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ジャガーキャットフードの原材料と成分|エッセンシャル3品の違いも

ジャガーを徹底調査

ジャガーキャットフードが気になっている。原材料や成分は、実際どうなっているのか知りたい。

公式サイトを探したら、別のブランドのページに移ってしまった。今も買えるのか分からない。

ジャガーは、カナガンやモグニャンと同じレティシアンが扱うキャットフードです。

いまはデンマーク発のエッセンシャルというブランドの1品として売られていて、以前のジャガー専用サイトはエッセンシャルのサイトへ移るようになっています。

この記事では、エッセンシャルの商品ページとレティシアンの公式ページをもとに、ジャガーの中身と買い方を順に見ていきます。粒の形やきょうだい商品との違い、食いつきについての研究もあわせて取り上げました。

この記事でわかること

  • ジャガーは肉と魚を合わせた、全年齢用のグレインフリー。いまはエッセンシャルブランドの1品
  • 原材料の先頭は「肉類」「魚類」のまとめ書き。割合まで比べたいなら、先頭に%が付いたグランツと並べると見やすい
  • たんぱく質37%以上・脂質14.88%以上・100gあたり387.5kcal
  • 粒はリング形で直径約11mm。体重3kg前後なら1日40〜50gが目安
  • 値段は1袋(1.5kg)税込5,852円。定期コースなら合計金額に応じて安くなる
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【結論】ジャガーは肉と魚を合わせた全年齢用のグレインフリー

先に、ジャガーがどんなフードなのかをまとめます。

  • 中身:チキン・鴨・サーモン・マスを使ったドライフード。穀物は使っていない
  • 対象:全猫種・全年齢。原産国はイギリス
  • 原材料の表示:先頭は「肉類」「魚類」とまとめて書かれ、割合の数字は載っていない
  • 成分:たんぱく質37%以上、脂質14.88%以上、100gあたり387.5kcal
  • 値段:1.5kgで税込5,852円。1gあたり約3.9円

肉と魚の両方を使っていることと、ハーブや果物まで含めて原材料が40種類ほどと多いことが、ジャガーの大きな特徴です。

ここからは、その原材料欄をくわしく読んでいきます。

【原材料】ジャガーの原材料欄を1つずつ読む

袋の裏の原材料欄には、何がどんな順番で書かれているのでしょうか。エッセンシャルの商品ページに載っている原材料名を、そのまま見てみます。

ジャガーキャットフードの原材料名

肉類(チキン生肉、乾燥チキン、乾燥鴨肉、チキンレバー、鴨生肉)、魚類(生サーモン、生マス)、ジャガイモ、エンドウ豆、サツマイモ、乾燥卵、チキングレイビー、チキンオイル、アルファルファ、エンドウ豆繊維、サーモンオイル、フェンネル、マリーゴールド、カモミール、ペパーミント、フラクトオリゴ糖、アニス、フェヌグリーク、リンゴ、ニンジン、クランベリー、セイヨウタンポポ、海藻、カボチャパウダー、ローズマリー、ホウレンソウ、ビルベリー、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、銅、ヨウ素)、ビタミン類(E、C、A、B1、B2、D3)、メチオニン、タウリン、リジン、L-カルニチン、乳酸菌

先頭は「肉類」「魚類」のまとめ書き。割合は載っていない

原材料は、多く使っているものから順に書くのが基本です。ジャガーの1番目は「肉類」、2番目は「魚類」で、かっこの中に中身が並んでいます。

肉類はチキン生肉・乾燥チキン・乾燥鴨肉・チキンレバー・鴨生肉、魚類は生サーモンと生マス。鶏・鴨・サーモン・マスの4つが動物性の柱です。

ただし、それぞれが何%入っているかは、商品ページの原材料名には書かれていません。先頭の肉類が全体の何割なのかは、表示からは読み取れないということです。

以前のジャガー専用サイトでは「動物性原材料約80%」と紹介されていました。いまのエッセンシャルの商品ページには、この数字は出てきません。

グレインフリーでも、ジャガイモ・エンドウ豆・サツマイモが入る

ジャガーは穀物を使わないグレインフリーです。そのかわり、3〜5番目にジャガイモ・エンドウ豆・サツマイモが並び、エンドウ豆繊維も入っています。

保証成分から計算すると、炭水化物(たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分の残り)は約25%になります。保証成分は「以上」「以下」の値なので、あくまで目安です。

英国の研究チームが成猫に食べ物を選ばせた実験では、猫はたんぱく質・脂質・炭水化物のバランスを自分で取ろうとし、炭水化物には食べられる量の上限があるように振る舞いました(Hewson-Hughes ほか, 2011年)。

炭水化物の多いフードでは、上限に先に達して、たんぱく質や脂質が足りなくなる形になったとしています。グレインフリーかどうかだけでなく、イモや豆がどれくらい入るかも見ておくとよいでしょう。グレインフリー全体の考え方はグレインフリーの利点と注意点をまとめた記事で解説しています。

