袋・パウチ・カップが同じ画面に並んでいて、どれがどれだか分からない。
同じ「キャネット」でも、中身が同じとは限らない気がする。
どちらも棚やページの前で起きることです。足が止まったら、まずは袋の裏にある目的の欄と原材料欄を続けて見てみましょう。
そのうちドライにあたるのがキャネットチップという系統で、公式のブランドページは系統ごとに分かれており、チップのページに並ぶのは粒タイプの5品でした。
同じ名前で中身がどこまでそろうのかを確かめるため、編集部はブランドページ4枚と製品ページ25枚の29枚を開き、書かれた文字を表記のまま写し取りました(2026年9月23日確認)。
読み終えたときに手元の袋がどの系統のものかを表示から判別できる。
そこが残るように章の順番もその道筋に合わせてあるので、上から順に追ってみてください。
この記事でわかること
- 名前が指しているもの:キャネットは4つのシリーズをまとめた呼び名で、ドライは「キャネットチップ」の5品
- グランツとの比較(原材料を個別名と割合で公開しているドライフードと、表示の型を並べます)
- 気になる表記はどうなっているか:着色料の欄は「着色料(赤102)」の1つだけ。用途名が付く理由は物質名の書き方
- どの基準で認められた表示か:「総合栄養食/全ライフステージ用」は協議会の分析試験による証明という意味
- 回収やお詫びはあったのか:91件と112件を数え、お詫びの8件のうちキャネットが対象なのは2018年の缶詰1件。案内は返品・交換
- 同じ名前でも違うところ:成分値は5品で共通し、差が出るのはリンの0.1ポイントと括弧の中身
うちの子が食べるかどうかは、表示からは分かりません。だからこそ、分かるところは先に確かめておく。グランツは原材料の先頭から「脱水チキン 24.5%」「フレッシュチキン 15.0%」のように、個別名に割合を添えて公開しています。先頭に並ぶ原材料がどれだけ入っているかを、買う前に公式ページで確かめられます。穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載があります。
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この記事で確かめたことと、4つの方針
冒頭に並べた6つは、どこまでの材料で言えることなのでしょうか。よりどころにしたのは次の3種類の公開資料です。
- 製品ページ25枚と系統ごとのブランドページ4枚、合計29枚
- ペットフード公正取引協議会の「表示の基礎知識」の解説ページ
- ペットライン公式のニュース一覧と、FAMIC「事業者のみなさまへの注意喚起」の一覧
どれも公開されている資料なので、あなたの画面でも同じ文字をたどれますが、裏を返せば袋を手に取らないと分からない部分には届いていません。
ここから先に出てくるのは公開された文字の内側で確かめられたことだけで、そのうえで編集部は次の4つを崩さずに書きました。
編集部が置いた4つの方針
- 編集部は現物を試していません。ページに出ている表記だけを写して並べます
- 安全か危険かの判定はしません。書かれている内容を確かめるところまでにとどめます
- 公式ページで確認できなかった項目は、そう書きます
- よそのブランドと優劣を付けることはしません
この4つを先に置いたのは、キャネットという呼び名が1つの商品を指していないからで、ドライのページとカップのページでは目的の区分の書かれ方がそろっていません。
ひとまとめに語ると読み違えが起きるのは系統ごとに表示の型が違うからで、同じ名前でも中身の表示はそろわない、というのがこの記事の前提です。
たどれなかった項目には、探した枚数を添えました
一方で、値段や与え方のようにページの側では確かめきれない項目も出てくるので、そこは「公式ページで確認できませんでした」と書き分けました。
- 3つ目の方針はこの記事で何度も顔を出すので、公式ページでたどれなかった項目には探した枚数を添えた
- この記事が並べるのは袋の裏に印刷された原材料欄と成分値
- 先頭に何の分類が来るかをどう受け止めるかまでは決めない
愛猫のフードを選ぶ判断の材料がほしいときは、穀類が先頭にある製品の選び方をまとめた記事があります。
次の章では開いた29枚の内訳を見ていきましょう。
どこまで数えたのかが見えてくると、袋の裏で目を落とす欄もおのずとしぼれてくるはずです。
29枚を開いて、数えられたことと数えられなかったこと
この記事が扱うのは公式サイトに出ている文字でたどれる範囲だけで、編集部が開いたのはブランドと製品を合わせて29枚でした(2026年9月23日確認)。
枚数の内訳は、ブランドの一覧ページが4枚と、個々の製品ページが25枚。系統ごとの数え方と足し算の形は、あとから読み返せるように下のメモへ置きました。
開いた29枚の数え方
- ブランドの一覧ページ4枚+製品ページ25枚=29枚
- 製品ページの25枚はチップ5+メルミル7+3時のムース5+3時のスープ8
- ブランドの一覧ページ4枚はこの4系統それぞれの入口にあたる枚数
この29枚より外側は今回の数えた範囲に入れていません。通販サイトに出ている価格や原材料の表記も出典からは外してあるので、数えたのは公式サイトの側だけです。
ブランドの一覧ページ4枚では系統ごとに何品が並ぶのかを数え、製品ページ25枚では欄に出ている文字をそのまま拾っています。
数えた先と、数えた中身
