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いなば 金のだしとカップ45品の区分|猫用の総合栄養食はドライ2品

いなば 金のだしとカップ45品の区分|猫用の総合栄養食はドライ2品

「金のだし」の袋が、パウチにもカップにも並んでいる。

同じ名前なら主食にしてよいのか、判断がつかない。

愛猫の棚の前でそう迷ったら、袋の表の名前より先に、裏にある区分の欄から見てみましょう。

金のだしは、いなばペットフードが出している猫用フードのシリーズです。公式の一覧には22品が並び、別の一覧には「金のだしカップ」の23品もありました。

名前が同じでも区分までそろうとは限らないため、編集部はいなば公式のページを57枚開き、そのうち製品ページ45枚については区分の札と原材料欄を1枚ずつ書き留めています(2026年9月26日確認)。

45品のうち、主食として作られた区分の札が付くのはどの袋でしょうか。読み終えたときに残るのは、名前ではなく区分の欄で袋を見分ける読み方です。

数えて分かったことを先に6つ並べたので、上から順に確かめてみてください。

この記事でわかること

  • 区分の札:公式の一覧の22品は、ウェット20品が「一般食」、ドライ2品が「成猫用総合栄養食」
  • グランツとの比較(金のだしのドライと同じ総合栄養食のドライフードを、先頭の原材料と成長段階の書き方で並べます)
  • 金のだしカップ:別の一覧に並ぶ23品も、札はすべて一般食
  • 45品を合わせると、総合栄養食の札が付くのはドライの2品だけ
  • 缶詰の3品:一覧に「終売」の表示があり、表示のない品は19品
  • ドライの原材料欄:先頭は穀類で、用途名が付くのは酸化防止剤の1項目
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グランツは原材料の先頭から「脱水チキン 24.5%」「フレッシュチキン 15.0%」のように、個別名に割合を添えて公開しています。先頭に並ぶ原材料がどれだけ入っているかを、買う前に公式ページで確かめられます。穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載があります。
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45品の札を写し取る前に決めた、この記事の4つの約束

最初に、この記事の材料にしたページの種類を並べておきます。

  • いなばペットフード公式:金のだしと金のだしカップの製品ページ45枚と、一覧・分類・検索のページ12枚
  • いなば公式のよくあるご質問と、会社概要・お知らせの一覧
  • ペットフード公正取引協議会の「表示の基礎知識」から、03・08・09の3ページ
  • グランツ公式の猫用の商品ページと、特定商取引法に基づく表記・よくあるご質問

4種類とも公開のページなので、同じ順に開けば同じ札と欄が画面に出てきます。そのかわり袋そのものは手に取っていないので、次の4つを守って書き進めました。

この記事で書くときの4つの約束

  • 編集部は金のだしも金のだしカップも試していません。公式ページの札と欄を写すところまでです
  • どの品が良いか悪いかは決めません。一般食か総合栄養食かの違いも、良し悪しとしては扱いません
  • ページで見つからなかった項目は、探した枚数と一緒に書きます
  • グランツと並べる章でも、順位や点数は付けません

約束を先に置いたのは、同じ名前のなかで区分が分かれる話が「一般食だから良くない」という読み方に流れやすいからです。

区分は袋の役割の違いで、上下を決めるものではありません。愛猫のフード選びを広く考えたいときは、市販のフードを袋の表示から選ぶ考え方をまとめた記事もあわせて開いておくと役に立ちます。

57枚で書き写せた欄と、ページに見当たらなかった3つの項目

袋を裏返す前に、ページの上ではどこまで確かめられたのでしょうか。編集部が開いたいなば公式のページは、製品まわりで57枚でした(2026年9月26日確認)。

57枚の数え方

  • 製品ページ:金のだし22枚+金のだしカップ23枚=45枚
  • シリーズの一覧:金のだし、金のだしカップの2枚
  • 「分類から探す」の一覧:一般食・成猫用総合栄養食・缶詰・パウチ・プラスチックカップ・ドライ・おやつ3種の9枚
  • サイト内検索「金のだし」の結果:1枚(全45件)
  • 会社とサポートの3枚(よくあるご質問・会社概要・お知らせの一覧)は別に数えている

