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キャラットミックスはやばい?着色料5つと原材料を公式22枚で確認

キャラットミックスはやばい?着色料5つと原材料を公式22枚で確認

原材料欄の最初にある「穀類」の文字で手が止まる。

「キャラットミックス やばい」と検索すると、強い言葉ばかりが目に入る。

愛猫のフードを選ぶ途中でそんな迷いが出たら、何から見ればよいのでしょうか。評価の言葉より先に、袋の裏の文字を見てみましょう。

こうした検索で気にされているのは、主に次の3つです。どれも公式の表示で確かめられました。

  • 着色の物質名が5つ並ぶ:青色1号から黄色5号まで。「着色料」の語を付けない書き方
  • 原材料欄の先頭が穀類:公式に並ぶ5品とも穀類から始まり、2番目が肉類
  • 2022年のお詫び:原材料表示の不整合についてで、回収ではなかった

ここから先は、この3つを1つずつ表示で確かめていきます。

ペットラインのキャラットミックスは、ブランドページの紹介文で「ミックスタイプのキャットフード」と呼ばれています。公式サイトに並ぶのはかつお仕立てや毛玉をおそうじなど5品で、どの品も原材料欄は穀類の分類から始まっていました。

編集部はペットライン公式のページを22枚開き、書かれた文字を表記のまま書き写しました(2026年9月23日確認)。評判や良し悪しとは別に、作り手が出している文字を確かめるためです。

あなたが同じページを開けば行き当たる文字を先頭から順に並べていきます。最後まで読めば、袋の裏の原材料欄を先頭から読む手順と、着色の物質名が「着色料」の語を付けずに5つ並ぶ理由の2つが手元に残ります。

次にフードを選ぶときに見返せるよう、わかることを先に6つにまとめました。

この記事でわかること

  • 原材料欄の中身:先頭は「穀類」の分類で、括弧の中はとうもろこし・小麦粉・コーングルテンミールと「等」。2番目に肉類の分類が続く
  • グランツとの比較(着色料を使っていないと公式が記載しているドライフードと、原材料欄の書き方を並べます)
  • 着色料の書き方:物質名が5つ並び、「着色料」の語は付かない。物質名に「色」があれば用途名を省ける、という協議会の注釈に沿った形と読める
  • 区分と基準:協議会の定める分析試験で、5品とも「総合栄養食/成猫期用」の基準を満たすと証明されたという記載。「AAFCO」の語は製品ページで確認できなかったが、協議会はこの基準がAAFCOの基準を元にしていると説明
  • 回収とお詫び:FAMICと公式ニュースの2つの一覧を数えると、キャラットミックスが対象に入るのは2022年1月25日の原材料表示のお詫び1件(回収ではない)
  • 5品の違い:成分のうち5項目は5品とも同じ値で、毛玉をおそうじだけ粗繊維、食物繊維、代謝エネルギーの数字が違う
グランツキャットフードのパッケージ2袋 うちの子が食べるかどうかは、表示からは分かりません。だからこそ、分かるところは先に確かめておく。
グランツは原材料の先頭から「脱水チキン 24.5%」「フレッシュチキン 15.0%」のように、個別名に割合を添えて公開しています。先頭に並ぶ原材料がどれだけ入っているかを、買う前に公式ページで確かめられます。穀物は不使用。人工の保存料・着色料・香料も使っていないと公式に記載があります。
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編集部が現物を試さずに、表示だけを並べる4つの方針

ここから先の章はどれも同じ前提の上に書いているので、まずはその前提を押さえておきましょう。編集部はキャラットミックスの袋を手に取らずに、ペットライン公式のページに出ている文字を読んでいます。

ペットフード公正取引協議会が公開している表示の解説を物差しに、欄の文字がどう読めるかを書いていくので、その読み方を崩さないための約束を下の4つにまとめました。

編集部がこの記事で守る4つの方針

  • 編集部はこの製品の現物を試していません。公式ページの表示を、表記のまま書き写します
  • 安全か危険かの判定はしません。何がどの順で書かれているかを示すことに役目をしぼります
  • 公式ページで確認できなかったことは、探した範囲を添えて、そのとおりに書きます
  • ほかの会社のドライフードと並べる章でも、優劣は付けずに書き方の違いだけを置きます

2番目の方針は編集部の立場から決めたもので、獣医学や栄養学の資格を持たない書き手には、原材料や成分値の良し悪しを決める根拠がありません。書けるのは欄に並ぶ語をきまりに照らした読み方のほう。

評判を強い言葉で言い切る文章を見かけたときほど、メーカー自身が公開している文字に戻る意味があると編集部は考えています。言葉の強さと欄に書かれた中身は、別々に確かめられるからです。

愛猫のフードの袋が手元にあるなら、裏の原材料欄を横に置いたまま読み進めてください。次の章では、編集部が開いたページの枚数と、そこで写し取れた欄と写し取れなかった欄を分けて並べます。

22枚を開いて、書き写せた欄と確認できなかった欄

愛猫のフードの袋を裏返すと、原材料や成分、内容量といった欄が並んでいますが、そのうち公式サイトの画面だけで埋まるのはどこまでなのでしょうか。

確かめるために編集部が開いたページと、その結果です。

  • 開いたのはペットライン公式のページ22枚(2026年9月23日確認)
  • 埋まったのは内容量や原材料など6つの欄
  • 最後までたどれなかったのは値段と賞味期限、与え方