まず、そのまま書き写せた側から並べます。キャネットチップの5枚では、数字の欄も文字の欄も、迷わずに拾えるところに置かれていました。
ここが、この記事の土台になる部分です。
- 数量として読めた欄:内容量、代謝エネルギー、成分値のそれぞれの項目
- 文字として読めた欄:原材料、着色料、酸化防止剤、そして原産国
- 目的の区分:協議会の分析試験にふれた証明文を、チップ5枚で確認
- ブランドの一覧ページから数えられたのは、系統ごとに並ぶ品数
この3つ目が系統を見分ける手がかりになる文で、同じ「キャネット」の名を持っていても、証明文が置かれているかどうかは系統ごとに違っていました。数え方の詳しいところは次の章にまわします。
では、29枚をめくっても行き当たらなかった項目はどれでしょうか。どこまで探したのかが分かるように範囲を添えて並べますが、賞味期限や与え方のように袋の表示では書き方が決まっている項目も入っています。
- 値段にあたる表示:希望小売価格やオープン価格という語も含めて、29枚が探した範囲
- 賞味期限の具体的な日数と、体重ごとの給与量・給与回数:同じ29枚
- 「AAFCO」という語と「保存料」という語:同じ29枚
- 英字の「CANET」表記:29枚すべて
- <3時のムース>と<3時のスープ>の目的の区分:製品ページ13枚
どれも公式ページで確認できませんでした(2026年9月23日確認)。探した範囲を添えたのは、そこから先まで見ていないと示すためで、その範囲では行き当たらなかったというだけの話です。
表示のきまりをたどると、袋の裏で見る先は4か所でした
ここで表示のきまりの形を押さえておきます。協議会の解説では、ペットフードの目的の区分ごとに書くべき項目があらかじめ決められていました。
総合栄養食なら、
- 対応する成長段階
- 体重ごとの給与量・給与回数
- 証明の方式
まで含めて並びが決まっています(協議会「表示の基礎知識 03.ペットフードの目的について」)。ページで拾えなかった体重ごとの与え方と賞味期限は、手元の袋の裏で補えます。そこに目的の区分と原産国を足すと、目で追う先は4か所です。
- 体重ごとの与え方
- 賞味期限
- 目的の区分
- 原産国
どれも袋を裏返せば一度に目へ入る並びです。その4か所は店頭で袋を裏返したときも同じ位置にあるので、手元に愛猫のフードがあれば先に見つけられます。
次の章からは区分の語が系統ごとにどう違っていたのかを見ていきます。
「キャネット」という名前は4つのシリーズを指しています
愛猫のごはんを選ぶつもりで店頭やネット通販で「キャネット」を探すと、粒の入った袋、ふたの付いたカップ、細長い袋が同じ名前で出てきます。
形も置き場所もそろわないので、どれが毎日の食事にあたるのかが見えにくくなります。
公式サイトのページを1枚ずつ開いて数えると、この名前が付いているのは4つのシリーズでした。では、その4つは何と何で、目的の区分はどう書かれているのでしょうか。順に並べていきます。表に出る名前の形もそろってはいません。
- ドライだけが「キャネットチップ」と続けて書かれた形
- 残る3つは「キャネット<メルミル>」のように山括弧で区切られた形
- 公式のキャットフード一覧と、それぞれのブランドページの見出しがその形
ドライは「キャネットチップ」の5品
粒のドライフードにあたるのがキャネットチップで、ブランドページの紹介文は「国産第一号のドライキャットフード」という言葉から始まります。商品の特徴の欄まで読むと、挙がっている魚の数は品ごとに違っていました。
フィッシュ味が3つ、ミックスが4つ。商品ラインナップに並んでいたのは味の名前で分かれた5品で、内容量の欄まで合わせると、次のように整理できます。
- フィッシュ味:200gと2.7kgの2種類
- ミックス:200g、2.7kg、7kgの3種類
- かつお味ミックス:2.7kgのみ
- 海のめぐみミックス:2.7kgのみ
- お肉とお魚味ミックス:200gと2.7kgと7kgの3種類
内容量の欄を横に見ると、
- 7kgの表記があるのは2品だけ
- 2.7kgは5品すべてにそろう
- 200gが付くのは3品
という並びでした。小さい袋から大きい袋まで並ぶのは、その3品です。
選べる袋の大きさは品によって1種類から3種類まで開きがあり、同じシリーズという言い方でも棚に置かれる形までそろうわけではありません。味の名前だけを見ていると、そこまでは見えてきません。
そして5品の製品ページには、目的の区分について5枚とも同じ1文が置かれ、句読点の位置まで含めて文字の並びは一致していて、5枚を読み比べても差は見つかりません。
この製品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、「総合栄養食/全ライフステージ用」の基準を満たすことが証明されています。
出典:ペットライン公式「キャネットチップ」5品の製品ページ(2026年9月23日確認)
- 「分析試験の結果」:基準を満たすと示した方法にあたる部分
- 「総合栄養食」:ペットフードの目的の区分にあたる部分
- 「全ライフステージ用」:対応する成長段階にあたる部分
- この3つがそろって1つの文になっているのが、チップの5枚
この1文のうち、ほかの3系統のどれでもたどれなかったのが1つ目の部分で、2つ目の語が出てくるかどうかは系統で分かれました。4つを横に見ていくと、証明文を確認できたのはチップだけで、協議会の名前と、試験の種類まで書かれた形です。