45枚にそろっていた欄と札

製品ページの作りは45枚とも同じで、写し取れたのは次の欄です。

  • 商品名の下の札:原産国・区分・形状と、「緑茶消臭成分配合」の4つ
  • 基本情報の表:原材料・形状・保証成分値・内容量
  • 同じ表の続き:標準小売価格・賞味期限・JANコード・背番号

区分の札が商品名のすぐ下にあるので、ページを開いてすぐに一般食か総合栄養食かを読み取れます。

45枚を見ても行き当たらなかった3つの項目

反対に、45枚を最後まで見ても行き当たらない項目が3つありました。

  • 金額:標準小売価格の欄は、45枚とも「オープン価格」
  • 与え方と給与量:製品ページ45枚のどれにも欄がない
  • 缶詰3品の終売の日付と理由:一覧・製品ページ・お知らせの一覧のどれにも案内がない

与え方は、袋の裏なら書かれているはずの欄です。愛猫に合わせる量は、袋の裏の与え方の欄で読み取ってください。

回収とお詫びの知らせは、2つの一覧で0件

回収やお詫びの知らせは、公開されている2つの一覧を、さかのぼれる端まで数え上げています(2026年9月26日確認)。

  • いなばペットフード公式のお知らせ:2017年11月から2026年8月までの145件で、回収・お詫び・訂正の知らせは0件
  • FAMIC(農林水産消費安全技術センター)の「事業者のみなさまへの注意喚起」:令和8年9月9日までの91件で、いなばと金のだしの名前は0件
  • 自主回収を全国分まとめた公的な一覧:今回の範囲では見つからなかった

この0件は、数えた2つの一覧に限った結果です。気になる品が出てきたときは、いなばのお知らせの一覧を上から順に開き直してみてください。

同じ「金のだし」でも、ウェットは一般食、ドライは成猫用総合栄養食でした

売り場で同じ金色の袋が並んでいても、区分まで同じなのでしょうか。公式の一覧に並ぶ22品と、別の一覧の金のだしカップ23品を、区分の札から順に数えていきます。

売り場ではつい袋の表の金色の文字に目が行って、裏の区分の欄は後回しになりがちです。

一覧の22品は、缶詰3品・パウチ17品・ドライ2品

公式の「金のだし」の一覧を、「分類から探す」のページと突き合わせると、22品は3つの形に分かれました。

  • ウェットフード(缶詰):3品。まぐろ 3缶など、どれも65g×3缶
  • ウェットフード(パウチ):17品。まぐろ・かつお系の9品、とりささみ・ほたて味、乳酸菌入り、クリーム4品、ちゅ~るタイプ2品
  • ドライフード:2品。ドライ まぐろ味とドライ かつお味で、どちらも900g(450g×2袋)

22品の数え方

  • 形で数えると:缶詰3+パウチ17+ドライ2=22
  • 区分の一覧で数えると:一般食20+成猫用総合栄養食2=22
  • 原産国の札で数えると:タイ13+中国(自社工場)7+国産品2=22
  • パウチ17品の内訳:まぐろ・かつお系9+とりささみ・ほたて味1+乳酸菌入り1+クリーム4+ちゅ~るタイプ2

3通りの数え方で、どれも22品に戻ってきます。

区分の札は、ウェット20品が一般食、ドライ2品が成猫用総合栄養食

製品ページの商品名の下には、原産国・区分・形状の札と「緑茶消臭成分配合」の札が横に並んでいます。区分の札を22枚で拾うと、次のとおりでした。

  • 缶詰3品とパウチ17品:札はすべて「一般食」
  • ドライ2品:札はどちらも「成猫用総合栄養食」
  • 分類ページでの検算:「一般食」の一覧に20品、「成猫用総合栄養食」の一覧に2品
  • 形状の札:ゼリー14品・ペースト5品・とろみ1品・ドライフード2品
  • おやつの3つの一覧:金のだしの名前は0品

