アイムスを食べさせているけれど、「やばい」という声を見て気になっている。
何が問題とされているのか、袋の表示ではどうなっているのかを自分で確かめたい。
アイムスは、マース ジャパンが販売するキャットフードです。子ねこ用・成猫用・シニア猫用で、いまはドライ8品が公式サイトに並んでいます。
この記事では、公式サイトのラインアップと、公式サイトから案内されているAmazonのアイムスストアの商品ページを読み、8品の原材料・酸化防止剤・カロリーを並べました。
この記事でわかること
- アイムスの公式サイトには、原材料・保証成分の欄が載っていない
- 原材料の先頭に割合まで書かれた袋と並べるならグランツ(脱水チキン24.5%から)
- Amazonのアイムスストアの記載では、8品とも酸化防止剤にBHAとBHTが入っている
- 原材料の1番目は、小麦の袋と肉類の袋に分かれる
- BHA・BHTには国の上限があり、その範囲で使われている添加物
アイムスの成分を見たあとは、原材料の割合が分かる袋とも比べてみましょう。
うちの子が食べるかどうかは、表示からは分かりません。だからこそ、分かるところは先に確かめておく。
グランツは原材料の先頭から「脱水チキン 24.5%」「フレッシュチキン 15.0%」のように、個別名に割合を添えて公開しています。先頭に並ぶ原材料がどれだけ入っているかを、買う前に公式ページで確かめられます。
穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載があります。
初回は500gの袋と他の味のサンプル50g×2袋が届いて980円(税込・送料無料)。回数の約束がないので、合わなければ休止も解約もできます(連絡の期限は公式ページに記載があります)。
\ 原材料の先頭に、割合まで書かれた袋と比べる /
初回980円(税込・送料無料)・500gの袋と他の味のサンプル2袋
公式サイトで初回980円の中身を見る→
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【結論】アイムスについて表示から分かること
「やばい」と言われる理由を表示で確かめると、次の5つに整理できます。
- 酸化防止剤:8品とも合成のBHA・BHTに加え、ミックストコフェロールなど3つ
- 原材料の1番目:インドアキャットと避妊・去勢後は小麦、子ねこ用や11歳以上用は肉類
- 肉の書き方:チキンミールなどを「肉類」のグループにまとめ、割合はない
- 情報の出し方:公式サイトに原材料欄がなく、保証成分は販売ページの本文にも見当たらない
- 産地:8品とも生産国はオーストラリア
つまり、BHA・BHTを使い、穀類も多めの市販フードというのが表示から読める姿です。基準を超えた添加物が入っている、という話ではありません。
あなたが気にしているのは、どの点でしょうか。次の章で8品を1つずつ見ていきます。
アイムス 8品の原材料と酸化防止剤【表示の確認】
使ったのは、アイムス公式サイトの「オンラインで購入」がリンクしているAmazonのアイムスストアです。販売元はAmazon.co.jpで、8品の商品ページから表示を写しました。
| 商品 | 対象 | 原材料の1番目 | 100gあたり | 体重4kgの1日量 |
|---|---|---|---|---|
| 子ねこ用 チキン | 12か月まで | 肉類(チキンミールなど) | 387kcal | 週齢で決める |
| インドアキャット チキン | 1歳以上 | 小麦 | 365kcal | 60g |
| 体重管理用 チキン | 1歳以上 | 穀類(小麦、とうもろこし等) | 365kcal | 60g |
| 体重管理用 まぐろ味 | 1歳以上 | 肉類(チキンミールなど) | 355kcal | 60g |
| 毛玉ケア チキン | 1歳以上 | 肉類(チキンミールなど) | ― | ― |
| 下部尿路とお口の健康維持 チキン | 1歳以上 | 肉類(チキンミールなど) | 355kcal | 60g |
| 避妊・去勢後の健康維持 チキン | 1歳以上 | 小麦 | ― | ― |
| 11歳以上用 毎日の健康サポート チキン | 11歳以上 | 肉類(チキンミールなど) | 390kcal | 55g |
出どころはAmazonのアイムスストアの商品ページ(メーカー名 マース ジャパン リミテッド)。「―」はその商品ページに数字がなかった欄です。
この表は、Amazonのアイムスストアの記載を写して並べただけで、どれが良いかを決めるものではありません。
公式サイトの製品ページに載っているのは、商品名と袋の大きさ(1.5kg・5kg)までです。
1番目は「小麦」の袋と「肉類」の袋がある