「全ライフステージ用」という言葉も同じ1文の中に入っていますが、成長段階の区切りが何を指すのかは協議会の説明と並べたうえで後ろの章に置いたので、ここでは言葉の置かれている位置だけを見ます。
区分の言葉そのものは<メルミル>の紹介文にも出てきます。違うのは協議会の分析試験に触れた1文がページにあるかどうかという点で、ここが、あなたが4つを見分けるときの最初の手がかりです。
<メルミル>は7品
2つ目がキャネット<メルミル>の7品で、商品名の中に年齢の区切りを示す言葉が入っていて、味の名前だけで並ぶチップとは、名前の付け方から違っていました。
公式のキャットフード一覧で数えると、区切りは15歳から、18歳から、介護期用の3つで、そこにまぐろ・かつお・チキンという素材の言葉が組み合わさる形です。
- メルミル 15歳からまぐろ
- メルミル 18歳からまぐろ
- メルミル 18歳からかつお
- メルミル 介護期用 まぐろ
- メルミル 介護期用 かつお
- メルミル 介護期用 チキン
- メルミル 介護期用 チキン ほたて味
ブランドページの先頭に置かれた一文は「シニア猫のための、なめる栄養食」で、年齢の区切りが商品名のほうにも出てくるのはこの説明と重なる並べ方です。
- 代表として開いたのは「メルミル 15歳からまぐろ」の製品ページ
- 内容量は40g
- 紹介文はシニア猫に向けた食事という説明があり、年齢の進んだ猫を名指しした書き方
7品とも紹介文の中に「総合栄養食」という語が置かれていますが、チップのページで見た協議会の証明文のほうは、7枚とも確認できませんでした。
つまり、区分の語がどこに置かれているかが違い、チップは証明文の中、メルミルは紹介文の中。語があるかどうかより置かれた場所のほうを見る形で、25枚の製品ページをそろえて確かめた点でした。
紹介の一文と、証明の一文
同じ語でも、紹介の一文に置かれているのか、分析試験を経た証明の一文として置かれているのかで、ページに残る文字の量は変わります。
内容量の桁もチップの200gや2.7kgとは別のところにあり、40gという単位と、粒の入った袋を同じ物差しで比べるものではありません。
容器が違えば、並ぶ数字も変わります。
成分の数値まで広げるとこの章の話から外れるので、ここではどのシリーズを見ているのかを見分けるところまでにとどめ、数値は後ろの章でチップの5品をまとめて並べます。
<3時のムース>5品と<3時のスープ>8品
残る2つはカップに入ったムースと細長い袋のスープで、数えるとムースが5品、スープが8品、合わせて13品あり、チップやメルミルとは容器の形から違います。
容器が違うので売り場では別の棚に置かれることもありますが、それでも名前の先頭に「キャネット」が付く点と、<3時の>という言葉が入る点は、2つのシリーズに共通していました。
<3時のムース>のブランドページに置かれた一文は「国産の鶏肉を、各成長段階で食べやすい柔らかさにした食べ切りムース」。商品名に年齢の区切りが入る理由はここに出ていて、愛猫の年齢で選ぶ形です。
- <3時のムース>:1歳から、11歳から、15歳から、子ねこ用と、年齢で書き分けた5品
- <3時のスープ>:しらす添え、まぐろ添え、小海老添えなど、素材の名を添えた8品
- チップの5品とメルミルの7品に、この13品を足した合計が25品
- 探した範囲:この2シリーズの製品ページ13枚
13枚の製品ページでは、「総合栄養食」「一般食」「間食」のどの語も公式ページで確認できませんでした(2026年9月23日確認)。チップにあった形の証明文も同じくたどれません。
<3時のスープ>の紹介文には「おやつにピッタリ!水分補給に使い切りサイズ」とあり、協議会の解説では、間食の表示に替えて「おやつ」と書くことも認められています(協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項について」)。
紹介の言葉と、区分の語は別のもの
ただし、この言葉が目的の欄に置かれたものかどうかまでは、13枚からは読み取れませんでした。紹介の言葉と区分の語は別、と分けておくところです。
そして、この8品については、公式からもう1つの告知が出ていました。
<3時のスープ>についての公式の告知
- 公表日:2026年9月1日の「ニュース・トピックス」
- 販売終了時期:2026年9月30日(在庫が無くなり次第、という注記つき)
- 対象:<3時のスープ>の8品すべて
- 公式の文言は「諸般の事情により製造を終了」
- 2026年9月23日の時点で、8品の製品ページは公開されたまま
告知の日付と、ページが開けるかどうかは、分けて見ておくところ。ページが残っていることと、棚に並んでいることは同じではありません。編集部が開いたのは2026年9月23日の時点のページです。
この章で数えた25品にはこの8品も入れてあります。同じ日に8枚の製品ページをそのまま開けたためです。数え直すときは確認した日付も一緒に控えておくところです。
数えた結果と、その検算
ここまでの数を足し合わせてみましょう。キャネットの名を持つのは4系統で合わせて25品で、内訳は5+7+5+8=25でしたが、系統の数と品数はそれぞれ別に数えています。
- 区分の書かれ方で分けた内訳:協議会の証明文がある系統が1つ
- 紹介文に語がある系統は1つ