ハーブ・果物・野菜が20種類近く入っている

サーモンオイルのあとには、フェンネル・マリーゴールド・カモミール・ペパーミント・アニスなどのハーブ、リンゴ・クランベリー・ビルベリーなどの果物、ニンジン・ホウレンソウ・カボチャなどの野菜が続きます。

エッセンシャルは、ビルベリーやアサイーをスーパーフードとして紹介しています。ただ、アサイーは「原材料のこだわり」の欄には出てきますが、商品ページの原材料名の欄には見当たりません。気になる方は、レティシアンに問い合わせてみてください。

どれも原材料欄の後ろのほうに並ぶもので、量は多くありません。あなたが袋を比べるときも、まずは前半の並びに注目しましょう。

子猫用のリトルライオンには、原材料に割合が書かれている

同じエッセンシャルの子猫用「リトルライオン」は、原材料の並びがジャガーとよく似ています。たんぱく質・脂質・粗繊維・水分・カロリーの値も、ジャガーと同じです。

こちらの原材料名には、チキン&ダック61.4%、マス&サーモン9%のように割合が書かれています。ジャガーにも同じような数字が載っていれば、比べやすいところです。

私が最初に確かめるのは、1番目に書かれている原材料です。肉や魚より先に穀類が来る袋は、棚に戻します。

原材料の先頭を見て袋を選ぶ考え方は、避けたい原材料を実名で整理した記事と、買う前に表示で見ておく点をまとめた記事でもくわしく紹介しています。

粒はリング形で、直径約11mm・厚さ約4mm

ジャガーの粒は、真ん中に穴のあいたリング形です。大きさは直径約11mm、厚さ約4mmと公式に書かれています。

同じブランドのパンサーは円形で直径約10mm、リトルライオンは三つ葉型で直径約10mm。粒の形はロットによって多少変わることがある、とも注意書きがあります。

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ジャガーの成分と1日の給与量

次に、成分と1日に与える量の目安を見ていきます。あなたの猫の体重だと、1日に何gになるでしょうか。

項目ジャガーの値
たんぱく質37%以上
脂質14.88%以上
粗繊維5.25%以下
灰分10.13%以下
水分8%以下
エネルギー387.5kcal/100g
炭水化物(計算の目安)約25%

※エッセンシャルの商品ページの値。炭水化物は100から各成分を引いた計算値です。

たんぱく質は37%以上と高めです。マグネシウム・カルシウム・リンの値は、商品ページの成分欄には出ていません。あなたの猫に尿路の持病があるなら、販売元に数値を確かめておきましょう。

成猫は体重3kg前後で1日40〜50gが目安

  • 〜2.5kg:1日30〜40g
  • 2.5〜3.5kg:1日40〜50g
  • 3.5〜5kg:1日50〜55g
  • 5〜6.5kg:1日55〜60g
  • 6.5〜8kg:1日65〜70g
  • 8〜10kg:1日70〜80g

エッセンシャルの商品ページの目安で、1日2〜3回に分けて与えます。

子猫は月齢で量が変わり、2ヶ月までは1日25〜40g、10〜12ヶ月では80〜110gが目安です。

公式は、猫によって適切な量は大きく違うので、まず給与量の下限から始めて調節するよう勧めています。体重が増えすぎたり減りすぎたりしていないか、ときどき確かめましょう。

ジャガーはエッセンシャルブランドの1品になっている

ジャガーを売っているのは、どんなブランドなのでしょうか。いまの販売の形を整理します。

エッセンシャルは2013年にデンマークで生まれたブランド

エッセンシャルのよくある質問によると、ブランドはデンマーク発祥で、創業者のクリスチャン・デグナーが2013年に立ち上げました。いまは、ヨーロッパ各国やアジアの一部など30ヶ国以上で売られているそうです。

ジャガーの原産国はイギリスです。鶏と鴨には、英国の品質保証制度であるレッドトラクター認証を受けた原材料を使っていると紹介されています。

製造工場は、ヨーロッパのペットフード業界団体FEDIAFのガイドラインに沿っていて、製造ロットごとに原材料をさかのぼれる体制をとっている、とも説明されています。

エッセンシャルのキャットフードは3種類

エッセンシャルのドライのキャットフードは、ジャガーを含めて3種類あります。順位ではなく、表示の違いを並べました。

商品対象主な動物性原材料たんぱく質エネルギー1.5kgの値段
ジャガー全年齢肉類(鶏・鴨)、魚類(サーモン・マス)37%以上387.5kcal税込5,852円
リトルライオン子猫チキン&ダック61.4%、マス&サーモン9%37%以上387.5kcal税込5,852円
パンサー成猫〜魚介類66.2%(サーモン・タラ・ニシン・白身魚)40.5%以上377kcal税込6,358円

※エッセンシャルの商品ページより。

上の表は各社の公式サイトに書かれている表示をそのまま並べたもので、優劣を付けたものではありません。

グランツのように原材料の割合を公開しているフードとの違いは、グランツの割合入りの原材料欄を読んだ記事と見比べてください。

肉も魚も入った全年齢用がジャガー、魚だけで作った成猫用がパンサー、子猫用がリトルライオン、という分け方です。同じレティシアンのフードでは、白身魚が主役のモグニャンの記事もあわせてどうぞ。