開いた22枚の内訳

中心に置いたのは、キャラットミックスのブランドページ1枚と5品それぞれの製品ページで、この記事に写した5品の表記は、どれもこの6枚から取りました。5品の名前はブランドページの並び順で次のとおりです。

  • かつお仕立ての味わいブレンド(原材料欄を全文で写す代表品)
  • まぐろ仕立ての味わいブレンド
  • ささみ風味のまろやかブレンド
  • お肉とお魚味のよくばりブレンド
  • 毛玉をおそうじ

残りは同じペットラインのほかの3ブランドと会社概要・事業所、それに一般店取扱フード一覧で、3ブランドのページは表示の書き方を横に並べるために開きました。

開いた22枚の内訳と検算

  • キャラットミックス:ブランド1枚と製品5枚で6枚
  • キャラットミックスネオ:ブランド1枚と製品4枚で5枚
  • キャラット 5つの味:ブランド1枚と製品2枚で3枚
  • キャネットチップ:ブランド1枚と製品5枚で6枚
  • 会社概要・事業所:1枚
  • 一般店取扱フード一覧:1枚
  • 合計:6+5+3+6+1+1=22枚

一般店取扱フード一覧には、キャラットミックスの5品も名前が並んでいます。ニュース・トピックスとFAMICの2つの一覧は22枚に含めず、会社と区分を扱う章で件数から数えます。

ページで書き写せた欄と、確認できなかった欄

5品の製品ページから、括弧や記号まで表記のまま写し取れた欄は6つありました。

  • 内容量:5品とも「2.7kg(450g×6)」
  • 区分:「総合栄養食/成猫期用」であることを、協議会の分析試験で示した証明文
  • 成分:たんぱく質や脂質、粗繊維などの数字を並べた表
  • 代謝エネルギー:成分の表の外に置かれた、100g当たりの値
  • 原産国:5品とも「原産国:日本」
  • 原材料:先頭の穀類から着色の物質名、最後の酸化防止剤までの全項目

原材料欄は品によって括弧の中身が違うので、5品とも書き写しています。ほかのブランドにも目を広げたいときは、着色料と穀物主体の見方をブランド別に並べた記事があります。

一方で、次の5つは公式ページで確認できませんでした。探した範囲は21枚で、4ブランドのブランドページと製品ページの20枚に、一般店取扱フード一覧を加えています。

  • 値段:「円」の表示は0。「価格」の2文字は、製品ページのバナーの説明文「特別価格でお試しできるフードをさがす」だけ
  • 賞味期限の表示
  • 給与量(与え方)の表示
  • 「AAFCO」という語
  • 「保存料」という語

ただし、協議会「表示の基礎知識 02.必要表示事項について」は必要表示を「最終単位容器又は包装上」に書くものとしているので、画面にないことと袋にないことは同じではありません。

書く項目は規約で次の9つに決まっています(協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項について」)。

  • 名称
  • 目的
  • 内容量
  • 与え方
  • 賞味期限
  • 成分
  • 原材料名
  • 原産国名
  • 事業者の氏名又は名称及び住所

画面で埋まらなかった与え方と賞味期限は、この9つに入っています。「AAFCO」や「保存料」の語も袋の文面を見れば有無が分かるので、値段を除く4つは袋の裏で確かめられることになります。

店頭でうちの子のフードの袋を手に取ったときは、与え方と賞味期限の欄から目を通してください。次の章では、書き写せた欄のうち原材料欄を先頭の項目から読んでいきます。

原材料欄の先頭は「穀類」、2番目は「肉類」でした

袋の裏に並ぶ欄のうち、あなたの目にまず入ってくるのは原材料欄かもしれません。細かい文字が切れ目なく続くので、どこで区切って読めばよいのか迷いやすい欄です。

愛猫が毎日口にする粒について、この欄のいちばん前には何が書かれているのか。それを確かめるため、キャラットミックスの5品の製品ページを1枚ずつ開いて、先頭から順に文字を拾いました。

答えから書くと、1番目は穀類の分類、2番目は肉類の分類でした。この章では代表品の欄をそのまま写し、協議会の表示のきまりに照らして前から読んでいくので、どこで区切ればよいかの目安もその途中で見えてきます。

代表品の原材料欄を、そのまま引き写しました

5品の欄は大半の文字が共通なので、代表に選んだかつお仕立ての味わいブレンドの1品だけを全文で示し、違う箇所は後の節で拾います。半角の括弧も読点の位置も、公式の製品ページの表記から動かしていません。

穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)、肉類(ミートミール、チキンミール、ささみパウダー、等)、豆類(大豆ミール、等)、油脂類(動物性油脂、等)、魚介類(フィッシュミール、フィッシュパウダー、かつおパウダー、等)、野菜類、β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジル、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、コリン)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号、酸化防止剤(ローズマリー抽出物、ミックストコフェロール)

出典:ペットライン公式「キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド」製品ページ(2026年9月23日確認)

括弧の外にある読点で区切ると、この欄は19の項目に分かれ、9組ある半角の括弧は分類名などのあとに個別の名前を包む形です。

19項目の内訳と数え方

  • 分類名のあとに括弧と個別名が続く項目:穀類、肉類、豆類、油脂類、魚介類の5つ
  • 括弧を持たない分類名:野菜類の1つ
  • 分類名を付けずに置かれた個別名:β-グルカン、グルコサミン、ローズマリー、バジルの4つ
  • 栄養の添加物のまとまり:ミネラル類・ビタミン類・アミノ酸類の3つ
  • 着色の物質名:青色1号から黄色5号までの5つ
  • 用途名の付いた酸化防止剤:1つ
  • 検算:5+1+4+3+5+1=19