- どの語も確認できなかった系統が2つ
- 足して4系統
- 品数の多い順に並べると、スープの8品が先頭で、メルミルの7品が続き、チップとムースはどちらも5品
品数の順と区分の書かれ方の並びは重なっていませんでした。
ブランドページの品数と、開いた枚数はそろいました
数え方をもう1つ、ブランドページの商品ラインナップに並ぶ品数と、実際に開いた製品ページの枚数がそろうかどうかも確かめました。
4系統とも数はそろい、ここで数えた25品は、どちらの数え方でも同じ数になります。
ブランドページだけを見て品数を数えると、製品ページを開かずに済むかわりに、区分の証明文までは追えません。
ページの表示と、容器の表示は別のもの
- 協議会が必要表示事項として挙げるのは、容器または包装に書く項目
- ウェブページにも同じ表示を求める定めは、その一覧の外にあるもの
- ページでたどれなかった項目がそのまま袋の表示の不備を指すわけではない
- 目的の欄も手元の袋を裏返せば読める位置にある項目のひとつ
もうひとつ、この数の外に置いたものがあり、公式のキャットフード一覧には魚正の4品と鶏正の1品も並びますが、2つのブランドページで「キャネット」の名は確認できませんでした。
その5品の製品ページには「目的:副食」という欄が置かれ、副食という言葉がそこに入る形で、欄そのものは存在するので、たどれなかったのは欄ではなく、ブランドページの「キャネット」の名のほうです。
4系統に共通していた欄も最後に1つ、原産国は25品ともすべて「日本」という表記でした。並べて読む相手として、フランスで作られていると公式が説明しているドライフードを見ます。
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原材料欄の違いは、括弧の中にありました
愛猫のフードを選ぶときにまず目を落とすのは袋の裏の原材料欄です。キャネットチップの5品はその出だしがどれも同じ文字で並ぶので、猫が口にする中身の差は袋を裏返しただけでは見分けにくくなります。
代表品の欄を、まるごと引き写しました
編集部が代表品に選んだのは「キャネットチップ ミックス」で、公式の表記のまま、読点や字間も直していません。
穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、等)、肉類(チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、等)、豆類(おから、脱脂大豆、等)、油脂類(動物性油脂 、等)、魚介類(フィッシュミール:DHA・EPA源、フィッシュエキス、まぐろエキス、かつおエキス、舌平目エキス、しらすエキス、等)、ビール酵母、ビタミン類(A、D3、E、K3、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、イノシトール)、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、塩素、鉄、コバルト、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、着色料(赤102)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)
出典:ペットライン公式「キャネットチップ ミックス」製品ページ(2026年9月23日確認)
協議会は原材料を分類ごとにまとめて書く方法も認めていて、「08.原材料について」の「表示例2」は分類名の後ろの括弧に個別名が入る形で、この欄もその型と読めます。
先頭は穀類、違いは括弧の中に出ます
括弧の外の読点で数えると、この代表品の項目は11でした。5品とも先頭は穀類の分類で、括弧に入るのはとうもろこし、コーングルテンミール、それに「等」で、2番目は肉類です。
そして差は括弧の中に集まっていて、とくに肉類の括弧は4通りで、名前が増えるか入れ替わるかの違いです。
- フィッシュ味:チキンミール、ミートミールと「等」の2つ
- ミックスと海のめぐみミックス:そこへチキンレバーパウダーが加わった3つ
- かつお味ミックス:ささみパウダーとチキンレバーパウダーが入る4つ
- お肉とお魚味ミックス:チキンレバーパウダーとビーフパウダーが入る4つ
- 5品とも括弧の締めくくりは「等」の一字
項目の数もそろいません。
- フィッシュ味とミックス、お肉とお魚味ミックスが11
- かつお味ミックスは12
- 海のめぐみミックスは13
- 増えた分は「野菜類」と「藻類(こんぶ)」
- 野菜類はかつお味と海のめぐみの2品
- 藻類は海のめぐみミックスだけ
分類名を使わずに置かれた名前
「ビール酵母」は分類名ではなく個別名のまま5品に並び、協議会の分類表の中に「上記分類以外のもの」の行があり、酵母はその例で、括弧には、個別名で表示する、と添えられています。
魚介類の括弧は先頭が「フィッシュミール:DHA・EPA源」で、コロンのあとに何のためかを書き添えた形で、この先頭だけは5品ともそろっていました。
着色料に用途名が付いていた理由
欄の終わりの2つは5品で顔ぶれが変わらず、着色料(赤102)と、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)です。
- 「用途名の併記が必要な添加物」の表に、着色料の行がある(協議会「08.原材料について」表2)
