「猫砂の使用量が分からない」
「どのくらいの量がおススメなのか知りたい!」
という方はいませんか?
この記事では実際に使ってみての感想とメーカーでの推奨量を解説しています(写真付き)。
内容の抜粋はこちら↓
猫暮らし10年以上のベテランの私が実際に使ってみての状況も踏まえて解説していきます。
それでは見ていきましょう!
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一般的に言われているおすすめの量は「5cm」程度
一般的に言われている量は「5cm」前後と言っているサイトやメーカーが多くなっています。
メーカーとしては多く使ってもらったほうが良いのかもしれませんが、消費者である私たちにとってはできるだけ節約したいところです※。
DCMの7cm~10cmはちょっと多い気もしますが・・・。今回使ってみた使用量5cmの2倍は重すぎです。
※猫砂の量を多く入れておくと、総入れ替えのときに多くの猫砂を消費するため、必然的に消費量が増える。
ちなみにシステムトイレ※大手に2社の推奨量はこちら。
※システムトイレとは2段式のトイレで、ウンチは上段に、オシッコは吸収しない固まらない猫砂をスルーして、下段のシートで回収。
では実際にはどのくらいの量を使えばいいのかを、理想と言われている「5cm」程度の高さの猫砂を使用してみました。
実際に「猫砂の量5cm」で使ってみた時の状況と感想
【使ってみた結果】猫砂の量5cmの"重さ"と"高さ"
実際に通常サイズと大きめサイズの2種類の猫トイレに、猫砂の量を5cmにして使ってみました(猫砂は紙製)。
通常サイズの猫トイレの場合(サイズ40cm×29cm内部の深さ15cm)
項目 | 状況 |
---|---|
猫砂の量 | 半分より少し下 |
重さ | 1.6kg(本体込み) |
真ん中の8cmのところに段差があり、その少し下ぐらいまでの高さです。
重さは猫トイレ本体込みで「1.6kg」です。
男の私が片手で持って「少し重いかな」といった具合です。
慣れればそこまでの負担は感じませんが、女性の方や非力な方は少し重いと感じるかもしれません。
大きめサイズの猫トイレの場合(サイズ50cm×40cm内部の深さ13cm)
項目 | 状況 |
---|---|
猫砂の量 | 半分よりやや下 |
重さ | 2.4kg(本体込み) |
猫砂の高さは半分よりやや低めの高さで、この大きさでこの高さは少し高く感じます。
重さは猫トイレ本体込みで「2.4kg」です。
男の私が片手持って「かなり重い」といった印象です。
正直この量を片手で持ちながら、ドアを開けたり処理したするのはかなり大変です。手首や指が痛くなります。
女性の方や非力の方は、きついかもしれません。
【使ってみた結果】猫砂の量5cmを使ってみた感想
使ってみて真っ先に感じたことは「重い」です。
いつもは2cm程度の高さで使用しているので、5cmはとても重く感じました。
もう一つ気になった点は「散らばり具合」です。
猫は3匹いますが、そのうちの2匹「ミント」と「プリン」がにおいが残るのが嫌なのか、トイレをする前とした後に激しく猫砂をカリカリします。
そのため散らばり具合が半端ないです。トイレのタイプを変更しないとこの散らばり具合は解決しなそうです。
猫によって猫砂のカキ具合が違うので一概には言えませんが、猫砂の高さが高くなるゆえにある程度の散らばりは避けられません。
猫トイレの底が「汚れにくい」という主張は微妙なところ
我が家の猫はかなり激しくカリカリしてから、オシッコをするので底が見えてからオシッコをします。
そのため多めに入れても、底は汚れます。
猫によって猫砂のカキ方など癖が違うので結果が違ってきますが、そこが汚れにくいといった意見は微妙なところです。
ウンチを探すのに少し時間がかかります
多めの猫砂ゆえに、隠れてしまったウンチを探すのに少し苦労します。
我が家の猫砂はカリカリが激しいがために、ウンチがあちらこちらに散らばって隠れています。
そのため取り残しや、探す手間が少しかかってしまいます。
【実際に使ってみたまとめ】猫砂の量5cmの猫トイレのメリット・デメリット
【メリット】猫砂の量5cm程度の猫トイレ
メリットとしてはこのようになります。
においはおしっこやうんちなどの排泄物が隠れる確率が上がるので、においが広がりにくくなります。しかしながらこれにも猫の癖が関連していて、あまり隠さない猫の場合は効果は限れれてきます。
おしっこのかたまり方が、平らに広がる形から高さのある丸い形になりやすくなります。しかしここでも猫の癖が関係していて、おしっこをする前にカリカリを激しくする猫は、底が見えるくらいカリカリするのであまり意味がなくなります。