括弧の中の名前は数に入れず、括弧ごと1項目として扱いました。後の節で5品を比べるときもこの数え方をそのまま使うので、毛玉をおそうじだけが21項目になる理由もそこで見えてきます。

並び順は、使った量の多い順というきまり

欄の並び順は作り手が好きに決めてよいものではなく、協議会「公正競争規約に基づく必要表示事項について」の原材料名の項に書き方が定められています。

そこにあるのは「添加物以外の原材料と添加物に分け、添加物以外の原材料を使用量の多い順に記載、次に添加物を記載する」という文です。量の順に並ぶ前の段と、添加物をまとめた後ろの段からなる形。

協議会「表示の基礎知識 08.原材料について」でも、表示例の説明に「重量の割合の多い順」という言い方が出てきます。規約の「使用量の多い順」と言葉は違っても、同じ並べ方を指していると受け取れます。

  • 1番目:穀類の分類(括弧に3つの名前と「等」)
  • 2番目:肉類の分類(括弧に3つの名前と「等」)
  • 3番目から5番目:豆類、油脂類、魚介類の順
  • 6番目から10番目:野菜類から始まる括弧のない5項目

先頭が穀類の分類なので、穀類にまとめた原材料がこの欄でいちばん多く使われていることになり、肉類はその次に多い分類という位置づけです。

ただし、並んでいるのは分類ごとのまとまりなので、比べられているのもまとまりどうしという形です。括弧の先頭のとうもろこし1つだけで肉類の全体より多いかどうかまでは、この並びからは分かりません。

ここで気をつけたいのは多い順のきまりがかかる範囲で、量の順が求められているのは添加物より前の部分だけでした。欄のどこまでがその部分かは、あとの節で協議会の添加物の解説にある表と照らして確かめます。

分類名と、括弧の中の個別名

穀類や肉類のように、分類名のあとの括弧へ個別の名前を入れる書き方。協議会「表示の基礎知識 08.原材料について」では、この形が表示例2として示されています。

同じページの説明と表1を、この欄と照らして並べます。

  • 分類ごとにまとめる書き方:ペットフード安全法と公正競争規約で認められたもの
  • 分類名だけを並べる表示例3:認められているものの、近年はほとんどない
  • 表1の分類:名前の付いた分類が15あり、この欄に出てくる6つの分類名はどれもその中に入る
  • 残る9つの分類:たとえばいも類や乳類の名前は、この欄には出てこない

表1の例と重なる名前

  • とうもろこし:穀類の例
  • 小麦粉:穀類のうち製粉されたものの例
  • コーングルテンミール:穀類の加工物の例
  • チキンミール:肉類の加工物の例
  • ささみパウダーのささみ:肉類の部位の例
  • 大豆ミール:豆類の加工物の例
  • 動物性油脂:油脂類の例と同じ名前
  • フィッシュミール:魚介類の加工物の例(表1では魚粉とも併記)

5つの分類の括弧はどれも「等」の一字で閉じられていて、挙げた名前のほかにも同じ分類の原材料があるという意味と読めます。「等」が何を指すかの説明は、協議会の解説ページでは確認できませんでした。

括弧を持たずに置かれた項目も6番目から10番目に5つ並び、表1の枠と照らすと次のように分かれます。

  • 野菜類:表1の15分類に入る名前。括弧を付けずに分類名だけで置かれた形
  • β-グルカンとグルコサミン:15分類のどの名前でもなく、個別名のまま置かれた形
  • ローズマリーとバジル:同じく個別名のまま置かれた形。表1の「上記分類以外のもの(個別名で表示する)」の行には、例の1つにハーブが載る

ローズマリーとバジルはその行にあたる名前と読めます。ローズマリーの名は欄の最後の酸化防止剤の括弧に入った「ローズマリー抽出物」でもう一度出てきますが、9番目の個別名とは別の項目です。

ミネラル類から後ろは、添加物の並び

11番目のミネラル類から先は、項目の性質が変わります。協議会「表示の基礎知識 09.添加物について」の表では、栄養強化の目的で使う添加物としてビタミン類・ミネラル類・アミノ酸類の3つが並んでいました。

この欄ではその3つが11番目から13番目に続くので、規約の2段の形と合わせるとミネラル類から後ろは添加物の並びにあたります。

  • 前の段(添加物以外):1番目の穀類から10番目のバジルまでの10項目
  • 後ろの段(添加物):11番目のミネラル類から19番目の酸化防止剤までの9項目
  • 使った量の多い順のきまりがかかる範囲:前の段の10項目(規約の文に照らした読み方)

後ろの段の並びと括弧を、前の段との違いも含めてまとめます。

  • 並び:栄養の3つのまとまりのあとに着色の物質名が5つ続き、最後が酸化防止剤
  • 括弧の中:ビタミン類はAからコリンまで、アミノ酸類はメチオニンとタウリン
  • 括弧の閉じ方:前の段の5つの分類は「等」で終わり、ミネラル類・ビタミン類・アミノ酸類・酸化防止剤の括弧には「等」が付かない形