- 定義は、フードを着色して色調を調整する、という短い説明。例はカラメル色素と食用赤色3号
- 注釈(a)=表のアにある目的で使う添加物には、用途名も併記する(協議会「09.添加物について」の注釈)
- 注釈(b)=物質名に「色」の文字を含むとき、用途名の表示を省ける
- 注釈(g)=個別名に代えて、別名・簡略名・類別名で書くのも可能
「赤102」には物質名の中に「色」の文字がなく、注釈(b)の条件から外れるので、用途名が付いた形ということになります。「着色料」という語があるかどうかは、使った量や種類の多さで決まるわけではなく、分かれ目にあるのは物質名をどう書いたかのほうです。
「赤102」という短い書き方について
注釈(g)は個別名に代えて別名や簡略名で書くことも認めています。「赤102」はこの簡略名にあたる書き方と読めます。
ただし協議会の解説ページでは、「赤102」と「赤色102号」を結びつける記載を確認できませんでした(2026年9月23日確認)。同じ物質かどうかはここでは決められません。
同じ会社のキャラットミックスは用途名なしで物質名が5つ並ぶ形でしたが、こちらは物質名に「色」の文字が入るので、注釈(b)で用途名を省ける形にあたります。
欄の書き方をブランドごとに見比べるなら、原材料欄の書き方をブランド別に並べた記事が近道です。うちの子がその粒を食べるかどうかまでは表示から分かりませんが、次にあなたが袋を裏返すときは括弧の中と用途名の有無を順に追ってみてください。
「全ライフステージ用」と書ける条件と、5品の成分値
愛猫のフードの袋の表にある「総合栄養食」という4文字は、書き手が自由に選べる言葉ではなく、使うための条件が協議会のきまりで決められています。言葉の定義からたどると、協議会の解説ページには総合栄養食について次の一文が置かれています。
「総合栄養食」とは、毎日の主要な食事として給与することを目的とし、当該ペットフード及び水のみで指定された成長段階における健康を維持できるような栄養的にバランスのとれたもの
出典:ペットフード公正取引協議会「表示の基礎知識」04(総合栄養食とライフステージについて)・2026年9月23日確認
毎日の主要な食事として与えるもので、そのフードと水だけで栄養がまかなえる設計というのが、定義の指している範囲です。
「総合栄養食」と書くときに添える表示
では、この語を使う製品には何を添える決まりなのでしょうか。協議会「表示の基礎知識」03(ペットフードの目的について)が挙げるのは、次の4点です。
- その商品が対応する成長段階
- 体重ごとの給与量と、1日あたりの給与回数
- 分析試験と給与試験、どちらで証明したかの記載(方法まで定めあり)
- 協議会への届け出。表示できるのは協議会の会員
2つの方式のうちキャネットチップの5品の証明文が挙げているのは分析試験で、どちらの方式で証明したかはその1文で見分けられます。
「全ライフステージ用」という表記
添える言葉と区切り方は次のとおりでした。
- 総合栄養食の表示には対応する成長段階の言葉が添えられる決まり
- キャネットチップ側の表記には半角の区切りで「総合栄養食/全ライフステージ用」
- キャラットミックスの証明文のほうは全角の区切りで「総合栄養食/成猫期用」
区切り記号まで編集部は公式の表記のまま書き写しています。
全ライフステージ用は子猫からシニアまでを1袋でまかなう設計ということになりますが、使いやすいかどうかまではこの表記から判断できません。
5品の成分値を横に並べる
ここからは数字に移り、キャネットチップ5品の成分欄を書かれている表記のまま並べます(ペットライン公式の製品ページ・2026年9月23日確認)。
| 製品 | たんぱく質 | 脂質 | 粗繊維/灰分/水分 | リン | 代謝エネルギー |
|---|---|---|---|---|---|
| フィッシュ味 | 27.0%以上 | 9.0%以上 | 4.5%以下/10.0%以下/10.0%以下 | 0.8%(標準値) | 約350kcal/100g |
| ミックス | 27.0%以上 | 9.0%以上 | 4.5%以下/10.0%以下/10.0%以下 | 0.9%(標準値) | 約350kcal/100g |
| かつお味ミックス | 27.0%以上 | 9.0%以上 | 4.5%以下/10.0%以下/10.0%以下 | 0.8%(標準値) | 約350kcal/100g |
| 海のめぐみミックス | 27.0%以上 | 9.0%以上 | 4.5%以下/10.0%以下/10.0%以下 | 0.8%(標準値) | 約350kcal/100g |
| お肉とお魚味ミックス | 27.0%以上 | 9.0%以上 | 4.5%以下/10.0%以下/10.0%以下 | 0.8%(標準値) | 約350kcal/100g |
そろった欄と分かれた欄は次のとおりです。
- たんぱく質から水分までの5項目と代謝エネルギーは、5品ともそろった数字
- カルシウム1.1%(標準値)とマグネシウム0.12%(標準値)も共通
- 違いが出たのはリンの行だけで、ミックスが0.9%(標準値)、残りの4品は0.8%(標準値)
成分欄の「以上」「以下」と「粗」の字
- 「以上」が付くのはたんぱく質と脂質の2項目
- 粗繊維・灰分・水分の3項目に付くのは「以下」
- 粗繊維だけは「粗」の一字を外せない項目