同じ名前のまま、区分の札が2種類に分かれています。袋の表の「金のだし」の文字だけを見ていると、この違いは目に入ってきません。

缶詰の3品には「終売」の表示がありました

2026年9月26日の時点で、「終売」の札は缶詰の3品にだけ付いていました。

  • 対象:まぐろ 3缶/まぐろ・ささみ入り 3缶/まぐろ・かつお節入り 3缶
  • 表示の場所:シリーズの一覧、分類の一覧、ほかの金のだしの製品ページにある「同じシリーズの商品」の欄
  • 3品の製品ページ:開くことができ、原材料と成分値も載ったまま
  • 日付と理由:公式ページのなかでは、どこにも案内を見つけられなかった

札のない品は、一般食17品と成猫用総合栄養食2品の19品です。

別の一覧の「金のだしカップ」23品も、すべて一般食

公式サイトで「金のだし」を検索すると45件が出てきて、そのうち23件は「金のだしカップ」という別のシリーズの一覧に並ぶ品でした。

  • 1個の品:8品(まぐろ、かつお、ささみ・まぐろ・かつお、11歳からのまぐろ・かつお・ささみ入りなど)
  • 4個パック:5品
  • 12個パックと24個パック:6品と4品で、どれも名前に「バラエティ」と付く詰め合わせ
  • 23品に共通する札:「タイ」「一般食」「とろみ」。分類はウェットフード(プラスチックカップ)
  • 1個の量とエネルギー:70gで、約35kcal/個

「11歳から」と付く品も区分の札は一般食で、年齢の言葉と区分の札は別の欄として読むことになります。

「一般食」と「総合栄養食」を、いなば公式の答えで確かめる

2つの札が何を指すのかは、いなば公式のよくあるご質問が短く答えています。

Q 総合栄養食とは何ですか?
A 指定された成長段階において、ペットフードと水を与えるだけで必要な栄養バランスを満たし、健康を保つことを目的としたフードを言います。

Q 一般食とは何ですか?
A 犬・猫に給与される、総合栄養食でない缶詰・レトルトフードや、ペット用サプリメント、ふりかけ、飲料など、食欲増進や、特定の栄養成分などを補給する目的で与えられるもので、総合栄養食、おやつ、療法食にあたらないものを総称してその他の目的食と呼びます。

出典:いなばペットフード公式「よくあるご質問」8.その他(2026年9月26日確認)

札の「一般食」は、この答えのなかでその他の目的食にまとめられる言葉です。

協議会の解説によれば、一般食の袋には、別の栄養補給が要る旨か、合わせて与える総合栄養食などの名前を併記する決まりです(協議会「表示の基礎知識 03.ペットフードの目的について」)。

16年のあいだに、わが家の棚は主食の袋の段と、それ以外の袋の段に分かれていきました。

製品ページ45枚には与え方の欄がないので、この併記の一文は、あなたが袋の裏で探すことになります。

金のだしも魚づくしも、いなばペットフード株式会社の製品です。区分のきまりをもっとくわしく追いたいときは、同じいなばの魚づくしを区分から読んだ記事を開いてみてください。

45品で総合栄養食の札はドライ2品、その頭に「成猫用」

ここまでを45品に広げると、区分の札は一般食43品と成猫用総合栄養食2品でした。総合栄養食の札が付くのは、ドライの2品だけです。

一般食は、それだけで毎日の栄養をまかなう前提で作られた区分ではありません。金のだしのウェットを使うなら、主食にする総合栄養食をどれにするかも一緒に決めることになります。

もう1つ見ておきたいのが、ドライの札の頭に付く「成猫用」の3文字です。

  • 協議会の解説:総合栄養食には、その商品が対応する成長段階を書く決まり(03.ペットフードの目的について)
  • いなば公式のよくあるご質問:子猫に成猫用の総合栄養食を続けて与えることには「お控えください」という答え
  • 金のだしのドライ2品:どちらも「成猫用総合栄養食」の札

同じ総合栄養食でも、成長段階の書き方は製品で違います。比較の章で並べるグランツは3つの味とも全年齢用で、1日の給与量の目安を子猫と成猫〜高齢猫の2つの表に分けて公式ページに載せています。

あなたの手元の袋でも、区分の札の前後に成長段階の言葉があるかを見ておきましょう。

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ドライ2品の原材料欄は、穀類から始まり酸化防止剤で終わります