「保存料」という語は19項目のどこにも出てこず、何のために加えたかを示す用途名は欄の中では最後の「酸化防止剤」の1つだけです。

5品で違ったのは、括弧の中の2か所と毛玉をおそうじの項目数

残る4品の製品ページも開いて代表品の欄と1項目ずつ照らし合わせると、5品に共通する項目は並び順まで同じで、違いが出たのは次の3か所でした。

  • 肉類の括弧の順番:お肉とお魚味のよくばりブレンドだけチキンミールがミートミールより先
  • 魚介類の括弧の中身:フィッシュミールとフィッシュパウダーに続く名前が4通り
  • 項目の数:毛玉をおそうじだけビートパルプとセルロースが加わった21項目

魚介類の括弧の後ろ側は、品によって分かれていました。

  • かつお仕立てとよくばりブレンド:かつおパウダー
  • ささみ風味:白身魚パウダー
  • まぐろ仕立て:まぐろパウダーと白身魚パウダー
  • 毛玉をおそうじ:まぐろパウダー

かつおとまぐろの2品は、商品名の魚の名前が魚介類の括弧に入る形です。ささみの名前のほうは5品とも肉類の括弧の3つ目、ささみパウダーとして置かれていました。

毛玉をおそうじに加わる2つは魚介類のすぐあとに置かれていて、そのうちセルロースは表1の「上記分類以外のもの」で例に載っている名前です。成分の数字に出る違いは、2つあとの章で表にして並べます。

写し取るときに残した表記

  • 毛玉をおそうじの欄:「油脂類(動物性油脂 、等)」と、読点の前に半角の空白が1つ
  • ほかの4品の欄:空白のない「油脂類(動物性油脂、等)」の形
  • どちらも空白を詰めずに公式の表記のまま写したもの

順番で示す欄と、割合を添える欄

ここまで読んで欄から分かるのは原材料の順番までです。

  • 順番から読み取れること:穀類が肉類より多く使われている
  • 欄に書かれていないこと:それぞれの割合
  • 順番だけでは決められないこと:両者の差の大小

先に引いた規約の一文が決めているのも並べる順番で割合には触れていないので、キャラットミックスの欄は順番で量の多少を示す書き方ということでしょう。

一方で、個別の名前に割合を添えるフードもあります。たとえばグランツのチキン&サーモン味は、公式ページの原材料で、先頭の脱水チキンに24.5%と割合を載せています。

  • 順番を示す型:分類名で束ねて括弧に個別名と「等」を入れる(キャラットミックス)
  • 割合を添える型:個別の名前に数字を並べる(グランツは先頭の原材料から)
  • 2つの型を1行ずつ並べた表:グランツと並べる章

どちらも原材料欄の書き方の型の1つで、欄から読み取れることの種類が違い、キャラットミックスの欄で追えるのは分類どうしの前後の関係です。

欄を読む入口は、先頭の分類と括弧の終わり

先頭に穀類が来ることをどう受け止めるかは、編集部が決めることではありません。考える材料がほしいときは、穀物が主原料のフードをどう見るかの整理で筋道をたどれます。

愛猫のフードの袋を裏返す機会があれば、まず先頭2つの分類と括弧の終わりの「等」までを続けて読んでみてください。欄の後半に並ぶ5つの物質名がどう書かれているかは、次の章で協議会の注釈と合わせて見ていきます。

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着色料は5つ、「着色料」の語を付けずに並ぶ書き方でした

原材料欄を先頭から終わりまで読んでも「着色料」という3文字には行き当たらず、5品の欄を見比べても結果は同じでした。色を付ける物質の名前は、なぜ用途名なしで並んでいるのでしょうか。

手がかりは物質名に「色」の字を含むなら用途名を省ける、という協議会の注釈にあります。この章ではまず5つの名前の位置を確かめてから注釈の文面へ進むので、愛猫のフードがこの5品なら、袋の原材料欄の終わりのほうを目で追いながら読めるはずです。

欄の終わりに並ぶ5つの物質名

代表品のかつお仕立ての味わいブレンドでは、19項目のうち14番目から18番目が着色の物質名にあたります(ペットライン公式の製品ページ)。前後の項目も含めて位置を書き出すと、次の並びです。

  • 13番目:アミノ酸類の項目(栄養の添加物3つのうち最後)
  • 14〜18番目:青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号
  • 19番目:酸化防止剤の項目(括弧の中はローズマリー抽出物とミックストコフェロール)

毛玉をおそうじは項目が21あるので番号は後ろにずれますが、5品とも同じ5つが同じ順で、前後に来る項目も変わりませんでした。

物質名を見比べて分かるのは、

  • 色で分けると青が1つ、赤と黄が2つずつ
  • どれも色の名前に番号を添えた短い形
  • 5つそろって「色」の字を含む

の3点で、最後の点が次に見る表示のきまりとつながっています。

物質名に「色」があれば、用途名を省ける

協議会の表2は物質名と一緒に用途名も書く添加物を6つ挙げています(協議会「表示の基礎知識 08.原材料について」)。着色料もその1つで、本来は用途名を添えて書く側に入ります。

ただし、着色料には省き方を定めた注釈(b)が09の添加物の解説に別に置かれていて、文面は次のとおりです。

「着色料」にあっては、添加物の物質名に「色」の文字を含む場合は、用途名の表示を省略することができる。

出典:ペットフード公正取引協議会「表示の基礎知識 09.添加物について」(2026年9月23日確認)