- 出典は協議会「表示の基礎知識」07(成分(保証分析値)について)
AAFCOとの関係と、29枚で確認できなかった項目
基準の出どころについては協議会「よくあるご質問」に説明があり、そこに置かれているのが「AAFCOの基準を元にしています」という一文です。
一方、製品の側で「AAFCO」という語は、今回開いた29枚では確認できませんでした(2026年9月23日確認)。体重ごとの給与量と給与回数も同じ結果です。
- 成分欄で確認できた項目:たんぱく質と脂質、粗繊維・灰分・水分、カルシウムとマグネシウム
- 29枚で確認できなかった項目:「AAFCO」の語、体重ごとの給与量、給与回数
- 原産国の欄は5品とも「日本」
協議会の表示のきまりが向いている先は容器または包装で、ウェブページに同じ表示の義務まではありません。ページで見つからないことと袋に書かれていないことは別の話で、給与量と給与回数は袋の裏で確かめられます。
水分をそろえ直して比べる見方
水分の量がそろっていないフードどうしは、そのままでは数字を比べにくくなります。水分を除いた重さにそろえ直して並べたものが、主食用ドライを数値で見比べる一覧です。
次にやることは1つだけで、手元の袋を裏返して成長段階の言葉と給与量の欄を続けて見てみてください。ページの数字と袋の表示がそこで1本につながります。
同じ会社の製品と、2つの一覧に出てきた名前
ここまでは製品ページに書かれた表示の中身を見てきました。では、その表示を出しているのはどんな会社で、編集部が件数を数えた2つの一覧に名前はどう出てくるのでしょうか。
作っている会社と、もう一方のミックス
愛猫の袋に並ぶキャネットとキャラットミックスは、どちらもペットライン株式会社の製品です。会社そのものの数字はこの記事では追いかけません。表示を読むうえで要るのはそこではないからです。
もう一方の名前のほうが気になったとき。同じ会社が出しているミックスタイプの5品のほうで、表示を1品ずつ並べています。
ペットラインの猫用ドライには、名前の後ろの語だけが違う6品を並べたJPスタイル 和の究み セレクトヘルスケアもあります。6品の区分の一文と原材料欄の先頭は、和の究みの6品を製品ページで1枚ずつ写した記事で見比べられます。
もう一方のミックスを見るときは
住所や沿革まではそちらに預けました。
この章で効いてくるのは会社と協議会との関係のほうだと編集部は考えています。
「総合栄養食」と、会員名簿のつながり
総合栄養食という表示はどの会社でも自由に書けるわけではありません。協議会へ届け出たうえで会員が行うもの、と説明されています(協議会「表示の基礎知識 03.ペットフードの目的について」)。
- その会員の一覧が「会員名簿」
- 協議会が2025年4月1日現在として公開していて、ペットライン株式会社の名前をそこで確認できる
- キャネットチップ5品の製品ページには、協議会の分析試験による証明文
届け出ができる立場と、ページにあるあの1文が、ここでひと続きにつながります。
2つの一覧を、件数から数えました
お知らせの類が出ていないか、編集部は2つの一覧をそれぞれ最後まで見ています。件数と範囲は次のとおりです。
開いた2つの一覧と、その件数
- FAMIC「事業者のみなさまへの注意喚起」…掲載は91件(2026年9月25日確認)
- その対象期間…平成23年6月から令和8年9月
- 「ニュース・トピックス」(ペットライン公式)…2017年以降で112件。ページ送りの一覧と年別アーカイブに同じものが二重に出るので、重複を除いた数
- そのうち表題に「回収」「お詫び」「自主」のどれかを含むもの…8件(2026年9月25日確認)
- 今回たどり着けなかった資料…国内の自主回収を網羅した公的な一覧
- どちらも公開ページで、だれでも同じ件数をたどれる
FAMICは農林水産消費安全技術センターの略です。事業者に向けた注意喚起を一覧で公開していて、編集部が数えた時点の掲載は91件でした。その91件を頭から終わりまで見ても、キャネットという名前は出てきません。編集部が数えた範囲での該当は0件でした。
公式のニュース一覧のほうは112件。表題に「回収」「お詫び」「自主」のいずれかが入るものは8件。公表の年は2018年から2026年にまたがります。
- 対象にキャネットの製品が入っていたのは、2018年10月5日公表の「お客様へのお詫びとお知らせ」の1件
- その対象は「キャネット<魚正>まぐろと白身魚160g×3」。缶詰で、ドライのキャネットチップとは別の系統
- 2022年に出た原材料表示の不整合のお詫びは、対象がキャラット系・JPスタイル系・懐石系など
- 残る7件の対象に、キャネットの製品名なし
2018年10月5日のお知らせに書かれていたのは、次の内容です(公式のニュース一覧・2018年10月5日公表)。
- 1缶に製造設備の金属部品が混入していたこと
- 公式が案内しているのは、該当するロットを買った人の希望に応じた返品・交換
- 表題も「お客様へのお詫びとお知らせ」
- 製造ラインの総点検で欠損箇所はほかになく、別の缶への混入はないという記載
- このお知らせで使われていたのは「キャネット<魚正>」という表記
いまのブランドページで魚正に「キャネット」の冠を確認できなかったのは、2026年9月23日時点のページでの話です。