総合栄養食の札が付いた2品の欄には、何がどの順で書かれているのでしょうか。愛猫の袋を裏返したときと同じ順に、まぐろ味の欄を先頭から追います。

まぐろ味の原材料欄は13項目

まずは公式の表記のまま引き写します。

穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、ふすま等)、肉類(チキンミール、ポークミール、チキンレバーパウダー等)、動物性油脂、豆類(脱脂大豆)、酵母エキス、セルロース、魚介類(まぐろパウダー等)、野菜類(にんじんパウダー、かぼちゃパウダー、ほうれん草パウダー等)、ミネラル類(Na、Cl、Ca、P、K、Fe、Zn、Cu、Mn、Co、I)、ビタミン類(A、B₁、B₂、B₆、B₁₂、C、D₃、E、K₃、コリン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン)、アミノ酸類(メチオニン、リジン、タウリン)、緑茶エキス、酸化防止剤(ハーブ抽出物、ミックストコフェロール)

出典:いなばペットフード公式「金のだし ドライ まぐろ味」の製品ページ(2026年9月26日確認)

  • 1番目:穀類。括弧に入る名前は4つで、最初がとうもろこし、最後が「ふすま等」
  • 2番目:肉類。括弧はチキンミールから始まり、チキンレバーパウダー等で終わる3つ
  • 7番目:魚介類(まぐろパウダー等)。商品名の「まぐろ味」にあたる項目
  • 最後の13番目:酸化防止剤(ハーブ抽出物、ミックストコフェロール)
  • 括弧の終わりの「等」:穀類・肉類・魚介類・野菜類の4つに付く

協議会の解説では、添加物を除いた原材料は、使った重さの多いものから並べることになっています(協議会「表示の基礎知識 08.原材料について」)。欄の先頭の穀類が、いちばん多く使われたまとまりです。

まぐろ味とかつお味で違うのは、魚介類の括弧の1か所

かつお味の欄も13項目で、並び順まで同じでした。違いは次の1か所だけです。

  • まぐろ味:魚介類(まぐろパウダー等)
  • かつお味:魚介類(かつおパウダー等)
  • 保証成分値・内容量・賞味期限(18ヶ月)・札:2品で同じ

商品名の下の説明も「国産まぐろ粉末入り」と「国産かつお粉末入り」の違いだけで、セルロースを配合したという1行は2品に共通していました。

用途名が付くのは酸化防止剤だけ、緑茶エキスは札にも出てきます

何のために入れたかを示す用途名が付くのは、欄の最後の酸化防止剤だけです。

  • 酸化防止剤の項目:用途名のあとの括弧に、ハーブ抽出物とミックストコフェロールの2つの物質名
  • 緑茶エキス:用途名は付かず、酸化防止剤の手前に1語で並ぶ
  • 札の「緑茶消臭成分配合」:金のだしと金のだしカップの45品すべてに付き、45品とも欄に緑茶エキス
  • いなば公式のよくあるご質問:緑茶消臭成分(緑茶エキス)は「緑茶から抽出したカテキン」という答え

札の言葉とこの1行のほかに、緑茶エキスの説明は45枚のなかに見当たりませんでした。欄を読むときは、用途名の付いた括弧と1語の項目を分けて数えてみましょう。

ほかのブランドの欄も同じ手順で読みたいときは、原材料欄の先頭から見るポイントを整理した記事も用意しています。

成分値は、ウェットが1袋・1個あたり、ドライが100gあたりで書かれています

続いて、ウェットの代表2品とドライ1品の保証成分値を、製品ページの表記のまま並べます。

項目金のだし まぐろ・かつお(パウチ)金のだしカップ まぐろ金のだし ドライ まぐろ味
たんぱく質10.0%以上9.0%以上26.0%以上
脂質0.2%以上0.1%以上8.0%以上
粗繊維0.1%以下0.1%以下5.0%以下
灰分2.0%以下2.0%以下8.5%以下
水分87.0%以下89.0%以下10.0%以下
エネルギー約23kcal/袋約35kcal/個約325kcal/100g
内容量40g70g900g(450g×2袋)