欄の5つは青・赤・黄のどれを見ても、名前に「色」の字が入っています。注釈(b)の条件に5つとも当てはまるので、用途名のない書き方はこのきまりに沿った形と読めます。

同じ欄で用途名が付く項目と付かない項目

  • 着色の物質名5つ:用途名なし。注釈(b)で省ける側
  • 欄の最後の「酸化防止剤(…)」:用途名あり。省略の特例がない側
  • 表2で用途名の併記が求められる6つ:甘味料・着色料・保存料・増粘安定剤・酸化防止剤・発色剤
  • 用途名を省ける特例は着色料の(b)だけで、増粘安定剤の(c)が省くのは物質名のほう

酸化防止剤には着色料のような省略の特例がないので、同じ欄の中に用途名の付く項目と付かない項目が並ぶのはこの特例の有無で説明がつきます。

同じ会社でも、書き方は4通り

ペットラインのほかの3ブランドの製品ページも開いて公式の原材料欄の表記のまま並べると、着色料の書き方は同じ会社の中で4通りに分かれていました。

  • キャラットミックス(5品):物質名だけが5つ並び、用途名は付かない
  • キャラットミックスネオ(4品):「食用赤色3号」のように頭に「食用」が付いた5つ。並び順は品によって2通り
  • キャネットチップ(5品):「着色料(赤102)」の1つで、用途名が前に付く
  • キャラット 5つの味(2品):着色の物質名は欄に並ばず、証明文の前に【無着色】の表記

協議会が挙げる着色料の例とも並べてみます。

  • 08の表2と09の表アの例:カラメル色素と「食用赤色3号」
  • ネオの欄:この例と同じく「食用」が付く形
  • キャラットミックスの欄:食用の文字が付かない形

注釈(g)は個別名の代わりに別名・簡略名・類別名を使う書き方も認めています。ただ、注釈に名前の例は添えられておらず、「赤色3号」がどの呼び方にあたるかは協議会のページで確認できませんでした。

袋の裏でアミノ酸類のあとから酸化防止剤の手前までを数え、物質名の前に「着色料」の用途名が付いているかを見れば、欄がどの書き方かは店頭でも見分けられます。次の章では、同じ5品の成分値を並べて数字の違いを見ていきましょう。

成分値は5品でほぼ同じ、違うのは毛玉をおそうじだけでした

愛猫のフードの袋にもある「成分(重量パーセントまたは1kg中の含有量)」の表を、この章では原材料欄と同じ製品ページから読みます。項目はたんぱく質から食物繊維までの7つで、5品を横に並べると、違いが出るのは毛玉をおそうじの3つの数字だけです。

下の表は、5品の成分欄を公式の表記のまま写したものです(ペットライン公式・キャラットミックス5品の製品ページ、2026年9月23日確認)。代謝エネルギーは表の外の段落にあるため、見比べやすいよう同じ表へ加えました。

製品たんぱく質脂質粗繊維灰分/水分マグネシウム食物繊維代謝エネルギー
かつお仕立ての味わいブレンド23.4%以上8.1%以上3.5%以下10.0%以下/10.0%以下0.12%標準値6.9%標準値約335kcal(100g当たり)
まぐろ仕立ての味わいブレンド23.4%以上8.1%以上3.5%以下10.0%以下/10.0%以下0.12%標準値6.9%標準値約335kcal(100g当たり)
ささみ風味のまろやかブレンド23.4%以上8.1%以上3.5%以下10.0%以下/10.0%以下0.12%標準値6.9%標準値約335kcal(100g当たり)
お肉とお魚味のよくばりブレンド23.4%以上8.1%以上3.5%以下10.0%以下/10.0%以下0.12%標準値6.9%標準値約335kcal(100g当たり)
毛玉をおそうじ23.4%以上8.1%以上4.5%以下10.0%以下/10.0%以下0.12%標準値8.7%標準値約330kcal(100g当たり)

5品で同じだった5項目

次の5項目は5枚の製品ページで数字も書き方もそろっていました。

  • たんぱく質:23.4%以上
  • 脂質:8.1%以上
  • 灰分:10.0%以下
  • 水分:10.0%以下
  • マグネシウム:0.12%標準値

毛玉をおそうじ以外の4品に限ると、粗繊維と食物繊維、代謝エネルギーまで数字が一致します。かつお、まぐろ、ささみ、お肉とお魚味の4品で表示が分かれるのは、原材料欄の括弧の中身のほうです。

数字に付く「以上」「以下」と「標準値」

数字の後ろに付く3種類の言葉のうち、「以上」と「以下」は、どの項目にどちらを付けるかが決まっています(協議会「表示の基礎知識 07.成分(保証分析値)について」)。

協議会07が決めている成分の書き方

  • たんぱく質と脂質:「○○%以上」の形で書く項目
  • 粗繊維、灰分、水分:「○○%以下」の形で書く項目
  • 「粗」を外せない項目:粗繊維の1つ。キャラットミックスの表で「粗」が付くのもこの1項目だけ

言葉ごとに分けて見ていきます。

  • 「以上」:示した割合を下回らない向きの書き方
  • 「以下」:示した割合を上回らない向きの書き方
  • 「標準値」:マグネシウムと食物繊維の2項目に付く言葉。キャラットミックスの表では括弧を付けずに「0.12%標準値」と書かれている