底の汚れも同様に、排泄前のカリカリ具合によって状況が変わってきます。
【デメリット】猫砂の量5cm程度の猫トイレ
デメリットはこのようになります。
一番のデメリットが「重くなる」です。
当たり前のことですが、メリットがある反面、たくさん入れれば入れるほど重くなるというデメリットが出てきます。5cm程度であれば片手でもなんとか持ち運べるのでギリ何とかなりそうではあります。
しかしDCMのサイトで書かれていた7~10cm程度は少し多いような気がします。多いということに関してはいいことではあるかもしれませんが、10cmも入れた場合重さが5kgぐらいになるので、もはや「筋トレ」です。
筋トレをしながらお世話もできるという、一石二鳥と言えなくはないですが、対象となるのは一部の人だけでしょう。
そのほかのデメリットは、猫トイレの淵の高さに対して猫砂の高さが高くなるので、必然的に飛び散りやすくなります。
軽くカリカリしただけで、こぼれる確率が上がります。
またうんちを捨てるときに中に隠れていることが増えるので、探すのに少し手間がかかる傾向にあります。
猫砂の量が少なめの「1~2cm」程度のときのメリット・デメリット
猫砂を少なめにしたことがあり、その時に感じたことを良い点と悪い点についてまとめてみました。
【メリット】猫砂の量が少なめの1~2cm程度の場合
少なめにした時に感じたメリットは次のようなものがあります。
少ない時のメリットは飼い主さん側に多くのメリットが発生します。
使用する猫砂の量や軽くて持ち運びしやするなる点、散らばらないので掃除の頻度下軽減するなどです。
猫のことだけを考えれば、多めに入れたくはなりますが、飼い主さんのストレスに繋がってしまうと結果として快適な猫暮らしができなくなってしまうことをあるため、注意が必要になります。
【デメリット】猫砂の量が少なめの1~2cm程度の場合
少なめにした時に感じたデメリットは次のようなものがあります。
猫砂が少ない時の一番気になるデメリットは「排泄物が猫の足につく」です。
トイレの中に足を入れておしっこをすると思いますが、猫砂が少ないため(またはカリカリして猫砂が寄ってしまう)、その場合に完全に猫砂が無い場所でおしっこをする可能性が出てきます。
そうするとおしっこをしている足に底にたまってきたおしっこが流れて、足についてしまうことがあります。
おしっこをしている時に見ていないとなかなか気付きにくいですが、見分ける方法としては、「足の毛の色が黄色っぽくなっている」という方法があります。
足の毛の色が黄色っぽくなっている場合は気にして見るようにしてください。ただし毛の色が白っぽくないと判断しにくいので、その場合は分からないかもしれません。
【猫砂の量の決め方】猫砂は少なめの方がいいが、猫の癖や猫トイレ、飼い主さんと猫が求める快適性で違ってくる
処理に関して言えば、少なめの方がいいとなります。しかしながら猫があまり猫砂をかかない場合など、癖によって状況が変わってきます。
また猫トイレがフルカバータイプや上から入るタイプなどの場合は散らば具合が違ってくるので、そういったタイプの場合は5cm以上の多めの方がきれいに保ちやすいと言えそうです。
その他にも処理の仕方によっても違ってきます。
毎日猫トイレを持ち歩いて処理する場合は、猫砂は少なめの方が処理しやすくなります。しかしながら持たずにその場でゴミ箱などに移す場合は重さは関係なくなります。
猫目線で言えば猫砂の量は多めのほうが良いのかもしれません。しかしながら飼い主さんにとっての環境も重要視しなければ、快適で幸せな猫暮らしは難しくなってきます。
今自分の家の「猫の癖」と「猫トイレのタイプ」そして「処理のしかた」この3つの項目について確認しながら、「飼い主さんにとっての快適性」と「猫にとっての快適性」の両立ができるように、自分の家に合った猫砂の高さを決めていきましょう。
ちなみに有名なシステムトイレ「デオトイレ」の場合は砂をどれくらい入れているのか
有名な猫トイレにユニ・チャーム株式会社が販売している「デオトイレ」があります。
この猫トイレはシステムトイレのタイプのトイレで、通常のトイレとは仕組みが違うため、猫砂の量も違ってきます。
メーカーのホームページには「2Lを目安に・・」と書かれています。
高さについても書かれています(画像下)。
Twitterでの投稿では、「猫砂が飛び散りが気になる」といった投稿もあったため、デオトイレの場合も使ってみて猫の癖を踏まえて、猫砂の量を調整するのがベストだと言えそうです。
猫砂に関する「よくある質問と回答」まとめ
猫砂の「丸ごと総入れ替え」はどのくらいの頻度でやればいいの?
