多頭飼いの様子

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多頭飼いで猫も人も幸せになれるケージの使い方を解説【猫3匹と暮らす人】

「猫3匹と暮らす人」tonkoです。

「多頭飼いでケージを使おうか迷っている」

「もう1匹受け入れたいけどケージはあったほうがいいのかな」

「実際に多頭飼いしている人の活用方法を知りたい」

こんな悩みをお持ちの方も多いと思います。

今回は多頭飼い時のケージの使用方法について、経験をもとにしたおすすめの使用方法を紹介していきます。

私の経験をもとにしたケージの使用方法を参考にしてもらって、みなさんの幸せな猫くらしのサポーターになれれば幸いです。

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書いた人:tonko
tonko-猫3匹と暮らす人

多頭飼い時はケージがあったほうがいろいろと便利なことが多い

多頭飼い時にケージを活用する場面

  • 夜の睡眠時にケージを活用する
  • ごはんをあげるときにケージを活用する

多頭飼いだからと言って、必ずしもケージはなくても大丈夫です。もちろん1匹だとしてもです。

しかしケージがあれば生活をしやすくなるといった面もあります。

例えばこんな場合。

  • 親と同居している
  • ペット可のアパート住まい

これらの共通点は「音を立てにくい」です。

親と同居していると夜中に音を立ててしまうと結構響いたりします。特に下の階への響きはかなりの物です。

ペット可のアパート住まいにおいては、隣の部屋の人や上下の部屋の人とのトラブルは避けたいところです。そんな時に猫の足音で騒音問題に・・・。

こんな時に役立つケージの使い方は「夜はケージ内で寝てもらう」です。

またごはんをあげるときにもケージは活用できます。

ごはんをあげるときに遭遇する問題が、

  • 他の猫の分も食べてしまう
  • 食べた直後に吐き戻してしまう

このような問題に直面します。

こんな時に役立つケージの使い方は「ごはんはケージ内で食べさせる」です。

ケージの活用①:「夜はケージ内で別々で寝てもらう」

別々に寝てもらうメリット

  • 夜中に突然の運動会がなくなる
  • 下の部屋、周りの部屋への足音などが漏れる心配がない
  • どの猫の排泄物か判別できる

ケージを別々で寝てもらうメリットは、夜中に突然走り回ったりして、下の階の家族や周りの部屋があるアパートなどでも足音などの心配がなくなります。

私も実際に一緒に寝たことがありますが、夜中に突然踏まれたり、手でちょっかいを出されたりしてゆっくり寝れませんでした…。1匹だけなら違うかもしれませんが、多頭飼いの場合は夜の睡眠時はケージは必須と言えます。

排泄物の管理にも役に立ちます。

すべてのトイレを共同で使用していると、おしっこやうんちがどの猫の排泄物か分からなくなり、血尿や尿の量、色、あるいはうんちの量や色などによって病気の前兆があったのに気付くのが遅れてしまうなんてことも…。

このようにケージを使用することは役に立つメリットがたくさんあります。

ただしケージを使用する中での注意点もあります。

ケージ内で寝る時の注意点①:トイレと水はケージごとに用意する

ケージでの注意点は、部屋が区切られているため、それぞれのケージ内で最低限の猫の生活用品を用意しなければなりません。最低限の生活用品を用意しなければ、何もない部屋で閉じ込められていることになってしまいます。

必要な生活用品とは「猫トイレ」と「飲み水」です

この二つを必ず用意するようにしてあげてください。猫にとって水はとても大切なもので、不足すると病気の原因にもなってしまうため必ず用意するようにしてください。

猫トイレも同様です。我慢してしまうと病気に要因になったり、ストレスに繋がってしまうためケージごとに入れてあげてください。

もちろん寝るための布団やクッションなどの用意も忘れないようにしてください。

我が家ではケージに固定するタイプの水飲み器を使用

ケージ内で水を置いておくと、こぼしてしまうリスクがあるため、固定タイプの水飲み器がおすすめです。

固定タイプの水飲み器
固定タイプの水飲み器

我が家の場合も実際にいたずらでこぼしてしまうことがありました(気を引くためにわざとひっくり返した)。そこで固定式のタイプを探したらこの商品が出てきて、使ってみました。

使った感想は、「もう二度とこぼれない!」です…。

減ってきたら自動で給水してくれるのでとても助かっています。

ケージ内で寝るときの注意点②:温度管理にも注意が必要

ケージでの注意点には温度管理にも気を付けなければなりません。

ケージ内では自由に動ける範囲が狭いため、寒かったり暑かったりしたときに、避難する場所がありません。そのためケージが置いてある部屋全体の温度を、寒すぎず暑すぎずの温度に調整してあげてください。

我が家でも基本的にはエアコンを使って部屋の温度を調整をしています。

ケージの活用②「ごはんはケージ内で食べさせる」

ケージ内で食べさせるメリット

  • 食べる量が増えることを防げる
  • 食べる量が減ることを防げる
  • 食欲の変化に気付ける
  • 食後吐き戻しの範囲がケージ内
  • ケージに慣れて緊急時に役立つ

ケージ内でごはんを食べさせるメリットは、ほかの猫のごはんを食べてしまうことを防げるため、猫の体格に合ったあたえるごはんの量を管理することができます

食べすぎると肥満になったり、食べれなかった猫は栄養不足になったりするリスクを減らせます。

この方法で我が家の猫は、チョコとプリンが体重3.6kg前後、ミントが体重4.3kg前後をキープできています。

食べる量が管理できることによって、食欲の変化にも気付けます。食欲は病気や発情期など様々なことによって変化するため、その変化に早期に気付くことができ、健康管理をしやすくなります

またごはんとあげる行為と同時にやってくる問題「吐き戻し」についてもメリットがあります。

ケージ内で食べてもらうと、万が一吐き戻したとしても範囲がケージ内なので掃除の範囲を最小限にすることができます。そのほかにもどの猫が吐いたか分からなくなることも防いでくれます。

我が家では食後15分~30程度の間、ケージ内で様子を見ています。

どの猫が吐いたか分からないと、もう一度食べさせるときにどの猫にあげていいか分からないため、食べすぎや栄養不足となることがあり、体調の変化にも気付きにくくなります。

その他にもケージに慣れさせておくと病院へ連れていく時に捕まえやすくなったり、来客時などにも一時避難してもらったりすることができます。

我が家では病院に連れていくときにキャットウォークの上に逃げてしまって、捕まえるのに苦労したことがありましたが、ケージに慣れさせてからは、ごはんをあげてケージ内で捕まえることができるので、この方法は捕まえられない人にはおすすめの方法です。

ごはんをケージ内で食べさせるときの注意点は特にない

経験上、ごはんをケージ内で食べさせるときの注意点はありません。

あえて挙げるとすれば、複数のキャットフードを使っているので、同時に与えたときに種類を間違えてあげないことあたりでしょうか。10年以上暮らしている中で特別困ったこともありません。

注意点ではないですが、ごはんのお皿をひっくり返してしまう猫には、固定式のごはんの容器をおすすめします。

我が家ではチョコが気を引くためにひっくり返したりして、落としたり、トイレに入れたりすることがあったので、固定式の容器に変更しました。

固定式の容器は落とした時の音や気を引くためのいたずらを予防できる

固定式ならどの商品でもいいですが、我が家で使っているのはこの商品です。

固定式のごはんの容器
固定タイプのごはん容器