インドアキャットと避妊・去勢後の健康維持は、原材料欄が小麦から始まると書かれていました。体重管理用 チキンも「穀類(小麦、とうもろこし等)」が先頭です。
一方、子ねこ用・体重管理用 まぐろ味・毛玉ケア・下部尿路とお口・11歳以上用は、チキンミールなどの「肉類」が1番目でした。
ただし販売店のページによっては、インドアキャットの1番目が肉類になっているものもあります。袋の版によって違う可能性があるので、買うときは手元の袋の裏で確かめましょう。
わが家では、かさましの穀類が多い袋は買わないことにしています。だから先頭の原材料は、真っ先に目が行く場所です。
酸化防止剤は5つ。BHA・BHTとほかの3つ
酸化防止剤の欄には、8品とも同じ5つの名前が並んでいました。合成のBHAとBHTのほかは、クエン酸と、ローズマリーから取った抽出物、混合トコフェロール(ミックストコフェロール)でした。並ぶ順番は商品によって違います。
BHAとBHTは、合成の酸化防止剤です。日本のペットフード安全法では、BHA・BHT・エトキシキンを合わせて1トンあたり150gまでという上限が省令で決まっています。
アイムスの表示からは、5つのうちどれがどれだけ入っているかまでは分かりません。
肉は「肉類」「家禽類」とまとめた書き方
肉の原料は、チキンミールやチキンエキス、家禽ミールを「肉類」という1つのグループにまとめた書き方です。どの原料が何%入っているかは表示にありません。あなたが見ている袋も、同じ書き方でしょうか。
家禽ミールは、ニワトリなどの鳥の肉を乾燥させて粉にした原料です。「家禽類」と書かれた原料も、別に並んでいました。
カロリーと1日の量:成猫用は4kgで60g
インドアキャットは100gあたり365kcalで、体重4kgの1日量は60gです。2kgなら35g、6kgなら80gと、体重ごとに書かれていました。
11歳以上用は390kcalと高めで、4kgの1日量は55g。子ねこ用は週齢ごとに決められていて、16週齢(体重およそ1.8kg)までなら1日65gです。
成猫用とシニア用は、1日量を2回くらいに分け、新鮮な水をいつでも飲めるようにするよう添えられていました。
1946年創設のブランド。生産国はオーストラリア
公式サイトの「アイムスの歩み」によると、ポール・F・アイムスが会社を興したのは1946年です。動物性たんぱく質を主なたんぱく源にした初の製品「IAMS 999」は1950年代に生まれました。
日本での発売は1995年で、2015年からマース ジャパンが販売しています。2016年秋に大きなリニューアルをしたとも書かれていました。8品の生産国は、Amazonの商品ページではどれもオーストラリアです。
「やばい」と言われる4つの理由を、表示で確かめる
ネットで見かける心配の声は、だいたい4つに分かれます。あなたが見た声は、どれに近いでしょうか。表示と公的な資料で1つずつ見ていきましょう。
理由1:BHA・BHTが入っている
表示のとおり、8品とも入っています。日本では省令の上限の中で使える添加物です。
ヨーロッパで飼料添加物を評価するEFSA(欧州食品安全機関)は、2021年、猫の試験の結果からBHAは完全飼料1kgあたり150mgまでなら猫が耐えられるとまとめています。BHTについては、2022年の評価の時点で猫の試験データがなく、猫の安全な量は示されていません。
気になる人は、酸化防止剤の欄に合成のものがない袋を選ぶ、という考え方もあります。
理由2:原材料の1番目が穀類
インドアキャットなど3品は、小麦か穀類が先頭でした。原材料は多い順に書くので、量のいちばん多い原料が小麦ということになります。
穀類が入ること自体は、多くの総合栄養食で使われている原料の使い方です。肉が先頭の袋を選びたいかどうかは、飼い主さんの考え方で分かれます。
理由3:肉の種類と割合が分からない
「肉類(…等)」とまとめた書き方なので、チキンミールと家禽ミールのどちらが多いのかも、肉が全体の何%なのかも読み取れません。
理由4:公式サイトで成分を確かめられない
これはアイムスならではの点です。公式サイトに原材料欄も保証成分もなく、販売ページの本文にもたんぱく質や脂質の数字は見当たりませんでした。
成分を比べたいときは、袋の裏の「成分」の欄を見るのが確実です。
猫との暮らしも16年になり、成分の数字を自分の目で見られないと、私はどうも落ち着きません。
アイムスとほかのフードを比べる
アイムス インドアキャットと、原材料の割合を公式に出している袋を並べました。
| 商品 | 原材料欄の1番目 | 100gあたり | 4kgの1日量 |
|---|---|---|---|
| アイムス インドアキャット チキン | 小麦 | 365kcal | 60g |