ここまでが2つの一覧から拾い出せた事実です。件数も日付もどちらのページに戻っても同じ形で残っています。あとから確かめ直せる材料です。数え方はどちらも同じで、表題に並ぶ語を拾い、日付と対象の欄を開いて確かめる手順です。時間さえあれば、同じ数え直しが手元でもできます。
名前が出てくる1件と、この数え方でできること
112件の表題を並べると、キャネットの名前が出てくるのは1件だけ。2026年9月1日に出た、<3時のスープ>の終売を伝えるお知らせでした。さきほどの2018年のお詫びは、表題ではなく対象商品の欄にキャネットの名前が入っています。
今回あたったのは公開されている2つの一覧にとどまります。ほかの窓口や販売店の掲示まで追い切ってはいません。ここで数えた8件が、これまでに出たお知らせのすべてだとは言い切れません。
確かめ直したいときの入口はペットライン公式のニュース一覧です。気になった日を起点に、新しいものから下へ日付をたどれば、編集部と同じ手順をなぞれます。同じ日に袋の表示も見ておくと、手元の情報と公開情報がそろいます。
グランツと並べると、表示の型が違います
並べるのはキャネットチップ ミックスとグランツ チキン&サーモン味の2品で、どちらも各社の公式ページに出ている表示をそのまま写しました。
| 製品 | 第一主原料 | たんぱく質の表記 | 着色料の表記 | 区分 | 原産国 |
|---|---|---|---|---|---|
| キャネットチップ ミックス | 穀類(とうもろこし、コーングルテンミール、等) | たんぱく質 27.0%以上 | 着色料(赤102) | 総合栄養食/全ライフステージ用(協議会の分析試験による証明の記載) | 日本 |
| グランツ チキン&サーモン味 | 脱水チキン 24.5% | 粗タンパク質 34.50% | 人工の着色料は不使用と公式に記載 | 全年齢用(公式のよくあるご質問に総合栄養食と記載) | フランス |
上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。
表を見るときの前提
- キャネット側は「27.0%以上」、グランツ側は「34.50%」という書きぶり
- 項目の呼び名も別で、グランツ側のラベルは「粗タンパク質」「粗灰分」
- キャネット側の公式表記は「たんぱく質」「灰分」。「粗」が付くのは粗繊維だけ
では、第一主原料の欄はどこが違うのでしょうか。キャネット側は分類名を置いて括弧に例を挙げ、グランツ側は原料の名前に割合を添えていました。
分類名で束ねるか、個別名で並べるかという書き方の型の差で、どちらが正しいという話ではなく、公開の作りが2通りあるということになります。
「全ライフステージ用」と「全年齢用」の拠りどころ
キャネットチップの表示は「総合栄養食/全ライフステージ用」で、協議会の分析試験で基準を満たすと証明されたという一文が5品のページに並びます。
グランツ側の「全年齢用」は公式のよくあるご質問に出ている言い方。レシピはAAFCOとFEDIAFの両方の基準を満たすと公式が記載しています。
- キャネット側が拠るのは協議会の規約。届け出と会員であることが前提(協議会「表示の基礎知識 03.ペットフードの目的について」)
- グランツ側はAAFCOとFEDIAF。レシピが両方を満たすという公式の記載
- 上下の並べ方ではなく、拠る文書の名前の違い
協議会の「よくあるご質問」では総合栄養食の基準がAAFCOの基準をもとにしたものだと説明されていて、別々に立った決まりではないということになります。表示の見た目はどちらの言葉を使うかで変わりますが、拠りどころは地続きの関係と読める説明が協議会の側にありました。
グランツ側の表示で確認できたこと
書き方は次のとおりです。
- グランツ側の欄は個別名に割合が付く形
- チキン&サーモン味は脱水チキン24.5%、フレッシュチキン15.0%、脱水サーモン14.0%という並び
- チキン味のほうは脱水チキン27.00%とフレッシュチキン25.00%
味ごとに数字が置き換わる作りでした。
- 味は3種類で、どれも全年齢用という案内(グランツ公式のよくあるご質問)
- グレインフリーで穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載
- 原産国はフランス。「GRANDSのプレミアムフードは全てフランスでお作りしております。」という説明
グランツ側の表示について確かめられたのは、次のとおりです。
- 「総合栄養食」は公式のよくあるご質問の中にある記載で、協議会の分析試験で証明したという書き方とは成り立ちが違う
- GRANDS株式会社の名前は、協議会の会員名簿(2025年4月1日現在)では確認できなかった
- 届け出て表示する仕組みとは別の枠にある言葉
型の違いが頭に入っていれば、次に袋の裏を見たときに読む欄もすぐに決まります。
成分の一覧をもう少し細かく見たいときは、全年齢対応をうたう輸入ドライの成分値の記事にまとめてあります。同じ言葉でも拠る文書が違えば指す範囲は変わってくるので、愛猫のために選ぶときは、数字の大小より先にどんな型で書かれているかを見てみましょう。
\ 2回目以降は3つの味が1袋ずつ /
初回980円(税込・送料無料)・500gの袋と他の味のサンプル2袋
公式サイトで初回980円の中身を見る→ \ 回数の約束なし・休止と解約ができます / 味ごとの配合の割合を、公式ページで並べて見られます
よくある質問
キャネットは総合栄養食ですか?
