ニュートロの「ワイルドレシピ」が気になるけれど、評判どおりの中身なのか分からない。
子猫用・成猫用・シニア用のどれを選べばいいのか、ほかのフードと何が違うのか知りたい。
ニュートロ ワイルドレシピは、マースが日本で販売している、穀物を使わない高たんぱくのキャットフードです。
この記事では、ニュートロの公式サイトの商品ページで、猫用ドライ7品の原材料・成分・1日の量を1品ずつ読みました。評判を確かめる手がかりは、袋の表示です。
この記事でわかること
- ワイルドレシピの猫用ドライは7品。どれも1番目は肉か魚で、穀物は使っていない
- 先頭の原材料の割合が分かる袋なら、脱水チキン24.5%と書かれたグランツも比べられる
- たんぱく質は成猫用40.0%以上、シニア用42.0%以上、子猫用38.0%以上
- 体重4kgの1日量は、成猫用チキンで55g、シニア用で60g
- 原材料の割合は書かれていない。2番目にはチキンミールが入る
ワイルドレシピと同じ穀物不使用の袋で、割合まで書かれたものも見てみませんか。
うちの子が食べるかどうかは、表示からは分かりません。だからこそ、分かるところは先に確かめておく。
グランツは原材料の先頭から「脱水チキン 24.5%」「フレッシュチキン 15.0%」のように、個別名に割合を添えて公開しています。先頭に並ぶ原材料がどれだけ入っているかを、買う前に公式ページで確かめられます。
穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載があります。
初回は500gの袋と他の味のサンプル50g×2袋が届いて980円(税込・送料無料)。回数の約束がないので、合わなければ休止も解約もできます(連絡の期限は公式ページに記載があります)。
\ 原材料の先頭に、割合まで書かれた袋と比べる /
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【結論】ワイルドレシピの評判は?表示から分かること
「高たんぱく」「穀物不使用」という評判が多いワイルドレシピ。公式の表示から確かめられたのは、次の4点です。
- 穀物:公式は「原材料として穀物不使用」。エンドウマメやタピオカ、ポテトタンパクを使っている
- たんぱく質:成猫用は40.0%以上。公式は、同社のナチュラルチョイス室内猫用アダルト チキンより約21%高いと書いている
- 1番目の原材料:チキン(肉)か、白身魚・サーモンのすり身。割合は書かれていない
- 酸化防止剤:自然由来の3種類(ビタミンE類のミックストコフェロールなど)で、合成のものは原材料欄にない
つまり、肉や魚が先頭で穀物を使わない、たんぱく質の多い袋です。一方、肉が何%入っているかは表示から分かりません。
あなたの猫に合うのはどの袋でしょうか。次の章で7品を並べます。
ワイルドレシピ猫用ドライ7品の原材料と成分【公式の表示】
ニュートロの公式サイトの商品ページから、猫用ドライ7品の数字を写しました。フリーズドライプラスは、ドライの粒にフリーズドライのチキンを混ぜた商品です。
| 商品 | 対象 | 原材料欄の1番目 | たんぱく質 | 脂質 | 100gあたり |
|---|---|---|---|---|---|
| キトン チキン | 子猫(12か月まで) | チキン(肉) | 38.0%以上 | 18.0%以上 | 395kcal |
| アダルト チキン | 成猫 | チキン(肉) | 40.0%以上 | 18.0%以上 | — |
| アダルト 白身魚 | 成猫 | 白身魚(すり身) | 40.0%以上 | 16.0%以上 | 約370kcal |
| アダルト サーモン | 成猫 | サーモン(すり身) | 40.0%以上 | 18.0%以上 | — |
| エイジングケア チキン | シニア猫 | チキン(肉) | 42.0%以上 | 18.0%以上 | 約375kcal |
| フリーズドライプラス チキン | 成猫 | チキン(肉) | 40.0%以上 | 18.0%以上 | 380kcal |
| フリーズドライプラス サーモン | 成猫 | サーモン(すり身) | 40.0%以上 | 18.0%以上 | 380kcal |
「—」は商品ページに代謝エネルギーが書かれていなかったもの。7品とも水分10.0%以下、マグネシウム0.11〜0.12%(標準)。
上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。