たんぱく質の23.4%以上は下限を、水分の10.0%以下は上限を示す数字ということになります。「標準値」の意味の説明は、07のページでは確認できませんでした。

毛玉をおそうじだけ違う3つの数字

ほかの4品と並べたときの差は次の3つです。

  • 粗繊維:ほかの4品の3.5%以下に対して、4.5%以下
  • 食物繊維:ほかの4品の6.9%標準値に対して、8.7%標準値
  • 代謝エネルギー:ほかの4品の約335kcalに対して、約330kcal(どちらも100g当たり)

毛玉をおそうじは原材料欄にビートパルプとセルロースが加わる品でもあり、成分の表と原材料欄の両方でほかの4品と表示が分かれているのは、この1品でした。

水分を含んだままの数字として読む

表の見出しには「重量パーセント」とあり、水分も同じ表の1行に入っているので、ほかの行の数字も水分を含んだ製品そのものの重さに対する割合と受け取れます。

水分の割合が違うフードどうしを並べるときは、水分を除いた重さ(乾物量)を基準にする方法もあります。その見方で数字を出し直したものが、成分値を乾物量にそろえて比べた一覧です。

愛猫が食べているフードの袋で成分の欄を見るときは、先に水分の行と「以上」「以下」の向きを確かめておきましょう。次の章では、作っている会社と、証明文に書かれた区分に話を進めます。

ペットラインの製品で、区分は「総合栄養食/成猫期用」でした

愛猫のフードの表示を読むうえでは、原材料と成分のほかに作っている会社と目的の区分を示す1文も押さえておきたいところです。この2つは、協議会のきまりの中でどうつながるのでしょうか。

先に答えを書くと、区分の1文と社名は協議会への届け出と会員の仕組みでつながると受け取れます。確かめる先は協議会の会員一覧で、章の後半では回収とお詫びを探した2つの一覧も数えます。

作っているのはペットライン株式会社

キャラットミックスはペットライン株式会社の製品なので、ペットライン公式「会社概要・事業所」から表示を読むときの手がかりになる項目を写しました。

  • 創立:昭和42年7月19日
  • 本社:神奈川県横浜市西区みなとみらい
  • 本店と多治見工場:岐阜県多治見市
  • 研究開発センター:茨城県つくば市
  • 事業内容:「ペットフード、ペット関連商品の製造販売」

公式のキャットフード一覧に並ぶ次の名前も同じ会社のブランドでした。

  • キャラットミックスネオ
  • キャラット 5つの味
  • キャネットチップ

着色料の書き方で4通りに分かれていたのも、キャラットミックスを含む4ブランドです。

愛猫のために粒のドライをもう1系統見比べるなら、同じペットラインのキャネットチップ5品の表示も同じ手順で並べてあります。

証明の1文と、総合栄養食という区分

5品の製品ページには、協議会の定める分析試験の結果、「総合栄養食/成猫期用」の基準を満たすことが証明されている、という1文が載っています。

協議会「表示の基礎知識 04.総合栄養食とライフステージについて」の説明を、3つに分けて並べます。

  • 位置づけ:毎日の主な食事
  • 与えるもの:そのフードと水だけ
  • 栄養:指定された成長段階の健康を保てるよう、釣り合いをとったもの

表示の要点は、同じ解説の「03.ペットフードの目的について」に3つ並びます。

  • 証明の方法:分析試験か給与試験のどちらか
  • 手続き:ペットフード公正取引協議会への届け出
  • 表示できる立場:協議会の会員

協議会の会員一覧(2025年4月1日現在)には、ペットライン株式会社が正会員として載っていました。製品ページの1文と社名は、届け出と会員の仕組みでつながる形と読めます。

証明文の後ろ半分にある「成猫期用」は成長段階を示す部分で、04の図に並ぶ呼び方では「成犬・成猫期」にあたるということでしょう。

製品ページで確認できなかった「AAFCO」の語は、協議会「表示に関するQ&A」に出てきます。総合栄養食の基準を「AAFCOの基準を元にしています」と説明する箇所で、この関係はグランツと並べる次の章でもう一度使います。

回収とお詫びを、2つの一覧の件数から数えました

回収やお詫びを探したのは、FAMICの一覧とペットライン公式のニュース一覧の2つだけです。ペットラインの2021年の自主回収2件(対象はキャラット以外)がFAMICの一覧に載っておらず、国内の回収をすべて集めた一覧ではないと読めます。

国内の自主回収を網羅した公的な一覧は、確認できませんでした。一覧に名前が出てこなくても、何もなかったことの証明にはなりません。

2つの一覧の件数と、数えた範囲

  • FAMIC「事業者のみなさまへの注意喚起」:91件(平成23年6月7日〜令和8年9月9日)。「ペットライン」「キャラット」の語は0回
  • ペットライン公式「ニュース・トピックス」:112件(2017年9月1日〜2026年9月1日)。一覧の8ページと年別アーカイブで同じ件数
  • 表題を「回収」「お詫び」「自主」の3語で拾うと8件
  • 8件のうちキャラットの製品が対象に入るのは1件(2026年9月23日確認)