ジャガーを食べないときと、切り替えの進め方

原材料がよさそうでも、猫が食べてくれるかは別の話です。食べないときは、どう考えればいいのでしょうか。

粒の形や食感が変わるだけで、食べなくなる猫もいる

ドライフードの食いつきについての総説では、粒の食感・大きさ・形、さらには温度までが、猫や犬の好みに影響するとまとめています(Le Guillas ほか, 2024年)。

粒の形や食感のわずかな違いでも、猫が新しいフードを受け入れるかどうかに大きく響くことがある、という研究者の指摘も紹介されています。

ペットは嫌な経験も覚えているため、いやな思いをしたあとのフードは避けることがある、とも書かれています。ジャガーを食べないのは、フードの良し悪しより、その猫の好みや慣れの問題かもしれません。

痩せていく子を看ていたころは、栄養の数字より、とにかく食べられるものを探していました。

公式の切り替え方は「7日間で25%ずつ」

公式の案内では、いまのフードにジャガーを少しずつ混ぜ、最低でも1週間ほどかけて替えていきます。

  • 1日目:ジャガー25%、いまのフード75%
  • 3日目:ジャガー50%
  • 5日目:ジャガー75%
  • 7日目:ジャガー100%

途中で便が一時的にやわらかくなる猫もいます。慎重な猫なら、7日よりも長くかけてかまいません。あわてず、猫のペースに合わせましょう。

ごはんは3匹ともケージで別々に出すので、新しいフードを残した子がいると、すぐに気づけます。

ジャガーの値段と定期コース

最後に、値段と買い方を確認します。毎月いくらかかるのか、気になる方も多いでしょう。

1.5kgで税込5,852円、1gあたり約3.9円

ジャガーの通常価格は、1.5kgの袋が税込5,852円(税抜5,320円)。1gあたりにすると約3.9円になります。

体重3kg前後の成猫に1日45g出すと、30日で約1.35kg。1袋で1ヶ月ほど持つ計算です。

定期コースは合計金額で10〜20%OFF

エッセンシャルの定期コースは、通常価格(1.5kg税抜5,320円)から、1回の合計金額によって割引が変わります。1袋だけなら10%OFFで税抜4,788円の計算です。

  • 税抜7,000円未満:10%OFF
  • 税抜7,000円以上:15%OFF
  • 税抜20,000円以上:20%OFF

回数の決まりはなく、いつでも解約・再開ができるとされています。解約は次回お届け日の7日前までに、電話・問い合わせフォーム・マイページで手続きします。初回には、フードスクープのプレゼントつき。

保存するときは、湿気と日差しの少ない場所を選んでください。開けた袋は口をきちんと閉じ、早めに食べきりましょう。未開封の賞味期限は製造から18ヶ月です(レティシアン公式)。

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ジャガーキャットフードでよくある質問

ジャガーについて、迷いやすい点を質問と答えの形にしました。

Q1. ジャガーは販売が終わったのですか?

終わっていません。いまはエッセンシャルブランドの1品として、エッセンシャルのサイトで売られています。以前のジャガー専用サイトにアクセスすると、エッセンシャルのサイトへ移ります。

Q2. 子猫や高齢の猫にも出せますか?

ジャガーは全猫種・全年齢用です。子猫には月齢ごとの給与量が示されています。子猫専用のフードがよければ、同じブランドのリトルライオンもあります。

Q3. マグネシウムの量は分かりますか?

エッセンシャルの商品ページの成分欄には、マグネシウム・カルシウム・リンの値が出ていません。尿路の病気で食事に気をつけている猫は、販売元のレティシアンへ問い合わせ、かかりつけの獣医師にも相談しましょう。

Q4. 動物性原材料は何%ですか?

以前のジャガー専用サイトでは「約80%」と紹介されていました。いまの商品ページの原材料名には割合の数字がなく、それぞれの量は表示からは分かりません。

まとめ:ジャガーは原材料の幅広さが特徴、割合は表示から読めない

ジャガーについて、覚えておきたいことを5つに整理しました。

この記事のまとめ

  • ジャガーはいま、エッセンシャルブランドの全年齢用キャットフード
  • 先頭は「肉類」「魚類」。鶏・鴨・サーモン・マスを使い、穀物は不使用
  • ジャガイモ・エンドウ豆・サツマイモが入り、炭水化物は計算で約25%
  • たんぱく質37%以上、387.5kcal。体重3kg前後で1日40〜50g
  • 通常価格は1袋税込5,852円。定期コースは回数の決まりなし

ジャガーは、肉と魚、ハーブや果物まで幅広く使ったフードです。割合まで知りたいときは、販売元に問い合わせるか、割合の載った袋と並べて比べてみてください。

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参考にした研究

  • Hewson-Hughes AK ほか. Geometric analysis of macronutrient selection in the adult domestic cat, Felis catus. J Exp Biol 214(Pt 6):1039-1051, 2011(PMID 21346132)
  • Le Guillas G ほか. Insights to Study, Understand and Manage Extruded Dry Pet Food Palatability. Animals 14(7):1095, 2024(PMC11010889)