7品の中身は、思った以上によく似ています。
たんぱく質は乾物で42〜47%
水分10%で乾物に直すと、たんぱく質は子猫用で約42.2%、成猫用で約44.4%、シニア用で約46.7%です。シニア用がいちばん高いのが、ワイルドレシピの特徴です。
健康なシニア猫のたんぱく質は減らさなくてよい、というのが米国の獣医師団体(AAHA・AAFP)のガイドラインの考え方です(J Feline Med Surg, 2021年)。腎臓病などで療法食が必要かどうかは、獣医師と決めることです。
2番目はチキンミール、原材料の割合は非公開
原材料欄は、添加物を除いて使った量の多い順に並ぶルールです(ペットフード公正取引協議会)。7品とも、2番目はチキンミールでした。
- アダルト チキン:チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、エンドウマメ、鶏脂…
- アダルト 白身魚:白身魚(すり身)、チキンミール、エンドウタンパク、鶏脂、エンドウマメ…
- エイジングケア チキン:チキン(肉)、チキンミール、エンドウタンパク、エンドウマメ、鶏脂…
ミールは、肉などを加熱して水分と脂を除き、粉にした原料です。何の部位を使ったかは、表示からは分かりません。
3番目にエンドウタンパクが入るので、たんぱく質の数字には豆のたんぱく質も含まれています。
子猫用とシニア用は、何が足されている?
キトン チキンには、成猫用にない乾燥ポテト、卵、フィッシュオイルが入り、DHA 0.05%以上とカルシウム1.2%以上が書かれています。脂質は18.0%以上と成猫用と同じです。
エイジングケア チキンは、レンズマメが加わり、DHA 0.05%以上・セレン0.35mg/kg以上の表示があります。たんぱく質42.0%以上はシリーズでいちばん高い数字です。
子猫用は12か月まで、シニア用はシニア猫用とされています。年齢に合った袋を選びましょう。
マグネシウムとオメガ脂肪酸
マグネシウムは7品とも0.11〜0.12%(標準)で、オメガ3脂肪酸は0.3%以上、オメガ6脂肪酸は2.5〜3.0%以上でした。
尿路の健康に配慮した設計とは書かれていないので、尿路の病気がある猫は、療法食を含めて獣医師と相談しましょう。
尿路結石の子を看たことがあると、マグネシウムの数字がどうしても気になります。
マグネシウムが「標準」と書かれているのは、保証値ではなく、ふつうに含まれる量の目安という意味です。袋ごとに少し上下することもあります。
1日の量:体重4kgで成猫用55g、シニア用60g
商品ページの「1日の食事量の目安」の表では、体重4kgの猫はアダルト チキンで55g、エイジングケア チキンで60gでした。
- アダルト チキン:3kgは45g、4kgは55g、5kgは65g、6kgは75g
- エイジングケア チキン:3kgは45g、4kgは60g、5kgは65g、6kgは75g
同じ4kgでも、シニア用のほうが1日5g多い表になっています。あなたの猫の体重で、袋の表を一度確かめておきましょう。
公式は、給与量はあくまで目安で、個体差や活動量に応じて調整するよう書いています。1日の量は、1〜数回に分けて与えます。
切り替えは7〜10日。開けたら早めに使い切る
ニュートロの「よくある質問」は、いまのフードの25%くらいを新しいフードに替え、7〜10日ほどかけて切り替えるよう勧めています。
ドライは合成の酸化防止剤を使っていないため、一般的なドライより賞味期限が短めだと公式は説明しています。開けたら口を閉じ、虫が入らないよう密封して、早めに使い切りましょう。
わが家も猫ごとに好みがちがうので、同じシリーズで味を替えられるのは助かると思います。
ワイルドレシピとほかの穀物不使用フードを比べる
同じように穀物を使わない袋と、1番目の原材料と成分を並べました。あなたが袋を選ぶとき、いちばん気にするのはどこでしょうか。
| 商品 | 原材料欄の1番目 | たんぱく質 | 脂質 | 100gあたり |
|---|---|---|---|---|
| ワイルドレシピ アダルト チキン | チキン(肉)(割合の記載なし) | 40.0%以上 | 18.0%以上 | — |
| グランツ チキン&サーモン | 脱水チキン 24.5% | 34.50% | 16.00% | 367kcal |
| カナガン(チキン) | 乾燥チキン 35.5% | 34%以上 | 16.7%以上 | 405kcal |