よくある質問内容
SNSなどの投稿を見ると「1週間ごとに半分ずつ交換している」「1週間で丸ごと交換している」という内容や、「1か月で交換は1回程度」といった内容が見られ、実際にどの程度の交換頻度がいいかわかりません。
飼い主さんの負荷にならない程度で出来るだけ多くの回数をしてあげよう
SNSなどで様々な投稿があるということは、必ずしもこうしなければならないという決まりがある訳ではないということです。しかしながら猫にとってはできるだけ清潔なトイレを使いたいと思っていることでしょう。
飼い主さんの負担にならないように「一週間に一回」や「一か月に一回」など目標を決めて、愛猫のためにやってあげましょう。
ちなみに空気中の水分を吸ったり、汚れて給水済みの猫砂が増えてくると固まりくくなる傾向があるので、そういった場合も総入れ替えをしてあげましょう。
猫砂は「継ぎ足しで使用」しても大丈夫なの?
よくある質問内容
SNSなどで「秘伝のたれ」ならぬ「秘伝の猫砂」と称して、長い月日「継ぎ足しのみ」で使ってるという投稿がありますが、本当に大丈夫なのでしょうか。
継ぎ足しで使用するのが基本ですが、汚れてきたら総入れ替えをしてあげよう
おしっこなどで減った分をときどき足してあげる、継ぎ足し仕様でが基本になります。
継ぎ足しに関しても決まりがある訳ではないですが、総入れ替えの目安の一つとしては「においが気になりだしたら」でいいと思います。
猫砂の一カ月当たりの使用量と費用はどのくらい?
よくある質問内容
できるだけ安い猫砂を使用したいのですが、猫砂は一か月あたりの費用はどのくらいかかるのですか?または使用する量はどのくらいですか?
猫3匹でおおよそ一カ月で15~20L、費用は紙製で1000円程度
我が家の場合は猫3匹飼っていて、おおよその使用量は一か月あたり15~20L程度となっています。月によって違ってくるのでおおよその目安として捉えてください。
費用は紙製の猫砂の価格が約700円程度(13.5L)となっているので、700円÷13.5=51.8円/1L。
51.8円×15~20L=777円~1037円。
猫1匹だと6L程度で、311円程度となります。
少ない猫砂の量でもにおいを消す方法
猫砂の量を少なくすると飼い主さんにとっては「軽くなる、掃除の頻度が減る」などのメリットがあるものの、猫にとってはデメリットが多くなってしまいます。
そんな中、どうしても少ない量の猫砂で試してみたいという方は次の方法を有効な策になります。
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猫砂の量が少なくても猫のストレス軽減にも効果がある猫砂「プーキャット」を紹介します。
実際に私が使ってみた感想(口コミレビュー)を見たい方はこちらの記事もチェックしてみてください。
【使用レビュー】プーキャット-poocatを実際に使って評価!【獣医が開発した猫砂】
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この猫砂のスゴイところは、「プーキャットを使用している猫トイレのすぐ真上でにおいを嗅いでもにおわない強力な消臭力」にあります。
実際に使ってみて驚いたのがこの点です。このプーキャットを使えば少量の猫砂でもにおいを減らすことができ、猫への負担を軽くすることもできます。
詳細を知りたい方はこちらの記事をチェックしてみてください。
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