全角と半角の「%」が混ざっているのは、ページの表記をそのまま写したためです。

  • 水分:ウェットの2品は87.0%と89.0%、ドライは10.0%。どれも「以下」の付いた上限
  • エネルギーの単位:パウチは1袋、カップは1個、ドライは100gあたり
  • カルシウム・リン・マグネシウム:ドライの欄にだけあり、マグネシウムは0.13%(標準値)

水分の上限が大きく違うので、数字は横に並べて比べられません。

1袋あたりと100gあたりの数字を同じ物差しで読んでしまい、大きさの違いに迷ったことがあります。

ウェットの欄は8項目と7項目で、「だし」はエキスの名前で並びます

ウェットの代表2品の原材料欄は、どちらもかつおとまぐろから始まります。

  • パウチ まぐろ・かつお(8項目):かつお/まぐろ/酵母エキス/かつお節エキス/昆布エキス/増粘多糖類/ビタミンE/緑茶エキス
  • カップ まぐろ(7項目):かつお/まぐろ/かつお節エキス/増粘多糖類/ビタミンE/タウリン/緑茶エキス
  • 公式の説明:パウチは「かつおだしと昆布だしのゼリーで包みました」、カップは「本格かつおだしを加えた」とろみタイプ
  • 物質名に「色素」を含む名前:とりささみ・ほたて味、クリーム4品、ちゅ~るタイプ2品の7品の欄にあり、紅麹色素とカロテノイド色素の2種類

「だし」の文字は、欄のなかではかつお節エキスや昆布エキスの名前として出てきます。

色素の2つに「着色料」の用途名が付いていないのは、物質名に「色」の字を含むときは用途名を省けるという協議会の決まり(09.添加物について・注釈(b))にあたる書き方です。

水分をそろえて見比べたいときや主食の候補を探したいときは、サイトの総合栄養食を主食に選ぶ手順も載せたランキングで、300種類以上の成分値を乾物量に直して並べています。

グランツと並べると、同じ総合栄養食でも先頭の書き方が違います

ここからは金のだし ドライ まぐろ味の隣に、グランツのチキン&サーモン味を置いて見ていきます。2品とも総合栄養食のドライなので、区分の違いではなく欄の書き方の違いを見るための表です。

並べる前に、2品とも主食向けの区分だという点をそろえておくと読みやすくなります。

製品第一主原料たんぱく質の表記区分原産国
金のだし ドライ まぐろ味穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、ふすま等)たんぱく質26.0%以上成猫用総合栄養食国産品(製品ページの札)
グランツ チキン&サーモン味脱水チキン 24.5%粗タンパク質 34.50%総合栄養食(公式のよくあるご質問)・全年齢用フランス(公式のよくあるご質問)

上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。

表の数字を読む前に

  • 項目の名前:金のだしは「たんぱく質」、グランツは「粗タンパク質」で、どちらも公式の表記のまま
  • 数字の付き方:金のだしは「以上」の付いた保証値、グランツは「34.50%」と小数第2位までの書き方
  • 水分:金のだしは10.0%以下、グランツは10.00%で、どちらもドライの水分量

総合栄養食の説明は、2社とも「そのフードと水」

区分の答え方も並べておきます。いなば公式は総合栄養食を、決まった成長段階でフードと水だけで栄養のバランスがとれるものと説明していて、グランツ公式のよくあるご質問の答えは次のとおりでした。

GRANDSは総合栄養食ですので、健康状態に問題のない愛犬・愛猫であれば他の食事の給与は不要です。
肥満等含め何らかの疾患がある場合は、必ず獣医師の指示に従って フードの選択および給与量の調整を行ってください。

出典:グランツ公式「よくあるご質問」GRANDS以外に食事を与えなくて大丈夫ですか?(2026年9月26日確認)

言い方は違っても、そのフードと水で足りるという区分の中身は同じです。金のだしのドライ2品も、同じ総合栄養食の札を持っています。

先頭は「分類名+括弧」と「個別名+割合」

表の第一主原料の欄は、書き方の型が次のように分かれていました。

  • 金のだし ドライ:「穀類(…)」と分類名の後ろの括弧に中身を並べ、最後に「等」
  • グランツ:「脱水チキン 24.5%」のように、原料の名前に割合を添えた項目が先頭から6つ
  • 成長段階:金のだしは「成猫用」、グランツは「全年齢用」