| グランツ チキン&サーモン | 脱水チキン 24.5% | 367kcal | 66g(避妊・去勢済み) |
| モグニャン | 白身魚 65% | 379kcal | 56〜65g(4〜5kg) |
アイムスはAmazonのアイムスストア、グランツとモグニャンは各社の公式ページの数字です。
上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。
カロリーと1日量は近い3袋ですが、1番目の原材料と割合の書き方がはっきり違います。
ミント・プリン・チョコの3匹は性格もばらばら。だからこそ、比べる材料は多めに手元に置いておきたいと考えています。
割合つきの原材料欄がどう読めるかは、チキン&サーモンの袋を数字で読んだ例にあります。市販の袋の1番目や添加物の見方は、着色料と酸化防止剤で見直した18袋と表示から見送った袋の話でも書いています。
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公式サイトで初回980円の中身を見る→ \ 回数の約束なし・休止と解約ができます / グランツ チキン&サーモンの原材料欄は、脱水チキン24.5%・フレッシュチキン15.0%と続きます。
アイムスを続けるなら、こう選ぶ
あなたの猫がアイムスをよく食べているなら、このまま続けるのも1つの選び方です。その場合も、年齢と目的でシリーズを分けると選びやすくなります。
- 12か月まで:子ねこ用 チキン。妊娠・授乳期の母猫にも使えると公式に記載
- 1歳以上・室内飼い:インドアキャット チキン
- 体型が気になる:体重管理用(チキン・まぐろ味)
- 目的別:毛玉ケア、下部尿路とお口の健康維持、避妊・去勢後の健康維持
- 11歳以上:11歳以上用 毎日の健康サポート チキン
別の袋に替えるなら、これまでの食事に新しいフードを少量足し、1週間以上かけて比率を上げていきましょう。便や食べ方の変化を見ながら進められます。
尿路の病気や腎臓の病気で通院しているなら、フードを替える前に獣医師に相談しておきましょう。
アイムスでよくある質問
Q1. アイムスにBHA・BHTは入っていますか?
Amazonのアイムスストアの商品ページを見ると、8品とも酸化防止剤の欄にBHAとBHTがあります。それ以外の酸化防止剤3つも、同じ欄に並んでいます。
Q2. BHA・BHTに決まった上限はありますか?
あります。BHA・BHT・エトキシキンの3つを合わせて、フード1トンあたり150gまでです。ペットフード安全法の省令で決まっています。
Q3. アイムスはどこの国で作られていますか?
Amazonの商品ページでは、8品とも生産国はオーストラリアです。販売はマース ジャパン リミテッドです。
Q4. 公式サイトで原材料を見られますか?
いまの公式サイトの製品ページには、商品名と袋の大きさだけが載っています。原材料と成分は、手元の袋の裏で確かめるのが確実です。
\ 500gの袋と別の味のサンプル2袋で、まず食べるか見る /
初回980円(税込・送料無料)・500gの袋と他の味のサンプル2袋
公式サイトで初回980円の中身を見る→ \ 回数の約束なし・休止と解約ができます / 回数の約束はなく、休止も解約もできます。
まとめ:アイムスは「BHA・BHT入り、1番目は袋ごとに違う」
最後に、ポイントを5つに絞ります。
この記事のまとめ
- 公式サイトに原材料・保証成分の欄はない
- 8品とも酸化防止剤にBHA・BHT(国の上限の範囲で使える添加物)
- 1番目は小麦の袋と肉類の袋があり、肉の割合は書かれていない
- インドアキャットは365kcal、体重4kgで1日60g
- 1946年創設、日本では2015年からマース ジャパンが販売
気になる点がどこかを決めてから袋の裏を読むと、続けるか替えるかを自分で判断しやすくなります。
ほかのフードと見比べるなら、300を超える袋を同じ基準で採点した表も使ってみてください。
確かめた公式ページと資料
- アイムス公式サイト(マース ジャパン):製品情報(子ねこ用・成猫用・シニア猫用)、アイムスの歩み、アイムスの栄養哲学、オンラインで購入
- Amazonのアイムスストアの商品ページ(販売元 Amazon.co.jp・メーカー名 マース ジャパン リミテッド)8品の原材料・エネルギー・給与量・生産国
- ペットフード安全法にもとづく成分規格の省令(e-Gov法令検索)
- 欧州食品安全機関(EFSA)飼料添加物パネルの評価:BHA(2018年・2021年)、BHT(2022年)
- グランツ公式サイト(チキン&サーモン)、レティシアン(モグニャン)の商品ページ
※アイムスの原材料・カロリー・給与量は、公式サイトに欄がないので販売ページの記載によります。袋の表示は変わることがあります。