| モグニャン | 白身魚 65% | 27%以上 | 11%以上 | 379kcal |
ニュートロ・グランツ・レティシアンの公式ページの表示です。
上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。
ワイルドレシピ アダルト チキンのカロリーは商品ページに見当たらなかったので、買うときは袋の表示で確かめましょう。
たんぱく質の数字はワイルドレシピがいちばん高い一方、1番目の原材料に割合が書かれているかが分かれ目です。何がどれだけ入っているかを先に知りたいなら、割合の書かれた袋が比べやすいでしょう。
割合つきの原材料欄の読み方は、グランツの3つの味を読み比べた記事にまとめました。袋の裏の見方は、先頭の原材料で見直したフードの記事や、表示で見送った袋の理由でも書いています。
\ 1番目の原材料に割合まで書かれた、穀物不使用の袋 /
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公式サイトで初回980円の中身を見る→ \ 回数の約束なし・休止と解約ができます / グランツ チキン&サーモンは脱水チキン24.5%・フレッシュチキン15.0%と、上から割合が書かれています。
ニュートロのほかのシリーズとの違い
ニュートロの猫用には、ワイルドレシピのほかにナチュラルチョイスとシュプレモがあります。どれを選べばいいか、迷っていませんか。
公式サイトの「お悩み別」の分類には「穀物フリーでおなかにやさしい」があり、ワイルドレシピはそこから探せる形です。
公式サイトによると、ニュートロは2026年に100周年を迎えたブランドです。シリーズ全体の比べ方は、ニュートロ3シリーズを並べた記事とシュプレモの記事にまとめています。
かさまし穀類は避けてきたので、穀物不使用の表示は袋を手に取るたびに確かめる部分です。
ワイルドレシピでよくある質問
Q1. ワイルドレシピは総合栄養食ですか?
はい。商品ページには、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食の基準を満たしていると表示されています。
Q2. 子猫用から成猫用に替えるのはいつですか?
ニュートロのよくある質問では、基本的に12か月で成猫と考えてよいとしています。体重や様子を見て時期を決めましょう。
Q3. シニア猫に高たんぱくの袋を与えても大丈夫ですか?
健康なシニア猫はたんぱく質を制限しなくてよい、とガイドラインは書いています。腎臓の病気があるときは、獣医師に相談してください。
Q4. 肉は何%入っていますか?
公式の原材料欄に割合は書かれていません。1番目がチキン(肉)や魚のすり身だということまでが、表示から分かることです。
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公式サイトで初回980円の中身を見る→ \ 回数の約束なし・休止と解約ができます / 回数の約束はなく、休止も解約もできます。3つの味とも全年齢用です。
まとめ:ワイルドレシピは「高たんぱく・穀物不使用」、割合は書かれていない
ワイルドレシピについて、表示から分かったことをまとめます。ほかのフードと並べたいときは、ブランドをまたいで点数を付けた一覧から探しましょう。
この記事のまとめ
- 猫用ドライは7品。どれも穀物を使わず、1番目は肉か魚
- たんぱく質は子猫用38.0%・成猫用40.0%・シニア用42.0%以上
- 2番目はチキンミールで、原材料の割合は書かれていない
- 体重4kgの1日量は成猫用チキン55g・シニア用60g
- 切り替えは7〜10日。自然由来の酸化防止剤なので、開けたら早めに使い切る
たんぱく質の数字と、原材料の割合が書かれているかの2つで、ほかの袋と比べてみると選びやすくなります。
気になる袋が決まったら、まずは小さい袋から猫の食べ方を見てみましょう。
確かめたページと資料
- ニュートロ公式サイト:ワイルド レシピ 猫用ドライ7品の商品ページ(原材料・保証成分値・1日の食事量の目安・保存方法)、よくある質問、ブランド情報
- グランツ公式サイト、レティシアン(カナガン チキン・モグニャン)の商品ページ
- Quimby J ほか. 2021 AAHA/AAFP Feline Life Stage Guidelines. J Feline Med Surg 23(3), 2021(PMC10812130)
※ワイルドレシピの値段は販売店で異なるため載せていません。