シリーズごとに表示の形が違いました。ドライのキャネットチップ5品には、分析試験の結果として基準を満たすと証明された一文が並びます。ほかの3系統に同じ形の文は確認できませんでした(25枚の製品ページ・2026年9月23日確認)。
キャネットチップの主原料は何ですか?
原材料欄の先頭は穀類という分類です。括弧にはとうもろこしとコーングルテンミールが並び、末尾は「等」。2番目は肉類で、括弧の中身だけが5品で4通りに分かれます。順番そのものは5品で共通。先頭は分類名、個別名は括弧の中という形でした。
子猫に与えてもいいですか?
キャネットチップ5品のページには「総合栄養食/全ライフステージ用」という表示があります。5品とも同じ書き方。子猫の時期からシニアの時期までを1袋で受け持つ設計、と読める言い方です。量や回数の目安は愛猫の袋の裏の表示に譲り、ここでは扱いません。
<3時のスープ>は主食として使えますか?
2026年9月23日に8品の製品ページを開きましたが、目的の区分を示す語は確認できませんでした。また公式のニュースでは2026年9月1日に販売終了が告知されています。販売終了時期は2026年9月30日、在庫が無くなり次第という案内。
キャネットチップの値段はいくらですか?
値段の表示のほうは、公式ページで確認できていません(2026年9月23日確認)。見たのはブランド4枚と製品25枚、合わせて29枚です。希望小売価格やオープン価格といった書き方も、その範囲では見つかりません。賞味期限の日数についても同じ結果。
まとめと、袋の裏で確かめる3ステップ
ここまで読んできたところで、公式の表示から確かめられたことを最後にもう一度並べておきます。
29枚をたどって残ったこと
- キャネットの名を持つ系統は4つ、品数は合わせて25
- ドライにあたるのは「キャネットチップ」の5品
- 5品の区分は「総合栄養食/全ライフステージ用」、証明は分析試験によるもの
- 原材料欄の先頭は5品とも穀類の分類、差が出るのは括弧の中身
- 添加物の欄に並ぶ着色料は「着色料(赤102)」の1つ
- 用途名が付くかどうかを分けるのは、物質名の書き方
- 成分値は5品で共通、違うのはリンだけでミックスが0.9%(標準値)
- <3時のスープ>8品は2026年9月30日に販売終了の告知
- 値段と給与量の表示は29枚の中では確認できないまま
袋の裏を見る順番は3つ
ここからは愛猫のフードの袋を手に取ったときの見方で、見るのは目的・原材料・成分の3か所だけです。
そこで読み取れること
主食に当たる区分か、対応する成長段階はどこまでか
1番目の分類名と、括弧に並ぶ個別名、末尾の「等」
たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分に付く「以上」「以下」
3つとも袋の裏だけで完結するので、公式ページは同じ欄を家で読み直すための控えと読めます。
あなたが追えるのは表示の範囲までで、この先は袋を開けてからの話です。うちの子が口を付けるかどうかは表示から読み取れませんが、目的・原材料・成分の欄なら袋を裏返したその場で確かめてみましょう。
この記事で開いたページ
- ペットライン公式:キャネットのブランドページ4枚、製品ページ25枚、ニュース・トピックスの一覧ページ
- ペットフード公正取引協議会:表示の基礎知識03・04・07・08・09の5ページ、よくあるご質問、会員名簿(2025年4月1日現在)
- FAMIC(農林水産消費安全技術センター)が公表する「事業者のみなさまへの注意喚起」
- グランツ公式:よくあるご質問、商品ページ、特定商取引法に基づく表記
- 袋や店頭の表示までは追っていない。見たのは公式サイトの画面
- 表示を確かめた日は2026年9月23日、終売の告知は2026年9月1日の公表