8件は表題で拾ったあと、対象の製品名を1件ずつ確かめています。残る7件の対象はどれもほかのブランドの製品でした。

2022年1月25日の「原材料表示の不整合に関するお詫び」

表題のとおり、この1件は回収のお知らせではありません。パッケージの原材料表示と中身が一致していなかったことへのお詫びでした。

不整合は3種類あり、キャラット系はすべて1つ目にあたります。原材料表示に「ビタミン類(イノシトール)」の文字がないのに、製品にはイノシトールが配合されていた、という内容です。対象はJANコードごとに1行で、キャラット系は15行でした。

  • キャラットミックスの3kgの5品(うち、お魚づくしの味わいブレンドは2021年6月に終売)
  • 同じく毛玉をおそうじ2.7kgと、かつお仕立ての500g
  • キャラットミックス<ネオ>の5行と、キャラット<5つの味>の3行

イノシトールについて、会社は次のように説明しています。編集部は評価を加えず、お詫びの文面のまま引きました。

「イノシトール」はビタミンの一種です。犬・猫は「イノシトール」を体内で合成することができますので、食事によって補う必要はないとされています。配合された「イノシトール」により該当製品の安全性に影響を及ぼすことはございません。

出典:ペットライン公式「原材料表示の不整合に関するお詫び」(2022年1月25日公表・2026年9月23日確認)

その後、2022年10月3日のお知らせで2.7kgの5品が新商品として並びました。10月31日の終売は3kgの4品と、1月のお詫びと同じJANコードの毛玉をおそうじ2.7kg。代わりの製品は「キャラットミックス各種2.7kg」です。

この2.7kgの5品は、いまの製品ページ(2026年9月23日確認)に並ぶ5品と、名前も重さも重なります。JANコードはページに出ていないため、言えるのはその重なりまでです。

同じ確かめ方は、公式のニュース一覧を日付の順にたどるだけで手元でもできます。次の章では、ここで見た区分と基準の関係を手がかりに、グランツと原材料欄の書き方を並べます。

グランツと並べると、原材料欄の書き方の型が違います

愛猫のフードを比べる手がかりに、並べる2品と表の出どころを先に挙げます。

  • 2品:キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンドとグランツ チキン&サーモン味
  • 表の文字:ペットライン公式の製品ページとグランツ公式の商品ページ(2026年9月23日確認)
  • グランツの原産国(フランス):公式のよくあるご質問の答え

かつお仕立ては原材料欄の章で全文を写した代表品なので、その章で先頭から追った欄の並びが、そのまま比べるときの土台になるはずです。

製品第一主原料たんぱく質の表記着色料の表記区分原産国
キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド穀類(とうもろこし、小麦粉、コーングルテンミール、等)たんぱく質 23.4%以上青色1号、赤色3号、赤色102号、黄色4号、黄色5号総合栄養食/成猫期用(協議会の分析試験による証明の記載)日本
グランツ チキン&サーモン味脱水チキン 24.5%粗タンパク質 34.50%人工の着色料を使っていないと公式に記載全年齢対象(公式のよくあるご質問に総合栄養食と記載)フランス

上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。

表を読むときの前提

たんぱく質の列は数字の添え方がそろっていません。ペットライン公式の製品ページは「23.4%以上」と下限を示す形ですが、グランツ公式の商品ページではチキン&サーモン味の欄が「34.50%」と数字だけの書き方でした。

成分の呼び名も、各社で違う

  • ペットライン公式:「たんぱく質」「脂質」「灰分」(成分値の章の表と同じ呼び名)
  • グランツ公式:「粗タンパク質」「粗灰分」と、粗の字の付かない「脂質」
  • 協議会の07:たんぱく質・脂肪・灰分の頭に「粗」を付けた呼び方も認める、という説明

区分の列は同じ「総合栄養食」でも書かれている場所が違います。キャラットミックスは製品ページの証明文の中、グランツはよくあるご質問の答えの中で、表の括弧書きはその出どころを示しています。

分類名で束ねる型と、個別名に割合を添える型

第一主原料の列には欄の組み立て方の差がそのまま出ています。キャラットミックスは「穀類」という分類名を先に置き、括弧に個別名を挙げて「等」で閉じる型でした。

グランツ公式の商品ページでは脱水チキンから始まる先頭の6つに割合が添えてあり、7つ目のさつまいもから後ろは名前だけが続きます。

  • 脱水チキン 24.5%
  • フレッシュチキン 15.0%
  • 脱水サーモン 14.0%
  • チキンファット 8.4%
  • チキンプロテイン 1.5%
  • サーモンオイル 0.8%

原材料欄の章で見た2つの型が、表の第一主原料の列には1行に1つずつ入っています。

グランツ側の欄をもう少し細かく見るなら、着色料を使っていないドライフードの原材料表示が入口です。

原材料欄の外に書かれていた、グランツ側の記載

商品ページとよくあるご質問には並べて読むときの手がかりになる記載もあったので、次の3つを拾いました。

  • 穀物は使わず、保存料・着色料・香料も人工のものは使っていないという記載(商品ページ)
  • 保存の役目を担うのはローズマリーエキス(サーモン味のみ)とミックストコフェロール(よくあるご質問)
  • AAFCOとFEDIAF、2つの団体の基準をレシピがどちらも満たすという記載(商品ページ)

2つ目のミックストコフェロールは、キャラットミックスの酸化防止剤の括弧にも入っている名前ですが、ここでは同じ物質名が両社のページに出てくるという事実だけを書き留めます。