2品の差は優劣ではなく、先頭の書き方の型に出ています。

グランツ側の原材料や成分値をもっと細かく見たいときは、だし系ウェットに合わせる総合栄養食のドライの記事にまとめてあります。どちらの袋でも、主食として読むときの入口は区分の札と欄の先頭です。

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いなば 金のだしについてのよくある質問

金のだしや金のだしカップは総合栄養食ですか?

区分の札が総合栄養食なのは、ドライ まぐろ味とドライ かつお味の2品で、どちらも「成猫用総合栄養食」です。パウチと缶詰の20品、金のだしカップの23品は、すべて「一般食」の札でした。

金のだしは何種類ありますか?

公式の「金のだし」の一覧は22品で、缶詰3品・パウチ17品・ドライ2品です。缶詰の3品には終売の表示が付いています。別の一覧の「金のだしカップ」は23品で、1個の品と4個・12個・24個のパックに分かれていました。

金のだしのドライの主原料は何ですか?

欄の1番目は穀類の分類で、括弧にはとうもろこしから順に4つの名前と「等」が入ります。2番目は肉類で、まぐろ味とかつお味で違うのは7番目にある魚介類の括弧だけでした。

金のだしの値段はいくらですか?

価格の欄に書かれていたのは「オープン価格」の6文字で、45枚とも同じでした。金額そのものは公式ページで確認できませんでした。売り場や通販の値段は店ごとに変わるので、買う前にその場で確かめてください。

まとめと、売り場で金のだしの区分を読む3つの手順

ここまでの内容を、区分・原材料・成分値の順に短くまとめます。

製品ページ45枚から分かったこと

  • 公式の「金のだし」の一覧は22品。缶詰3品・パウチ17品・ドライ2品
  • 区分の札:一般食はウェットの20品、成猫用総合栄養食はドライの2品
  • 缶詰3品に終売の表示。表示のない品は19品
  • 金のだしカップの23品も、どれも一般食の札
  • ドライの原材料欄は穀類から始まる13項目で、用途名が付くのは酸化防止剤だけ
  • エネルギーの単位:ウェットは1袋か1個ごと、ドライは100gごと
  • FAMICの91件といなばのお知らせ145件で、金のだしの回収・お詫びは0件

3匹いても、どの子がどの袋を喜ぶかは袋の裏からは読めません。読めるのは区分の欄です。

売り場で「金のだし」を手に取ったときの3つの順番

金色の袋を手に取ったら、次の順で裏を見ていきましょう。

順番
見る欄
その欄から分かること
1
区分の欄
「一般食」か「総合栄養食」か、成猫用のような成長段階の言葉が付くか
2
書き添えの一文
一般食なら、一緒に与えるフードや、ほかに栄養をとる必要についての文
3
原材料欄の先頭と最後
先頭が個別名か分類名か、用途名の付いた括弧がどこにあるか

名前が同じでも、区分の欄を見れば主食の袋かどうかが分かります。

次に金のだしの棚の前に立ったら、袋の表の金色の文字より先に、あなた自身の目で裏の区分の欄を確かめておきましょう。

出典にした公開ページの一覧

  • いなばペットフード公式:金のだしの製品ページ22枚と金のだしカップの製品ページ23枚、シリーズの一覧2枚、分類の一覧9枚、サイト内検索1枚
  • いなばペットフード公式:よくあるご質問、会社概要、お知らせの一覧(145件)
  • FAMIC(農林水産消費安全技術センター)の「事業者のみなさまへの注意喚起」
  • ペットフード公正取引協議会:表示の基礎知識の03(ペットフードの目的)・08(原材料)・09(添加物)
  • グランツ公式:猫用の商品ページの原料・成分一覧、特定商取引法に基づく表記、よくあるご質問
  • 袋そのものと売り場の値札は見ていない。写したのは公式サイトに出ている文字だけ
  • 確かめた日はすべて2026年9月26日