみてください。
ロイヤルカナンは食いつきが悪いの?
食べるかどうかは猫によって違います。
同じブランドでも味や粒の形が違う製品があるので、別の製品を試すのも一つの方法です。体調が気になるときは、動物病院で相談してください。
ピュリナワンはどうなの?
ピュリナ ワンのドライは、公式サイトによるとどれも総合栄養食で、原材料の1番目は肉か魚です。
このランキングでは、下部尿路の健康維持 F.L.U.T.H.ケア チキンが76点(Aランク)でした。2番目のチキンミールで「原材料名の具体さ」が0点になっています。
ドライフードとウェットフードはどっちがいいの?
どちらも総合栄養食なら主食にできます。
ドライは保存しやすく、ウェットは水分が多いのが特徴です。組み合わせるときは、合計のカロリーが多くなりすぎないように量を調整しましょう。
【原材料】キャットフードランキングの評価基準(50点)

原材料は、次の6項目で採点しています。
| 項目 | 配点 |
|---|---|
| ①1番目と2番目の書き方 | 状態(生・乾燥・ミールなど)と%の両方:10点/種類の名前まで:5点/それ以外:0点 |
| ②1番目と2番目が動物性か | 両方とも肉や魚:10点/片方だけ:5点/どちらも植物性:0点 |
| ③着色料 | なし:5点/天然のものだけ:2点/あり:0点 |
| ④香料 | なし:5点/天然のものだけ:2点/あり:0点 |
| ⑤酸化防止剤 | 名前がない:10点/天然のものだけ:8点/合成のものがある:0点 |
| ⑥原材料名の具体さ | 1〜5番目に「〇〇ミール」「〇〇類」「副産物」がない:10点/ある:0点 |
原材料欄に書かれているものだけで判断しています。「肉類(チキン、ターキー)」のように括弧の中に中身が書かれている場合は、括弧の中を順に数えています。
評価基準① 1番目と2番目の原材料の書き方

原材料欄は、使った量の多い順に書かれています。1番目と2番目は袋の中でいちばん多い原料なので、ここがどれだけ具体的に書かれているかを見ています。
先頭の2つを見るだけでも、袋の中身がだいぶ分かるね
たとえば「脱水チキン 24.5%」のように、状態と割合の両方が書かれていれば、何がどれだけ入っているかを読み手が確かめられます。
「ポルトリー(家禽)」「オーシャンフィッシュ」のように、種類が一つに決まらない名前は、種類の名前には数えていません。
グレインフリーかどうかは、穀物を使っていないという特徴なので、この項目では評価していません。
評価基準② 1番目と2番目は動物性の原料か

キャットフードのたんぱく質には、肉や魚、卵などの動物性のものと、大豆や穀類などの植物性のものがあります。
猫は肉食動物なので、原材料の先頭2つが肉や魚かどうかを見ています。
猫の必須アミノ酸にはタウリンやアルギニンも含まれ、肉や魚から多くとれます。
評価基準③④ 着色料と香料

猫は色を見分ける細胞の種類が少なく、赤色を見分けにくいとされています。キャットフードの色は、主に人の目に向けたものです。
原材料欄に着色料がなければ5点、カラメル色素や野菜色素など天然由来のものだけなら2点、それ以外は0点です。香料も同じで、天然風味料など天然のものだけなら2点としています。
評価基準⑤ 酸化防止剤

キャットフードの脂は空気にふれると酸化するため、多くの製品に酸化防止剤が使われています。
ペットフード安全法では、エトキシキン・BHA・BHTの合計が猫用で150μg/g以下と決められています。このランキングでは、原材料欄に酸化防止剤の名前がなければ10点、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物など天然のものだけなら8点、合成のものがあれば0点としています。
加工助剤やキャリーオーバーなど、原材料欄に書かなくてよいものは判断できないため、書かれているものだけで採点しています。
評価基準⑥ 原材料名の具体さ
1〜5番目の原材料に「〇〇ミール」「〇〇類」「副産物」があるかを見ています。
ミールは、原料を加熱して水分や脂を抜き、粉にしたものです。「チキンミール」と書かれていても、鶏のどの部位をどれくらい使ったかは名前からは分かりません。「肉類」「副産物」も同じです。
どれも表示のルールで認められた書き方で、使っていること自体が問題というわけではありません。このランキングでは、名前から中身を確かめられるかどうかで点を付けています。
括弧の中に中身が全部書かれていれば、その中身で判断しているよ
【成分値】キャットフードランキングの評価基準(50点)

成分は、水分を除いた値(DM)で次の6項目を採点しています。
| 項目 | 配点 |
|---|---|
| ⑦たんぱく質(DM) | 36.1〜40%:10点/31.1〜36%:6点/26〜31%か40%超:3点/26%未満:0点 |
| ⑧脂質(DM) | 18.1〜20%:10点/13.1〜18%:6点/9〜13%か20%超:3点/9%未満:0点 |
| ⑨カルシウムとリン | カルシウム÷リンが1.0〜1.5:8点/それ以外:0点/公式に数字なし:4点 |
| ⑩マグネシウム | 0.10%以下:8点/0.11%以上:0点/公式に数字なし:4点 |
| ⑪炭水化物(DM) | 19%以下:10点/19.1〜34.9%:5点/35%以上:0点 |
| ⑫オメガ脂肪酸 | オメガ6がオメガ3以上:4点/オメガ3のほうが多い:0点/公式に数字なし:2点 |
評価基準⑦ たんぱく質の量

猫は肉食動物で、体を作るたんぱく質を多く必要とします。このランキングでは、室内で暮らす成猫を前提に、水分を除いて36.1〜40%を10点としています。
40%を超えるものは、運動量の限られる室内飼いの猫には多めと考えて3点にしています。
DMは「保証成分の数字÷(100−水分)×100」で計算しています。水分の違うフードを同じ物差しで比べるためです。
評価基準⑧ 脂質の量

脂質は、同じ重さでたんぱく質や炭水化物の2倍以上のエネルギーになる栄養素です。
このランキングでは、水分を除いて18.1〜20%を10点としています。20%を超えるものは、室内飼いの猫にはエネルギーが多めと考えて3点です。
評価基準⑨⑩ カルシウムとリン、マグネシウム

AAFCO(米国飼料検査官協会)の猫の栄養基準の最低量は、成猫でカルシウム0.6%・リン0.5%、成長期でカルシウム1.0%・リン0.8%で、どちらもカルシウムがリンの1.2〜1.25倍です。
このランキングでは、少し幅を持たせて、カルシウムがリンの1.0〜1.5倍なら8点としています。マグネシウムは0.10%以下を8点にしています。
公式サイトに数字がない場合は、判断できないので半分の点にしています。
評価基準⑪ 炭水化物の量

炭水化物の量は、表示の義務がないので袋には書かれていないことがほとんどです。そこで、保証成分から計算した目安の量を使っています。
猫は肉食動物なので、炭水化物は少なめを高く評価し、水分を除いて19%以下を10点、35%以上を0点としています。保証成分の「以上」「以下」から出した目安なので、実際の量とは違うことがあります。
評価基準⑫ オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸

オメガ6脂肪酸とオメガ3脂肪酸は、どちらも食事からとる必要がある脂肪酸です。理想の比率については、まだはっきりした結論は出ていません。
多くのフードは「オメガ6がオメガ3以上」なので、そうであれば4点、オメガ3のほうが多ければ0点、公式に数字がなければ2点としています。