3つ目のAAFCOは、協議会の「表示に関するQ&A」も総合栄養食の基準の元に挙げる名前なので、2つの表示がよりどころにする基準は同じ系統にあると受け取れます。

グランツが答えに付けた限定と、2品の並べ方

グランツの商品ページには、会社自身が限定を付けて答えた質問もありました。

日本ではヒューマングレードという用語がとても曖昧に使用されていますが、GRANDSを生産している欧州では、この用語の使用に規定があります。原材料の大半は人間の食品用と変わらない鮮度と部位を使用し、腐敗した肉などの使用は一切しておりませんが、GRANDSが指定する方法で製造されていても、欧州の厳しい規程ではヒューマングレードの原材料と認められていないため、当店では「原材料の一部はヒューマングレードに該当しない」としています。

出典:グランツ公式 商品ページのQ&A「食材はヒューマングレードのものですか?」(2026年9月23日確認)

限定を付けた理由として挙げられているのは、欧州の規程では認められていないという点です。

原産国も表示を出す会社も異なる2品で、順位を付ける相手ではありません。袋の裏と公式ページで先頭の書き方と「以上」の有無を見比べ、愛猫のためにどちらの書き方に納得がいくかを確かめてください。

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キャラットミックスについてよくある質問

ここまで読んでうちの子のフード選びに残りそうな問いを、本文の表示から5つ組み立て、答えの根拠には公式の製品ページと協議会の解説を使いました。

キャラットミックスの主原料は何ですか?

原材料欄の1番目は穀類という分類名で、括弧にはとうもろこしをはじめ3つの名前と「等」が入り、2番目に肉類が続きます。添加物を除く原材料は使った量の多い順に書くきまりなので、穀類の分が最も多いことになります。

着色料は何種類入っていますか?

物質名で数えると5つです。内訳は青色1号、赤色3号と赤色102号、黄色4号と黄色5号で、5品とも同じ顔ぶれでした。どれも名前に「色」を含むので、用途名の「着色料」を省ける、協議会の注釈(b)どおりの書き方にあたります。

キャラットミックスは総合栄養食ですか?

5品とも総合栄養食の表示があります。証明文の区分は「総合栄養食/成猫期用」で、協議会の定める分析試験によるものでした。与える量の目安は公式ページで確認できませんでした。総合栄養食には体重ごとの給与量を示すきまりがあるため(協議会「表示の基礎知識 03.ペットフードの目的について」)、袋の裏の欄で確かめられると受け取れます。

5種類のうち成分が違うのはどれですか?

違いが出るのは毛玉をおそうじだけです。粗繊維は4.5%以下(ほか4品は3.5%以下)、食物繊維は8.7%標準値(同6.9%標準値)、代謝エネルギーは100g当たり約330kcal(同約335kcal)でした(ペットライン公式の製品ページ)。

キャラットミックスの値段はいくらですか?

公式ページで確認できませんでした。4ブランドのページ20枚と一般店取扱フード一覧の計21枚(2026年9月23日確認)を見ても、「円」の表示は0。「価格」の文字はバナーの案内文にあるだけでした。値段は買う店の値札や商品画面で確かめてください。

答えに使った事実は、次の章の一覧にまとめてあります。

表示から分かったことと、袋の裏で確かめる3つの順番

ここまで公開されているページの文字から拾ってきた表示を、愛猫のフード選びで迷ったときに見返せるよう項目ごとに言い直します。

  • 公式に並ぶのは5品、内容量はどれも2.7kg(450g×6)
  • 原材料欄の1番目は穀類、2番目は肉類の分類名
  • 多い順のきまりが及ぶのは添加物より前の部分
  • 着色の物質名は5つ、「色」を含むので用途名の「着色料」を省ける形
  • 区分は5品とも「総合栄養食/成猫期用」、証明は分析試験
  • 成分値が分かれるのは毛玉をおそうじの粗繊維・食物繊維・代謝エネルギー
  • 2つの一覧でキャラットが対象のものは、2022年1月25日のお詫び1件

袋の裏を見るときは目的・原材料・成分の3つの欄を次の順番で追っていきましょう。

  • まず目的の欄で「総合栄養食」の語と成長段階の言葉を見る
  • 次に原材料欄の先頭2つと括弧の中、末尾の「等」、アミノ酸類のあとの物質名を追う
  • 最後に成分の「以上」「以下」と、ページで拾えなかった給与量・賞味期限を袋で読む

穀類の分類が先頭に立つことや着色の物質名が5つ続くことをどう受け止めるかは飼い主それぞれです。器の前でうちの子がどんな顔をするかまでは、袋の文字からは読み取れません。

あなたが次に袋を裏返すときは、上の3つの順に欄を追いながら先に挙げた7つの項目と照らし合わせてみてください。

この記事の出典と確認日

  • ペットライン公式:製品とブランド20枚、会社概要・事業所、一般店取扱フード一覧の計22枚
  • 同じく「ニュース・トピックス」:一覧の112件と、キャラットの名前が出るお知らせのうち本文を開いた6件とお詫び
  • FAMIC「事業者のみなさまへの注意喚起」の91件
  • ペットフード公正取引協議会:表示の基礎知識02・03・04・07・08・09、必要表示事項の2ページ、表示に関するQ&A、会員一覧
  • グランツ公式:商品ページ、特定商取引法に基づく表記、よくあるご質問
  • 袋や店頭の表示は追わず、見たのは公開ページだけ
  • 表示を見た日はすべて同じ(2026年9月23日確認)、お詫びの公表は2022年1月25日